株式会社日本政策金融公 庫
食に関する志向 「健康志向」が2半期連続で上昇
< 消費者動向調査(令和3年7月調査)>
日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、「消費者動向調査(令和3年7月調査)」を実施し、食に関する志向について調査しました。
調査結果のポイントは以下の通りです。
【食の志向】
○食に関する志向は、「健康志向」が最も高く、次いで「経済性志向」、「簡便化志向」の順となった。
○上位3つの志向である3大志向の動きは、「健康志向」(45.4%、前回比+4.0 ポイント)が2半期連続で上昇したほか、「経済性志向」(36.1%、前回比+0.6 ポイント)は横ばい、「簡便化志向」(35.0%、前回比▲2.3 ポイント)は低下の動きとなった。
○3大志向以外では、「美食志向」(14.7%、前回比+4.9 ポイント)が上昇し、「安全志向」(17.0%、前回比▲5.5 ポイント)、「手作り志向」(17.2%、前回比▲2.9ポイント)」は低下した。
【国産品かどうか気にかけるか】
○食料品を購入するときに国産品かどうかを気にかけるかについては、「気にかける」 (68.3%、前回比▲5.8 ポイント)が低下し、「気にかけない」(28.0%、前回比+6.4ポイント)は上昇した。
○輸入食品に対する安全面のイメージは「安全面に問題がある」(30.1%、前回比▲5.8ポイント)が低下し、「どちらともいえない」(67.1%、前回比+6.1 ポイント)は上昇した。
【国産食品の輸入食品に対する価格許容度】
○国産食品の輸入食品に対する価格許容度について、割高でも国産品を選ぶとする割合(54.1%、前回比▲4.8 ポイント)は、過半を維持するも低下の動きとなった。一方、「同等の価格なら国産品を選ぶ」 (28.9%、前回比+2.4 ポイント)及び「国産品へのこだわりがない」(17.0%、前回比+2.2 ポイント)は、いずれも上昇した。
■詳細は、添付のレポートをご参照ください。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_210921a.pdf