消えゆく郷土菓子を1日1万個製造、三河の伝統「いが饅頭」を守る老舗の挑戦

掲載日: 2026年02月25日 /提供:お亀堂

核家族化で薄れゆく春の風習を次世代へ――三色の米に願いを込めて




愛知県三河地方では、ひな祭りが近づくと必ず食卓に並ぶ和菓子があります。
その名は「いが饅頭」。
米粉の皮であんを包み、三色の米粒をのせたこの郷土菓子は、桃の節句に子どもの健やかな成長を願う三河独自の風習として受け継がれてきました。
しかし近年、核家族化や生活様式の変化により、家庭で郷土菓子を用意する機会は減少傾向にあります。
創業70年以上の老舗和菓子店・株式会社お亀堂(本社:愛知県豊橋市/代表取締役:森貴比古)は、この地域文化を未来へつなぐため、今年も「いが饅頭」の製造・販売を開始しました。
【三河だけに残る、桃の節句の文化】
「いが饅頭」は、あんこを米粉の生地で包み、蒸し上げた後に色付けしたもち米をのせた和菓子です。
その特徴的な三色の米は、春の訪れと子どもの成長を象徴しています。
?桃色…桃の花、魔除け
(ハート)黄色…菜の花、豊作祈願
?緑色…新芽、生命力
春の訪れと、子どもの健やかな成長を願う――
この菓子は単なる甘味ではなく、家族の祈りそのものです。
しかし現在、「いが饅頭」という名前すら知らない若い世代も増えています。
地域の“当たり前”が、静かに失われつつあります。



【ひな祭り当日は1日1万個】
お亀堂では、国内産最高品質の米粉を使用。
もちもちとした強い弾力と、米本来のやさしい甘みを引き出しています。
蒸し上げた後、三色の米をのせる工程はすべて手作業。
一つひとつ職人の手で仕上げられます。
3月3日のピーク時には、早朝から製造が続き、
1日1万個以上を製造販売します。
これは三河地方でも最大規模の供給量。
地域のひな祭り文化を支える数量です。
この1万個は、単なる販売実績ではありません。
“地域文化を守る量”でもあります。



【子どもたちへ受け継ぐために】
郷土文化継承の取り組みとして、地元の保育園・幼稚園へも提供。
子どもたちが「自分の町の味」を知る機会をつくっています。

代表取締役 森貴比古は次のように語ります。
「いが饅頭は、単なる和菓子ではありません。
三河の春そのものです。
地域の伝統は、続けなければ消えてしまう。
だからこそ、私たちは作り続けます。」



【春をうつした三色の和菓子】
桃の節句に欠かせない三河の風物詩。
春を告げる三色の米に込められた願いを、
ぜひご家庭で味わっていただければ幸いです。



・商品名:いが饅頭
 ・価格:価格 280円
・販売場所:東三河のお亀堂直営店各店

【会社概要】
株式会社お亀堂
所在地:愛知県豊橋市南小池町164
代表取締役:森貴比古
HP:https://okamedo.jp/
オンラインショップ:https://okamedo.jp/online-shop/
X:https://twitter.com/okamedo_jp
Instagram:https://www.instagram.com/okamedo_jp/

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