概要
一般社団法人ローカル・スタートアップ協会(東京都千代田区、代表理事:斎藤潤一、略称「LSA」)は、2026年5月28日(木)に新潟市・朱鷺メッセで開催する、食と農林水産業の研修型カンファレンス「ONE SUMMIT 2026 in 新潟」の探求会企画において、一般社団法人ベンチャー型事業承継(本部:東京都千代田区/代表理事:山野千枝)を迎え、新セッション「農業の挑戦を次の世代につなぐ ― アトツギは、守るだけでなく変える力になるのか」を実施いたします。
本探求会のテーマオーナーを務めるのは、同法人事務局長の山岸勇太氏(Marty)です。全国の若手後継者(アトツギ)コミュニティと、ONE SUMMITに集う食農スタートアップ・大企業・金融機関を同一会場で接続し、地方の食農産業における事業承継課題を議論します。当日は全国からゲスト100名以上が集結し、議論で終わらせない実装フェーズへ進めます。

背景:後継者不足と食農産業の構造課題
基幹的農業従事者は約116万人(農林水産省・2023年)、平均年齢68.7歳に達し、農林水産業の世代交代は待ったなしの局面にあります。中小企業全体でも後継者不在率は52.1%(帝国データバンク・2024年)に上り、廃業の連鎖は地域の食のサプライチェーン全体を毀損しかねません。
一方で、家業を継ぐ若手「アトツギ」は、既存の顧客基盤・設備・ブランドという創業時には得難い経営資源を有しており、ここに外部技術やスタートアップの機動力を掛け合わせる「ベンチャー型事業承継」は、新規創業より高い成功確率で地域に新産業を生む手法として、中小企業庁も研究会で取り上げる注目領域となっています。ONE SUMMITは、食農分野のスタートアップ・大企業・金融機関が一堂に会する数少ない場として、本セッションを通じて事業承継を起点としたオープンイノベーションを実装フェーズへと進めます。
ONE SUMMIT 2026 in 新潟 について

ONE SUMMITは、一般社団法人ローカル・スタートアップ協会が主催する、食と農林水産業の未来を「協創」する研修型カンファレンスです。宮崎・東京での開催を重ね、これまでに累計500名超の農業関係者・スタートアップ・企業・自治体・研究者が全国から参加してきました。今回は第4回として、「日本の縮図」とされる新潟を舞台に開催されます。
プログラム概要

農林水産物・食品輸出額1兆5,000億円(2024年度)から2030年目標5兆円、食料自給率38%(カロリーベース・2024年度)という国の成長戦略と構造課題を背景に、現場の実践者が「次の一手」を持ち寄るカンファレンスとして、本セッションを企画しています。
当日セッションで生まれるシナジー
知見の交差(クロッシング):
ベンチャー型事業承継が全国で蓄積してきたアトツギ支援の知見と、ONE SUMMITに集う食農スタートアップ・大企業の事業開発知見を、ディスカッションを通じて交差させます。
マルチステークホルダーの共創:
食農領域のアトツギ、スタートアップ経営者、大企業の事業開発責任者、地域金融機関、行政担当者が一堂に会し、立場を越えた対話から具体的な連携の起点をつくります。
実践事例の横展開:
事業承継を契機とした食農分野の新規事業ケーススタディを発信。メディア・自治体・支援機関へ広く共有し、全国の地域産業へ波及させます。
「ONE SUMMIT」主催 代表理事・斎藤 潤一 コメント

「『つくる人』と『食べる人』の分断が進む今、地域の農林水産業の持続可能性は待ったなしの局面にあります。この危機を突破する鍵は、新規創業だけでなく、地域にすでにある経営資源の『アップデート』にあります。 伝統ある家業を次世代のアトツギが承継し、スタートアップの機動力や大企業の資本と掛け合わせる。これこそが、100年先の食の風景をつくる確実なアプローチと考えます。 本カンファレンスの注目セッションとして、ベンチャー型事業承継の山岸氏をテーマオーナーに迎え、事業承継を起点としたオープンイノベーションを議論から『実装』のフェーズへと進めてまいります。」
テーマオーナー・一般社団法人ベンチャー型事業承継・山岸勇太氏(Marty) コメント

「アトツギの強みは、ゼロからではなく数十年積み上げられた経営資源の上に立てることです。食農領域は、まさにその資源が地域に分厚く眠っている産業であると考えています。ONE SUMMITが擁するスタートアップ・大企業との接続によって、家業を起点とした新規事業を全国で同時多発的に生み出したいです。」
今後の展望
「ONE SUMMIT 2026 in 新潟」のセッションのうち、「農業の挑戦を次の世代につなぐ ―― アトツギは、守るだけでなく変える力になるのか」のディスカッションを通じて顕在化した課題や、会場で生まれた共創の芽を起点に、地方の食農産業における事業承継のエコシステム構築と社会実装を強力に後押ししてまいります。
団体概要
■一般社団法人ローカル・スタートアップ協会(Local Startup Association / LSA)
農林水産省の「みどりの食料システム戦略」の実現を目指し、産学官金と地域を連携させて地域経済の創出を支援する非営利団体。「食と農の未来を耕す」をミッションに、起業家・実務家が学び合う場づくり、分野を越えた協創プロジェクトの創出、地域資源を活かした新産業の創出に取り組む。全国の実践者が集う「ONE SUMMIT」を中心に、出会いと議論の場を定期的に開催している。
HP:https://local-startup.jp/
■一般社団法人ベンチャー型事業承継
代表理事:山野 千枝
事務局長;山岸 勇太(Marty)
設立:2018年6月
所在地:東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田高木ビル7F
事業内容:中小企業の後継者(アトツギ)を対象とした事業開発支援、サポーター企業との協働、事例発信、研究・政策提言
URL:https://take-over.jp/about









