その他
21/07/26
No.82
生産拠点の最適化を進めます
キユーピー挙母工場 2023年を目途に、生産を終了
移管・集約による効率化とフレキシブルな対応力で“持続的成長”を加速
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:長南 収、以下キユーピー)は、2023年を目途に、挙母工場(愛知県豊田市/1958年設立)におけるすべての生産活動を終了します。挙母工場で生産する調味料は、泉佐野工場(大阪府泉佐野市)・神戸工場(兵庫県神戸市)他へ移管し、タマゴ素材品については、グループの生産拠点に移管する予定です。
キユーピーグループは、2021-2024年度の中期経営計画において、「持続的成長を実現する体質への転換」をテーマに掲げ、事業計画を進めています。その実現に向けた施策の一つとして、事業・カテゴリーの選択と集中、それに伴う国内の生産拠点の最適化を進めています。
1958年に設立した挙母工場は、現存するキユーピーの工場としては最も古く、老朽化が進んでいます。経年劣化に伴い、維持コストの面でも課題がありました。そこで、挙母工場で製造する調味料のうち、生産効率が求められる主力のマヨネーズ・ドレッシングについては神戸工場・五霞工場(茨城県猿島郡五霞町)へ、フレキシブルな対応力が求められる、多品種少量生産の商品については泉佐野工場・中河原工場(東京都府中市)へ移管します。また、液卵やゆで卵などのタマゴ素材品については、各エリアにおけるグループの生産拠点に移管し、生産効率を高めます。このような移管と集約によって、効率化とフレキシブルな対応力を一層強化し、“持続的成長”の実現をさらに加速させていきます。
すべての移管を2023年度中に完了し、挙母工場は生産拠点としての役目を終えますが、雇用についてはグループ拠点への異動を含め、その確保に努めます。工場跡地については、有効な活用方法を検討していきます。
キユーピーは今後も、市場の変化やお客さまのニーズをいち早く捉え、効率化とフレキシブルな対応力をもって、お客さまの期待に応えていきます。
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