トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、世界1200台限定の2025年モデル「新型 SPEED TRIPLE 1200 RX」を発表することをお伝えします。

- 世界限定1200台
- アグレッシブでスポーティな人間工学に基づいたライディングポジション
- 最新のオーリンズ・スマートEC3電子制御サスペンションとプレミアムオーリンズSD ECステアリングダンパーを採用し、電子制御を強化。
- 軽量チタンボディのアクラポビッチサイレンサーを標準装備
- カーボンファイバー製ボディワーク、RX専用グラフィック、印象的なトライアンフパフォーマンスイエローのペイントスキームによりスポーティなスタイリングに。
人間工学に基づき、よりアグレッシブでスポーティなライディングポジションを生み出す為に、徹底的にこだわった新型Speed Triple 1200 RXは、1月の新型Speed Triple 1200 RSの発表以来、最先端の電子制御テクノロジーを搭載し高いパフォーマンスを求めた“究極のSpeed Triple”といえるでしょう。
軽快で俊敏なハンドリングと高い速度域でも安定性を実現するオーリンズ製電子制御サスペンションは、オーリンズ製SD ECステアリングダンパーが装着されることで、より高い速度域での正確なコントロールを実現します。
標準装備されるアクラポビッチ製サイレンサーは、チタンのアウターラップと取り付けブラケット、カーボンファイバー エンドキャップ、エキゾーストバルブカバー、そしてレーザー加工されたAkrapovi?のロゴが目を引きます。また、エンボス加工のRXロゴがそなわる動きやすさと快適性の両方を向上させるパフォーマンスシートは、ライダーの動きを確かなものにします。

強く印象付ける独自のトライアンフパフォーマンスイエローとグラナイトのグラフィックスキーム、そしてホワイトのアクセントがRXの特徴の一つです。レースにインスパイアされたカーボンファイバー製のフロントマッドガードとタンクのボディワークがデザインの独自性を高め、リアホイールには更にアクセントとなるトライアンフパフォーマンスイエローが施されています。

カーボンファイバー製フロントマットガード
新型スピードトリプル1200RSと同様に、RXは比類ないトリプルパワーのトルクフルなエンジンフィールは勿論、ハンドリング、そしてライダーのテクニックとそれをサポートする多彩なテクノロジーが搭載されています。トライアンフの1160ccの三気筒エンジンは、183PS/10,750rpm、128Nm/8,750rpmを発揮し、どこからでもエキサイティングで高揚感をあおるフィーリングを持つ三気筒エンジンは、低回転域での力強いトルクと高回転域での鋭い加速性能を高次元で融合させ、公道でもサーキットでも卓越したパフォーマンスを発揮します。RSで初採用されたダイナミック・クランクシャフト・バランスの見直しにより、エンジンの滑らかさとどの回転領域でも扱いやすいエンジンフィールを実現しています。
ライダーにフォーカスした2025年モデルSpeed Triple 1200 RSの装備とテクノロジーのパッケージは、卓越したレベルの調整機能を提供します。オーリンズ製 新世代のSmartEC3セミアクティブサスペンションには、最先端のオーリンズ社 OBTi(Objective Based Tuning Interface)が搭載されており、減衰特性を調整しコーナリング中における車体のバランスを高い次元で安定させ、思った通りのハンドリングとコントロールを可能にします。
また、調整可能なフロント・ホイール・リフト・コントロール、エンジン・ブレーキ・コントロール、ブレーキ・スライド・アシスト、さらにフルアジャスタブル・クルーズコントロールも新たに装備されております。ブレンボ製Stylema(R)キャリパーとブレンボ製MCSスパン&レシオ アジャスタブルレバーは、過酷なライディングにおいても、強力な制動力と好みのブレーキフィールを提供します。

ブレンボ製MCSスパン&レシオ アジャスタブルレバー
タイヤは、ピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSP V3を装着。レーストラックでのパフォーマンスを発揮しつつ、公道でも安心したライディングフィールをもたらします。

ピレリ製のディアブロ スーパーコルサSP V3
ポール・ストラウド - トライアンフ モーターサイクル チーフ・コマーシャル・オフィサー
「新しいスピードトリプル1200 RXは、公道でもサーキットでも究極のライディング体験を提供します。新たに追加されたテクノロジー、プレミアムなディテール、ライディングに集中出来るポジションは、サーキット走行やスポーツ走行を愛するすべてのライダーを魅了するでしょう。世界中でわずか1200台しか販売されない希少性の高いモデルのため、乗っている事で間違いなく多くのライダーから一目置かれることでしょう。」
さらなる進化を遂げた圧倒的パフォーマンス
最高出力は183PS/10,750rpmで、先代スピードトリプルより3PS向上。トルクも向上し、128Nm/8,750rpmと、現行モデルより3Nm向上しただけでなく、回転域がわずかに低くなっています。
トライアンフのMoto2(TM)エンジン開発で得られた知見や専門知識を取り入れたSpeed Triple 1200 エンジンは、よりパワフルで耐久性が高く、コンパクトで軽量に設計されています。
新しいフリーフローエキゾーストシステムとコンパクトで軽量なアクラポビッチサイレンサーは、Speed Triple 12oo RXの特徴であるトリプルバークはそのままに、排気効率を高めます。
鋭敏なレスポンスと切れ味のある操縦性
革新的な「スプールバルブ」テクノロジーを採用し、より素早い調整と快適性の向上を実現した最先端のオーリンズ(R) SmartEC3セミアクティブテクノロジーは、調整された正確でダイナミックなハンドリングを提供します。
これには、サスペンションの減衰力特性を常時モニターして調整するオーリンズ製OBTi(Objective Based Tuning Interface)も搭載されています。コーナー手前でのブレーキング時に、コーナリング中や出口から加速するとき、それぞれの場面で適切なトラクションと出力を発揮するように減衰特性を調整します。ライダーは、TFTを通して幅広いセッティングメニューを活用し、自分好みやシチュエーションに合わせてパフォーマンスにカスタマイズすることができます。
Speed Triple 1200 RXは、次のレベルの精度とコントロールを実現するため、電子調整式ステアリングダンパー、オーリンズ製SD ECも装備しています。オーリンズ製SmartEC3サスペンションとシームレスにバランスを取り合い、あらゆる状況下においてスムーズで安定したハンドリングを実現します。ブレンボ製スタイルマキャリパーは、ブレンボ製MCSレバーと組み合わされ、類い稀な制動性能とカスタマイズ可能なブレーキフィールを実現します。
クリップオンにより、ハンドリングに注力する仕様でありながら、トップヨークは美しく加工され、レーザー加工により“Speed Triple 1200 RX”のロゴが刻まれています。また、ステアリングダンパーの追加に合わせてロアヨークがアップデートされ、このコンポーネントの仕上げは洗練された控えめなブラックトーンに変更。ゴールドのオーリンズ製フォークとのコントラストを生み出しています。ハンドル位置は、2025 Speed Triple 1200 RSよりも69mm低く、52mm前方に位置します。

刷新されたロゴ入りトップヨークのデザイン
存在感際立つアグレッシブデザイン
シャープなラインと目的意識を持ったスタンスで、Speed Triple 1200は印象的でハンサムなシルエットを持ち、芸術のようなタンクとミニマルなリアエンドのバランスにより、スピーディな印象と力強さを両立しています。
30年にわたるSpeed TripleのデザインDNAを受け継いだニューモデルは、特徴的なツインヘッドライトと片側スイングアームはそのままに、バイクのモダンでアグレッシブなスタイリングと本格的なパフォーマンス性能を強化しています。
アルミニウム製ツインスパーフレームと軽量化された新型ホイールは、ジャイロフォースを低減してターンインが速くなり、敏捷性が向上。
電子制御サスペンションを採用したSpeed Tripleの総重量は、燃料込みでわずか199kgと、このクラスで最も軽量なバイクのひとつです。これに貢献しているのが、Speed Tripleのリチウムイオンバッテリーで、従来のバッテリーよりも大幅に軽量化されています。
バーエンドミラーから丹念に造形されたスイングアームに至るまで、細部へのこだわり、ビルドクオリティ、全体的な仕上げは、業界でも注目のレベルです。
ライダーにフォーカスしたテクノロジー
2025年のアップデートではライダー自身により、ライディングモードとは独立して調整できる新しいパフォーマンス・エレクトロニクスが複数導入されました。
新しいフロントホール・リフトコントロール・システムは、6軸慣性計測ユニット(IMU)からの入力を受けバイクのピッチを決定するもので、ライダー自身で4段階の調整が可能です。
エンジンブレーキ・コントロールはライダーの好みに応じてカスタマイズが可能。スロットル・マップを補完し、ライダーは自分のライディング・スタイルやコンディションに合わせてエンジンフィーリングを調整できます。
ブレーキスライド・アシストはトラック・モードでのみ使用可能で、サーキット走行用にフロント・ホイールのスリップとリア・ホイールのリフトを許容しながらABSの動作を最適化します。これによりサーキット走行でのパフォーマンスを最大化しつつ、煩わしさを最小限に抑えるとともに、不測の事態に備えるセーフティネットとして機能します。※100%の安全を保障するものではありません
更に5つの異なるライディングモード(Rain、Road、Sport、Track、Rider)や、オプティマイズド・コーナリングABS、切り替え可能なオプティマイズド・コーナリング・トラクションコントロール、トライアンフ・シフトアシストによるクイックシフターが標準装備されたスピードトリプルは、あらゆるコンディションでパフォーマンスと安全性を最大限に引き出す先進機能を多彩に備えています。
5インチフルカラーTFTディスプレイのインターフェイスを通じて、すべての主要情報に瞬時にアクセスできます。これは、直感的な5ウェイジョイスティックとバックライトスイッチで操作可能です。標準装備のMy Triumphコネクティビティシステムは、ターンバイターンナビゲーション、電話や音楽のコントロールを可能にします。
長時間の走行にも対応するフルアジャスタブル・クルーズコントロールも装備され、急ブレーキや急減速の際にブレーキランプを早い間隔で点滅させ、他の道路利用者に注意を促す「緊急減速警告」機能も新たに搭載されています。
さらにはイグニッション、ステアリングロック、燃料キャップがキーレスで操作できます。より安全性を高めるため、ボタンを1回押すだけでワイヤレス機能を無効にすることができます。
価格とカラー


新型SPEED TRIPLE 1200 RXは全国のトライアンフ正規販売店にて、2025年6月中旬から販売開始の予定です。




詳しくはトライアンフ公式サイト
https://www.triumphmotorcycles.jp/
または、お近くのトライアンフ正規販売店におたずねください
https://www.triumphmotorcycles.jp/dealers/dealer-search
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トライアンフについて
・ 1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えました。トライアンフ モーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和したアイコニックなバイクを生産し続けています。
・ トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2023年度の生産台数は84,824台*以上、世界に約800店舗のディーラー網を展開しています(*自社調べ)。
・ 当社のこだわり、革新性、そしてエンジニアリングにかける情熱が、魅力的なSpeed Triple 1200 RR、Tiger Sport 660、Trident 660、大陸横断用の新型Tiger 1200とTiger 900、世界をリードするRocket 3 RとGT、ハイパフォーマンスが特徴の新型Street Triple 765、象徴的なScrambler 1200、そして2021年にアップデートされた伝説的なBonnevilleファミリー(T100、T120、Speedmaster、 Bobber、Thruxton RS、Speed Twin 900、Speed Twin 1200、Scrambler 900、scrambler 1200)、そして魅力的なクロームコレクションなど 幅広いラインナップのバイクを生み出しました。
・ トライアンフは現在、世界中に約3,000人の従業員を擁し、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイに子会社を、さらに独立系ディストリビューターのネットワークを有しています。さらにレスターシャー州ヒンクレーとタイに製造工場を構え、ブラジルとインドにもCKD工場を保有しています。
・ Bonnevilleは、Triumphが1956年に米国・ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで記録した最高速を記念して名づけられました。このバイクは、イギリス製スーパーバイクのルーツであり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性で往年の名バイカーたちに選ばれ、数々のレースで勝利を収めてきました。近年の新型Bonnevilleファミリーは、性能、能力、スタイルがさらに向上し、ハンドリング、個性、象徴的なルックス、そしてライダーを重視した最新テクノロジーが、真のモダンクラシックとして選ばれています。
・ Triumphには輝かしいレースの歴史があり、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野でレースに参戦し、勝利を収めてきました。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代のヨーロッパとアメリカにおけるロードとサーキットの制覇、そして近年のレースでは、2014年と2015年のトライアンフの675cc 3気筒エンジンによるスーパースポーツタイトルの獲得やワールドスーパースポーツのレース、2014年と2019年にはゲイリー・ジョンソンとピーター・ヒックマンがマン島スーパースポーツTTで優勝し、2023年にはTriumph STR765を駆ってピーター・ヒックマンが平均時速130マイルを超え、2022年にはStreet Triple 765を駆ってブランドン・パシュが伝説のデイトナ200のラストラップでスリリングな勝利を収めるなど、偉業を成し遂げてきました。
・ 2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2(TM)世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いています。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給。
Moto2(TM)初年度の2020年シーズンでは史上初となる最高時速300km/hを記録したのを含め、11個の歴代ラップレコードを更新、15レースで7人の優勝者を輩出しました。
このような素晴らしい成功、ライダーやチームのフィードバックやパートナーシップ、そして世界中のTriumphファンからの素晴らしい反響を受けて、TriumphとDornaは2021年に提携を延長、2022年から2024年までさらに3年間のレース契約を結ぶことを決定しました。
2022~2024年、Triumphの765cc三気筒エンジンは、これまでに73回のレース記録とラップ記録を達成、21人のライダーがMoto2(TM)レースで優勝。2023年イタリアGPの予選では、チェレスティーノ・ヴィエッティとダレン・ビンダーがMoto2(TM)史上最高となる最高速度301.6km/hを記録しました。Triumphの765cc三気筒エンジンは、100万kmを超えるレースを走り抜き、エンジンの卓越した性能と信頼性を証明してきました。
・ トライアンフのレース活動は2022年に、ファクトリーサポートのレースチームであるDynavolt Triumphが世界スーパースポーツ選手権に参戦し、ワールドスーパーバイクのパドックに復帰することでさらに強化されます。
・ 2021年、Triumphはモトクロスとエンデューロの世界へ参入し、モトクロスとエンデューロの両シリーズでトップレベルのチャンピオンシップレースに参戦することを発表しました。
・ 2022年、Triumphは、屈指の経験と成功を収めているチームオーナー、ティエリー・チザット-スゾーニ氏とのパートナーシップを発表しました。チザット-スゾーニ氏は、2024年のMX2クラスにTriumphの新型250cc 4ストロークMXバイク2台を投入し、2025年には450cc MXGPクラスへの参戦を追加する予定です。
また、チーム代表のボビー・ヒューイット、チームマネージャーのスティーブン・スクーバ・ウェストフォールとともに、2024年のスーパーモトクロス世界選手権には新型Triumph 250cc 4ストロークMXバイクを投入します。スーパーモトクロス世界選手権は、モンスターエナジースーパークロス世界選手権とプロモトクロス選手権から構成され、シーズン最終戦はスーパーモトクロスが3戦開催されます。2025年シーズン、Triumphはスーパーモトクロスワールドチャンピオンシップに450ccの新型バイクを追加投入する予定です。
・ 2023年、Triumphは「24時間バイクで走った最長距離(個人)」のギネス世界記録(TM)を正式に獲得しました。工場から出荷された標準仕様のTiger 1200 GT Explorerを駆り、5度のエンデューロ世界チャンピオンかつ、Triumphグローバルアンバサダーでもあるイバン・セルバンテスがイタリアのナルドテクニカルセンターにあるハイスピードリングで、24時間で4012kmを走りきり、これまでの記録3406kmに600km以上の大差をつけました。
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