【日本酒を、メキシコへ】株式会社Encounter Japanは、輸出酒類卸売業免許取得を通じて中南米向け酒類輸出事業の更なる拡大に着手

更新日: 2025年04月02日 /提供:Encounter Japan

株式会社Encounter Japanは、輸出酒類卸売業免許の取得を機に、メキシコ合衆国を中心とした中南米地域での日本酒卸売事業の更なる拡大を通じて日本産酒類の認知度向上を目指します。


創業当初より取引させて頂いており、メキシコ最大の航空会社「アエロメヒコ航空」向けにも当社経由で販売している盛川酒造・榎酒造(広島県呉市)の日本酒等と、メキシコ合衆国が誇る世界遺産の街 グアナファト市内の風景

株式会社Encounter Japan(本社:兵庫県神戸市)は兵庫県神戸税務署より2024年6月に輸出酒類卸売業免許を取得。また2025年3月下旬にメキシコ現地子会社を通じて酒類輸入許可を獲得したことを契機に、日本酒を中心とした日本産酒類輸出入を一気通関で取り組み、更なる事業の拡大に努めてまいります。
◆輸出酒類卸売業免許取得に関する背景
当社は2016年にメキシコ合衆国に現地拠点を開設し、幅広い分野の事業に着手して参りました。これまでは日本国内の商社やメキシコ現地のインポーターを通じて日本酒をメキシコ合衆国へ調達し、メキシコを代表する航空会社であるアエロメヒコ航空やハイアットリージェンシー等への卸販売に加えて、メキシコ現地で当社が経営する和食店を通じた商品提供に取り組んできました。

日本国内での輸出酒類卸売業免許の取得に加えて、メキシコ国内で酒類の輸入免許を獲得したことで商社やインポーターを介すことなく、直接酒蔵や生産者より日本酒を仕入れ、ワンストップで商品の調達・提供が可能となりました。一気通関の商流を通じて、現地で商品の販売・提供する日本酒の価格競争力向上が見込まれます。




◆メキシコ合衆国内で勤務する当社の日本酒ソムリエおよび日本人シェフとの連携を通じて日本酒の拡販に取り組む
Encounter Japanはメキシコ合衆国 グアナファト州・ケレタロ州にて3店舗の和食店を経営しており、メキシコ人の中間層以上の顧客を中心に合計7,000人程度の顧客が毎月訪れています。2025年4月時点で日本人の和食料理人が4名在籍しており、メキシコ人の趣向を意識しながらもオーセンティックな和食の提供に努めています。

当社が運営する和食店「GOEN FUJITAYA」でオペレーション・マネージャーを務めるミラン・アレクボスキは日本酒ソムリエの資格を保有しており、2024年には日本へ渡航し、茨城県や広島県の酒蔵を訪問。現地顧客のニーズを意識しながら、メキシコ市場向けに最適な日本酒の選定を行いました。

総料理長の坂本と日本酒ソムリエ資格を有するミラン

株式会社武勇(茨城県結城市)へ訪問し、ミランが同社商品のメキシコ市場向け調達について協議

既存の卸売販売先である航空会社や高級ホテル向けの販売に加え、今後は社内外の店舗・施設等において日本酒と和食のペアリングディナー、日本酒に関するワークショップ等を実施してメキシコ市場における日本酒の認知度向上および販路拡大に臨みます。

ガストロノミー分野を専攻するメキシコ人の大学生に対して日本酒に関するワークショップを行うミラン

メキシコ合衆国内の直営店では、日本酒と日本食のペアリングイベントを定期的に開催している


今後は既存取引先である盛川酒造(広島県呉市)および榎酒造(広島県呉市)の日本酒に加えて、茨城県の複数の酒蔵との取引開始に向けて準備を進めており、メキシコ現地の趣向等に鑑み、ウイスキーや焼酎等の調達についても進めていく予定です。
◆Encounter Japanの中南米地域における日本産酒類の輸出事業の展望
近年、日本国内では高齢化や人口減少、嗜好の変化等によって日本酒の需要は減少傾向にあるものの、国外では日本食人気が高まり、日本酒への関心は年々高まっています。日本酒の輸出額の約半数は米国と中国が占めているものの、2023年には中国が東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出を理由に、日本産水産物の輸入を禁止する等して大きなダメージを受けた業界も少なくなく、日本からの産品輸出事業は相手国の政治や経済情勢に大きく左右されるため、輸出先国や地域の多角化を図ることが重要であると考えています。

メキシコ合衆国を主な拠点とする当社では、日本酒の卸売業に関して弊社が保有する直営店での販売や現在販売を行っている取引先に加えて、リゾート地カンクン市内の現地有力ホテルや首都メキシコシティ市内の飲食店グループ等への卸売販売にも着手し事業の拡大を目指します。

世界的なリゾート都市 キンタナ・ロー州カンクン市内のホテルゾーン/ 首都メキシコシティや日系企業が拠点を構える中央高原地域バヒオ地区等に加えて、世界的なリゾート都市「カンクン」などのエリアにおいても、日本酒をはじめとした日本産酒類や食品等のマーケットが広がります。


また当社では2023年にコロンビア共和国で「Encounter Japan Colombia S.A.S」を設立し、2024年には首都ボゴタ市内にて和食店「七 ~NANA~」を開業致しました。コロンビア共和国における日本食需要・気運の高まりは目を見張るものがあります。一方で、未だ現地で手に入る日本食材や日本酒のバラエティは豊富でないことから、中長期的にコロンビア市場においても日本産食材や日本酒の販売に取り組むべく準備を進めて参ります。


2024年6月に開業したボゴタ市内では初の「おまかせスタイル」で寿司を提供する「七 ~NANA~」オープン時の写真

◆関係者よりコメント
■株式会社Encounter Japan
代表取締役社長 西側 赳史

メキシコ合衆国は人口1億2,000万人を超える巨大市場です。またメキシコ料理は2010年に「ユネスコの無形文化遺産」に登録されており、豊かな食文化がある国であるため、国民の多くが「食」に対する興味・関心が強く、いわゆる「舌が肥えた」中間層以上のメキシコ人が各都市に顕在しています。

初めて当社がメキシコ合衆国で和食店を立ち上げた2016年と比較すると、現在のメキシコにおける日本食市場は大きく変化、成長しました。今日では、おまかせスタイルの寿司屋は首都メキシコシティのみならず各地方都市でも多く見受けられ、日本食レストランは活況を見せています。

私自身、創業当初は日本酒に対する知識や知見も乏しかったものの、この10年間で様々な酒蔵に訪れ、経営者や杜氏の皆様、蔵人の方々とお話をさせて頂く機会に恵まれました。

日本酒は、遠い昔から日本の文化と深く結びついて、人と共に歩んできたものといえます。日本の大切な文化でありかけがえの無い資産です。この文化を守り続ける酒造りの関係者の皆様にとって、メキシコ合衆国やラテンアメリカ地域が「希望」となれるよう、社員一同、事業の拡大に向けて努力して参ります。また日本酒のおいしさ、魅力、奥深さをラテンアメリカ地域の皆様に対して伝えていくことで、ラテンアメリカと日本の文化的な繋がりや関係性の向上にも寄与したいと考えております。

「GOEN FUJITAYA」オペレーションマネージャー ミラン・アレクボスキ

中南米への日本酒輸出事業は、大きなビジネスチャンスです。
この度の輸出・輸入免許の取得は、Encounter Japanにとって重要な一歩となるでしょう。

中南米の日本酒市場はまだ発展途上であり、私たち自身もこの事業を通じて、日本酒の種類や製造方法、気候の影響などについて新たに学ぶことが多くあります。また、日本酒をはじめとする日本製品の輸入を活発に進めることで、中南米の人々に日本文化をより身近に感じてもらうことができると考えています。

Encounter Japanが手掛ける日本食レストランでは、今後も積極的に日本酒のワークショップやペアリングイベントを開催して参ります。将来的には、より本格的な日本酒の試飲会を実施し、多様な日本酒を味わいながら、教育的な要素を取り入れることで日本酒への理解を深めながらより多くの人々にその魅力を知ってもらえる機会を提供していきたいと考えています。
◆Encounter Japanについて

20-30代のメンバーが中心となって、日本人のみならずメキシコ人をはじめとした多国籍の社員が在籍しています。

「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」ことを理念に「食」と「広告・コンサルティング」の分野で事業に取り組む日系企業です。日本本社、メキシコ合衆国・コロンビア共和国の子会社を合わせると約120名の従業員が日々切磋琢磨しながら勤務しています。

「食」の事業においては、メキシコ合衆国・コロンビア共和国において合計4店舗の和食店を運営する他、日本食産品や日本酒の輸入・卸売業を展開しています。「広告・コンサルティング」の領域では、日系企業および日本の政府機関向けに広告代理店業務・制作会社としてのサービス提供に加えて、メキシコ合衆国を中心としたラテンアメリカ域内における市場調査や進出支援を手がけています。また2025年1月より、ラテンアメリカ域内の富裕層をターゲットとした訪日旅行事業「Encounter Japan Travel」に着手しております。

引き続きラテンアメリカ域内および日本市場において、既存事業の成長・拡大に加えて積極的な新店舗展開・新規事業にも取り組んでまいります。
<本社住所>
〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区
代表取締役社長 西側赳史
Website: https://encounter-japan.com
メールアドレス:info@encounter-japan.com

<在メキシコ子会社住所>
グアナファト支社: Campanero #5, zona centro GUANAJUATO, GTO. CP: 36000
メキシコシティ支社: Av. Revolucion 719 #606 Nonoalco Benito Juarez, CDMX
グアナファト州レオン支店: Avenida Paseo del Moral 52, Leon C.P 37160

<在コロンビア子会社住所>
ボゴタ支社: Cl. 65 #4a-54 Local 2, Chapinero, Bogota, Cundinamarca

bnr_500_tanomu.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域