【京都府京丹波町】「1,000人に1人が創業する町」京丹波町、京都府内創業率2年連続1位を達成

掲載日: 2025年12月23日 /提供:京丹波町

人口1,000人当たり創業者数が2年連続で1人を超えた府内唯一の町。まちの持つ価値観「チャレンジング」を掲げ、行政と商工会が連携した手厚い創業支援により、新たな挑戦が次々創出。

京都府京丹波町(町長:畠中 源一)は、京都府内における創業率で令和5年度、令和6年度の2年連続1位を達成しました。
さらに京丹波町は、人口1,000人当たりの創業者数が2年連続で1人を上回った京都府内で唯一の町です。
(以上出典、近畿経済産業局、認定創業支援等事業計画実績報告による)

参考:創業支援等事業計画について | 中小企業庁

この結果は、京丹波町がタウンプロモーションにおいて掲げる、町の持つ5つの価値観のひとつ「チャレンジング(挑戦を歓迎する)」を、着実に形にしてきた成果のひとつです。




まちの「チャレンジング」という価値観が支える創業の広がり
京丹波町では、「新しいことに挑戦する人を応援する」という姿勢を、理念にとどめることなく、制度や体制として具体化してきました。
京丹波町が令和5年度に制定した町のタウンプロモーション方針「GREEN GREEN KYOTAMBA」においても、町が大切にしている5つの価値観を「5Values」として定め、チャレンジングな姿勢を励行し、必要な補助制度を整備し、まちづくりに反映しています。

【参考】京丹波町タウンプロモーションサイト 「GREEN GREEN KYOTAMBA

創業は、一部の限られた人だけが行う特別なものではなく、地域の中で「やってみたい」と思った人が、実際に行動に移せる選択肢のひとつとして捉えられています。
こうした考え方のもとで積み重ねてきた取り組みが、結果として「1,000人に1人が創業する町」という数字につながっています。

京丹波町のタウンプロモーション方針「GREEN GREEN KYOTAMBA」


京丹波町が大切にしている5つの価値観をまとめた「5Values」。チャレンジングもその1つ。


行政自らが、枠を超えてチャレンジしてきた町
京丹波町が「チャレンジング」という価値観を掲げる背景には、
行政自体が、従来の行政の枠にとらわれず、さまざまな挑戦を積み重ねてきた実績があります。
分野や部署の垣根を越えたプロジェクトの立ち上げ、行政プロジェクトをNPOとしてスピンオフ、民間事業者、大学など外部プレイヤーとの連携による実証的な取り組み、さらには、既存の制度や前例にとらわれない新たな仕組みづくりにも取り組んできました。
また、企画段階から地域や事業者を巻き込み、「まずやってみる」「走りながら改善する」というアジャヤイルな姿勢で事業を進めてきたことも、京丹波町の特徴のひとつです。
行政が先行して挑戦する。
その姿勢を示し続けてきたからこそ、町民や事業者にとっても、挑戦が身近で現実的な選択肢となり、
創業や新たな取り組みが生まれやすい環境につながっています。
京丹波町の創業環境
京丹波町では、創業を志す人が安心して相談できるよう、行政と商工会が連携したワンストップ相談窓口を設けています。
また、創業の段階や事業内容に応じて、以下のような支援制度を運用しています。
- 創業者向けの独自補助金制度(地域ビジネス創出支援補助金) 初期投資や立ち上げ期の負担を軽減するための支援。創業者の初期投資に活用いただいてます。
- クラウドファンディング専門の補助金制度(クラウドファンディング活用支援補助金) 資金調達に加え、事業の認知拡大やファンづくりにもつなげる仕組みとして準備しています。
- 行政・商工会が連携した継続的な伴走支援 創業セミナーの開催や、創業前後も相談できる体制を整え、事業の継続・発展をサポート

これらの取り組みにより、
「相談できる」「挑戦できる」「続けられる」創業環境が町内に整えられています。

京丹波町、京丹波町商工会が毎年開催している「創業セミナー」の様子


「創業者を応援する町」という京丹波町の姿勢
京丹波町は、創業者を特別視するのではなく、
町の未来をともにつくる実践者の一人として捉えています。
- 初めての起業でも相談しやすい環境。
- 行政と商工会が一体となった支援体制。
- 挑戦が地域に共有され、次の挑戦につながる循環。

「1,000人に1人が創業する町」
そして、「チャレンジング」という価値観を大切にする町

京丹波町はこれからも、行政自らも挑戦を続けながら、創業者や挑戦する人の歩みに寄り添っていきます。

京丹波町では今後も、創業支援制度の充実や情報発信を通じて、「挑戦したい」と思った人が一歩を踏み出しやすい町づくりを進めていきます。挑戦が特別なものではなく、町の日常として根づいていく。
京丹波町は、これからもチャレンジする人を応援し続けます。





京都府京丹波町
京丹波町は、京都府中央部にあたる丹波高原の由良川水系上流部に位置。8割以上を森林が占め、雄大な大自然を誇ります。
農作物を瑞々しく育てる「丹波霧」や、旨味を閉じ込める昼夜の寒暖差など作物が美味しく実る条件に恵まれ、“丹波ブランド”で知られる特産品を育んできました。朝廷や幕府献上の歴史も持つ「京丹波栗」を筆頭に「黒豆」「丹波松茸」「京丹波しめじ」などいずれも滋味に溢れる力強さが特徴。様々な京野菜をはじめ京都随一の畜産酪農地帯でもあり、まさに京の美食文化を支える“食の宝庫”です。
2023年10月にタウンプロモーション方針を発表。「GREEN GREEN」をキーワードに「まち」の枠を超え、京都、日本全国、そして世界へと「想いでつながるコミュニティ」として広がっていくことを目指します。





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