ジェイアール東海ホテルズ、アール・ブリュット作品を制服に取り入れ、多様性と地域社会の新しい価値を創出~日本ホテル協会「会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」で優秀賞を受賞~…

掲載日: 2026年04月23日 /提供:ジェイアール東海ホテルズ


アール?ブリュット作品を取り入れたコサージュスカーフやポケットチーフ

株式会社ジェイアール東海ホテルズ(本社 愛知県名古屋市・代表取締役社長 伊藤彰彦)は、日本ホテル協会「会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」において、アール?ブリュット(*)作品を制服に取り入れる多様性推進施策が高く評価され、優秀賞を受賞しました。
本取り組みは、「日本の観光産業と地域社会の発展に貢献する」という当社の経営理念を体現するものであり、地域とのつながりを深めるとともに、社員一人ひとりが多様性を自然に受け入れる意識改革を促すきっかけとなっています。
*「アール・ブリュット」とは、「生(き)の芸術」を意味するフランス語で、専門的な教育を受けていない人による芸術や
  表現の総称として用いられています。

アール・ブリュットの力で地域と多様性をつなぐ制服プロジェクト

ジェイアール東海ホテルズでは、創業30周年を機に、全ホテルにおいてスタッフが着用する制服を刷新するための委員会を2022年に発足。およそ2年の準備期間を経て2024年に実現しました。このプロジェクトでは、地域で活躍するアーティストのアール?ブリュット作品を一部制服アイテムに取り入れ、国内外のお客様に地域の魅力を伝える新しいコミュニケーションツールを作り上げました。女性スタッフが着用する「コサージュスカーフ」や男性スタッフの「ポケットチーフ」に、各ホテルごとに地元アーティストのアール・ブリュット作品を採用しています。
<アーティスト紹介>
・名古屋マリオットアソシアホテル:水上真歩さん
・名古屋JRゲートタワーホテル:伊山英吾さん
・ホテルアソシア静岡:大石理央さん
・ホテルアソシア高山リゾート:月音さん
・ホテルアソシア新横浜:荒井麻里子さん
・コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸:MAMEMIさん
・ホテルアソシア豊橋:杉山勇輔さん

水上真歩さんの作品       (名古屋マリオットアソシアホテル)

伊山英吾さんの作品       (名古屋JRゲートタワーホテル)

大石理央さんの作品          (ホテルアソシア静岡)


月音さんの作品          (ホテルアソシア高山リゾート)

荒井麻里子さんの作品         (ホテルアソシア新横浜)             

MAMEMIさんの作品 (コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸)



ホテルアソシア豊橋では、地元の福祉病院に勤めながら絵画制作に取り組む愛知県豊橋市在住の杉山勇輔さん(YUCHIKOのペンネームで活動)の作品が選定されました。
描かれた題材は、特徴的なドーム型屋根を持つ豊橋市公会堂とツツジの花。優しい水色と黄色を基調とした水彩画は、見る人にさわやかな印象を与えます。



実効性を重視した取り組みの工夫
プロジェクトを推進するにあたり、社員一人ひとりが「単なるデザイン変更」としてではなく、多様性の意義を深く理解し、その価値を自ら発信できるようにすることが重要な課題と認識し、この課題を解決するため、以下のような具体的な施策を講じました:
1. アーティストとの連携と収益還元の仕組み作り
 障がい者雇用やサポートに実績のあるグループ会社「株式会社ジェイアール東海ウェル」と連携し、 
 専門的な知見を活かしながら、アーティストへの適切な支援やプロジェクト運営体制を整えました。
 また、デザイン使用料の一部をアーティスト本人に還元する仕組みを構築し、支援の実効性を高め
 ています。
2. デザイン選定における社員参画
 デザインの選定においては、スタッフの意見を集約し決定する方式を採用。さらに、アーティストの 
 背景やストーリーを共有することで、スタッフがその意義を伝えることができる仕組みを整えまし
 た。これにより、地域の魅力を発信するとともに、お客様とスタッフのコミュニケーションを促進 
 し、さらには地域とアートのつながりを深めることにもつながっています。
3. 作品の着用による啓発活動
アール・ブリュット作品は期間を定めて、当社運営の全7ホテルにて着用され、多様性推進の象徴として機能しています。
(2026年の着用スケジュール)
・4月2日(木)~4月8日(水) :発達障害啓発週間
・9月21日(月)~10月24日(土):SDGs週間~アジパラ競技大会

本プロジェクトの取り組みは、スタッフの意識変革にも大きな影響を与えています。多様性を自然に受け止める姿勢が浸透し、新たな事象に対しても多様性やサステナブルな視点を持って行動を選択する文化が育まれています。このような変化は、ホテル業界における多様性推進の一つの好事例として位置付けられています。

制服から始まる地域アーティストとの新たな絆

本プロジェクトをきっかけに、新たな取り組みが次々と生まれています。


当社が運営するホテルアソシア新横浜では、制服プロジェクトから派生した企画として、2025年にアール・ブリュット作品を室内装飾に取り入れたコンセプトルームを期間限定で設置しました。このコンセプトルームでは、客室内だけでなくロビーやエレベーターホールにも作品を展示し、訪れるお客様に作品の魅力を感じてもらえる空間を提供しました。この取り組みは、地域アート文化を発信し、地域社会とのつながりを深めるきっかけとなりました。



さらに、今後の展開として、名古屋マリオットアソシアホテル内のギフトショップ「クロシェ」においても、水上真歩さん(名古屋マリオットアソシアホテル)と伊山英吾さん(名古屋JRゲートタワーホテル)のデザインによるコースターを販売予定です。
今後も、今回生まれた縁を生かしながら、さらなる作家とのコラボレーションを進めることで、地域アートの魅力を広げる活動を継続し、地域社会との結びつきの強化・地域文化の発展に貢献してまいります。





JR東海ホテルズ
ジェイアール東海ホテルズは、JR東海グループの一員として、東海道新幹線沿線を主な事業拠点に、それぞれの地域のニーズに応える多彩なホテルビジネスを展開しています。地域社会との連携を大切にしながら、時代の動向を見据えた柔軟な運営を通じて、「信頼」「安心」「安全」を基盤とした質の高いサービスを提供しています。
当社が運営するホテルは、「ラグジュアリーホテル」「リゾートホテル」「地域密着型シティーホテル」「宿泊特化型ホテル」など、多彩で洗練されたスタイルを展開しており、国内外から訪れるお客様に、観光やビジネス、そして特別なひとときを彩るおもてなしをお届けしています。また、全7ホテルが「Sakura Quality An ESG Practice」の4御衣黄ザクラ認証を取得しており、持続可能な観光の国際基準に準拠した地域社会への貢献や環境保全の取り組みが評価されています。
今後も、「日本の観光産業と地域社会の発展に貢献する」という経営理念のもと、地域の自然や文化を活かした新しい体験価値を創出し、持続可能な未来を目指して挑戦を続けてまいります。

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