今年創業80周年の株式会社ダイヤ(本社:大阪市生野区新今里/代表取締役社長:多田俊介/以下ダイヤ) は、新しいブランド「D.baguette by parigot&DIA (ディー.バゲット byパリゴ&ダイヤ)」(以下D.baguette)を、リニューアル改装中の大丸梅田店地下1階東エリアの「カフェ&ベーカリー」ゾーンに4月20日(月)オープンします。
D.baguetteは、大阪府天王寺区上本町で「Boulangerie parigot(ブーランジュリー パリゴ)」を営む、安倍 竜三(あべ りゅうぞう)シェフとダイヤの熟練パン職人 仲西 功次(なかにし こうじ)率いるチームが、「小麦のうまみを最大限に引き出す本物のパン作り」を行い、提供します。毎日約30万人が行き交う、大阪の中心地「梅田」で、関西一のベーカリーを目指して始動します。

■バゲットと食パンをベースに約60商品 「いつもの日を豊かにする、小麦のうまみを楽しむパン」
安倍シェフは、フランス修行時代から「厳選小麦から生地を作り、長時間熟成・発酵させて焼き上げた」バゲットにこだわっています。炊き立てのごはんを食べるのと同じように小麦の甘みを口の中で感じてもらえるように作り上げています。そのバゲットの製法を食パン作りに取り入れ、厳選した国産小麦と直培養酵母種を使用して作った生地を長時間熟成・発酵させて焼き上げて小麦の香りと甘みを引き出しています。この「バゲット」と「食パン」のほか、「クロワッサン」と「デニッシュ」「ブリオッシュ」などを基本に、D.baguette風にアレンジした商品約60種類を展開予定です。

D.baguette トラディッショナル長時間熟成により、小麦本来の甘みが強く感じられるのが特徴です。国産やフランス産など、4種類の小麦および全粒粉を使用しています。
「トラディッショナル」はグルテン膜が薄いため、皮は薄く軽やかなパリパリとした食感に仕上がっています。一方、内層の生地は白く、もちもちとした食感が特徴です。

天白食パン「D.baguetteトラディッショナル」の製法を食パン作りに取り入れたオリジナルの食パンです。厳選した国産小麦を使用した生地を長時間熟成・発酵させて焼き上げ、小麦の香りと甘みを引き出しています。もっちりとしっとりした食感が特徴で、焼かずにそのまま食すことに適した食パンです。
主力の「D.baguette トラディッショナル」と「天白食パン」のほか、フランスA.O.P.バター(※)の香りが際立つクロワッサンは、一般的なクロワッサンよりも折り込み回数を少なくすることでバターの層が厚くなり、よりバターの香りが際立つ仕上がりとなっています。カスタードクリームのデニッシュは、北海道よつ葉バターを使用したデニッシュ生地に、くちどけのよいカスタードクリームを合わせたデニッシュです。また、シナモンのブリオッシュは、もち小麦を使用することで、もちもち感としっとり感のある生地を実現しています。北海道産バターを使用した生地に、自家配合のシナモンシュガーを巻き込んで焼き上げており、バターが溶け出して底面に染み込み、カリッとした質感とジュワッとした食感に仕上がっています。「いつもの日を豊かにするパン」として、地元大阪の人をはじめ、観光客や海外の人にも愛されるパンを提供していきます。
※A.O.Pバター= EUの厳格な審査をクリアし、特定の原産地と伝統製法が守られた、芳醇な香りとコクを誇る最高級発酵バター。




安倍竜三シェフ プロフィール15歳からパンの道へ入り、フランスのパン学校や研究機関で科学的・論理的な製法を習得。パリのバゲットコンクールで入賞するなど国内・海外で高く評価される。その技術は「小麦の味を最大限に引き出す」ことに特化しており、業界内でも圧倒的な支持を誇る。
大丸梅田店のバイヤーの方が何度も足を運んでくださり、「梅田の改装にあたって、どうしてもパリゴのような店が欲しい」と熱いラブコールをいただいたのが始まりでした。梅田という大阪の象徴的な場所で最高のクオリティを維持し続けるには、信頼できるパートナーが必要だと考え、私からダイヤ(クックハウス)さんとの共創を提案しました。以前から彼らのパンを食べて、その技術力の高さと「良いものを作ろう」という職人の誠実さを確信していたからです。 私のパン作りは、小麦本来の力を最大限に引き出すため、レシピは一見非常にシンプルです。低速で短時間ミキシングし、あとは自然の力に任せて低温でじっくり発酵させる。ダイヤの熟練職人たちが「これで本当にパンになるのか?」と驚くほどストレスをかけずに育てた生地は、焼き上がった瞬間に小麦の甘みが爆発します。 目指しているのは、特別な日のための「ご褒美」ではなく、毎日を少しリッチにする「日常の贅沢」です。手作りの温もりがあり、小麦の深い味わいが感じられるパンがあるだけで、生活の質は劇的に豊かになります。大阪のハブ拠点である梅田から、一人でも多くの方にその喜びを届けていきたいと考えています。

ダイヤ パン職人 仲西功次プロフィールダイヤ 商品開発部部長 入社41年目 、株式会社ダイヤが自社を位置付ける「変わらないおいしさ を届けるために、“毎日違う努力”を惜しまないプロフェッショナルチーム」、約30種類の生地を扱い、粉・酵母・温度・湿度に合わせて、毎日、製法を選び直し工程を省かず、手間を惜しまない職人の技を守り抜く責任者。
正直に申し上げて、最初は「無理だ」とお断りしました。1日7,000人の食卓を支える私たちの「効率よく安定して美味しいパンを」届けることに対し、安倍シェフの掲げる製法は、極限まで機械の力を削ぎ落とした「いじらない、自然に任せる」という真逆のものだったからです。 安倍シェフのレシピは、これまでの常識を覆すものでした。ミキサーから出した生地はドロドロで、職人歴30年以上の私でさえ「失敗ではないか」と目を疑うほど。しかし、時間をかけて丁寧に折りたたんでいくと、生地がまるで呼吸を始めたかのように力強く繋がっていく。パン作りは本来、自然の力を信じ、待つことなのだと、改めて教えられた瞬間でした。 安倍シェフのこだわりは生地だけに留まりません。フィリングも一つひとつ厨房で炊き上げるという「究極の手作り」です。これを私たちの安定した技術基盤といかに融合させるかという、かつてない挑戦を続けています。不安がないと言えば嘘になりますが、この歳になって新しいパン作りに向き合い、自分を追い込めることは職人として最大の喜びです。私たちが守ってきた「大阪の親しみやすさ」と本物の味わいが融合したとき、新たな進化を遂げると確信しています。
株式会社ダイヤ 企業概要
株式会社ダイヤは、今年創業80年の節目を迎えます。当社には、創業者の多田定男が提唱した「三味(さんみ)」の精神が今も深く根付いています。これは、見た目の美しさである「前味」、食べた瞬間の美味しさである「中味」、そして真心のこもった接客サービスを表す「後味」の三つを指し、現在も全スタッフがこの指針を共有し、日々の業務に励んでいます。伝統ある味を堅持しながら、三代目多田俊介のもとではIT化などの革新的な取り組みを推進。地域に根ざした「大阪のソウルフード」と「関西一のベーカリー」を目指して一歩ずつ着実に歩みを続けています。
■ メインブランド「クックハウス」:日常に寄り添うパン作り
当社の基幹ブランド「クックハウス」は、大阪や奈良の駅ナカ、および主要商業施設を中心に約25店舗を展開しています。私たちが一貫して追求しているのは「毎日食べても飽きないパン作り」です。 その象徴とも言えるのが、1日3,000個という販売数を誇る看板メニュー「ミルクパン」です。この商品は世代の垣根を越え、多くのお客様に愛され続けています。また、味覚に厳しい関西のお客様に常に新しい喜びを提供するため、毎月3~5種類に及ぶユニークな新商品を継続的に市場へ投入し続けている点も、クックハウスの大きな特徴です。
■ クックハウスが挑む!大阪土産の新たな挑戦「おかんパン」
現在、当社では人気の「ミルクパン」を大阪を代表するお土産へと昇華させるべく、「おかんパン」プロジェクトを展開しています。 大阪の活気ある雰囲気を感じていただくため、袋のパッケージには「大阪のおかん」が日常的に使用する言葉をあしらいました。中身であるミルクパンは、カスタードクリームを4層に織り込んだ手のひらサイズの菓子パンですが、その製造工程には一切の妥協がありません。繊細な層がつぶれないよう、生地のカットは熟練の職人が手切りで行うなど、小さなふわふわした食感の中にダイヤの技術が詰まっています。定番のミルク味と、本企画限定のチョコ味を合わせた6個セットとして、大阪の新たな顔としてのポジションを目指しています。
■ サンドイッチ専門店「ダイヤ製パン」:職人のこだわりと贅沢
百貨店のデパ地下を中心に約4店舗を構えるのが、サンドイッチ専門店の「ダイヤ製パン」です。昔から「サンドイッチのダイヤ」として皆様に愛されているこのブランドには、当社の職人魂が凝縮されています。 創業以来のレシピを厳格に守り続けている自家製マヨネーズの使用や、挟む具材の特性に合わせてパンの種類を使い分けるといった細部へのこだわりは、他にはない強みです。日常の食卓に彩りを添える、少し贅沢なサンドイッチとして、現在も多くの根強いファンに親しまれています。
■ 関西独自の食文化「明日のパン」への貢献
当社が長きにわたり支持されている背景には、関西特有の習慣である「明日のパン(翌日の朝ごはん)」需要に対する深い理解があります。 一般的にパンは時間が経つと食感が変化しますが、当社では翌朝に召し上がっても「しっとりとした美味しさ」が損なわれないよう、独自の工夫を凝らしています。さらに、常に鮮度の高い商品を提供するため、1日2便体制で工場から各店舗へ直送する物流インフラを整えています。この「鮮度への執着」こそが、お客様の信頼を支える基盤となっています。










