米国における日本産食品の輸入規制撤廃に関する知事コメント

掲載日: 2021年09月22日 /提供:福島県庁

米国における日本産食品の輸入規制撤廃に関する知事コメント(令和3年9月22日)

本日、農林水産省から、米国において、日本産食品に対する輸入規制が撤廃されたとの発表がありました。

米国の輸入規制につきましては、本年4月、菅総理大臣から直接バイデン大統領に「福島県産のコメを含む日本産食品のアメリカへの輸入停止措置」の撤廃を働き掛けていただきました。菅総理大臣は、今年3月に来県された際、「国が全面に立って福島復興の取組を行う」と決意を述べられ、今回、正にその言葉通り、復興を更に前へと進める大きな力となる輸入規制の撤廃がなされました。心から感謝を申し上げます。

また、野上農林水産大臣におかれましては、内閣官房副長官時代から本県の復興に携わっていただき、農林水産大臣就任時には、最初の現場訪問で福島県を訪れていただくなど、常に福島県に寄り添って御対応いただきました。このたびの規制撤廃に当たり、これまでの御尽力に改めて感謝を申し上げます。

今般の米国における規制撤廃により、震災後、55の国・地域で行われていた輸入規制は、14の国・地域にまで減少することとなりました。日本産農林水産物の重要な輸出相手国である米国の輸入規制撤廃は、他の規制実施国に影響を与え、本県の風評払拭を大きく後押しするものと考えております。

県といたしましては、引き続き、県産農林水産物の安全・安心を確保する取組を進めるとともに、国と連携しながら、科学的根拠に基づいた正確な情報や県産農林水産物、日本酒などの魅力に関する発信を強化し、更なる輸入規制撤廃に向けて全力で取り組んでまいります。

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