ひと口で壱岐島を感じる料理。フレンチレストラン『彼は誰(かわたれ)』2025年3月15日(土)オープン

掲載日: 2025年03月06日 /提供:LIGHTHOUSE設計

フレンチレストラン「彼は誰」は福岡から1時間、玄界灘に浮かぶ壱岐島の自然を感じる特別な料理をご提供致します。レストランには1組限定の宿泊施設を併設。


レストラン内観 壱岐の美しい海を臨む

壱岐島を拠点に活動するLIGHTHOUSE設計株式会社(本社:長崎県壱岐市 代表取締役:篠崎竜大)は、フレンチレストラン『彼は誰(かわたれ)』を2025年3月15日(土)にオープンいたします。口にした瞬間、その食材の姿や育った環境を想像する時間、凛とした空間から眺める美しい海は、訪れる方に壱岐島の魅力を感じさせる特別な体験を提供いたします。
EAT THE ISLAND _壱岐島の食の記憶のインタビューブック
壱岐島は四方を海に囲まれ、季節ごとに多様な魚や貝類が獲れるだけでなく、平坦な地形を活かして米や野菜の栽培が盛んです。この自然の恵みを日々享受しながらも、私たちはレストラン「彼は誰」を始めるにあたり「この島の食は本当に『豊か』と言えるのだろうか」と考えるようになりました。観光客や来島者からは、「壱岐は食べ物が何でもそろっていて豊かだよね」という声をよく耳にしますが、私たちにとっては、目の前にある食材や環境はあまりにも「当たり前」の存在でした。食の好みが人それぞれにあるように、豊かさも様々な面から捉えることができます。食材の量、質、種類の多様性、背景にある文化や食体験。一体、食の豊かさをどのように定義できるのでしょうか。「彼は誰」の構想を具体的に形にしていくうえで、そんな疑問が湧いてきました。
そこで私たちは、食材そのもののリサーチを進めながら、壱岐の地域の方々、特に60代から80代の方々にインタビューを行い食にまつわる記憶を聞くことにしました。過去に遡り、彼らの記憶の中にある食の風景に「食の豊かさ」についての手がかりがあるのではないかとの思いから始めた試みです。話を伺っていると、食の記憶がその人自身の物語と深く結びついていることに気づかされます。一人ひとりに受け継ぐべき物語がある。インタビューをする中で得たこの確信は、壱岐という島の可能性を物語っているようにも感じています。

制作したインタビューブック


レストラン「彼は誰」では、現代性を取り入れた「壱岐の新しい食」を創り上げることを目指しています。その「新しさ」とは、単に時代の先端を追い求めるなかで生まれるものだけではありません。壱岐の食の過去とのつながりのなかから再発見し、掬い上げ、形にしていくことこそ、私たちが目指す「新しい食」の在り方です。食の豊かさを食材の種類や量で定義するだけでなく、記憶のなかにある食の風景から再発見することで「彼は誰」の料理の中で表現します。



【EAT THE ISLAND】 春のコース
世界有数の漁場玄界灘で獲れる春の魚介類をふんだんに使った全13品のコース料理。わずか半径10kmの範囲で得られる多様な食材を主役に大胆さと繊細さをバランスよく仕立てました。島の貴重な食材と身近な食材を織り交ぜ、懐かしく新しい、心踊る時間を提供します。

宝石の原石 壱岐の鯵

鯵のカルパッチョ 壱岐野菜や果物で春の香りとともに

壱岐で昔から良く採れる鯵。生食から焼き揚げ物、干物など様々な調理ができる食材。繊細で磨けば磨くほど光る宝石の原石のよう。朝取れの鯵を丁寧に下処理し塩とビネガーでマリネ、付け合わせにトマトを撹拌し濾過したクリアなスープをシートやソースに、春らしく桜のフレーバーで香り付けし、壱岐の春を感じる一皿に。

貴重な壱岐牛の豊かな味わいが広がるメインディッシュ

壱岐牛ミスジの炭火焼き、長崎黄金と壱岐島の山菜を添えて

壱岐島の潮風を受け海のミネラルをたっぷり含んだ牧草を食べたて育った牛の肉質はとても柔らかく、牛一頭から2キロほどしか取れない貴重な部位「ミスジ」。壱岐だからこそ入る貴重な部位を炭焼きで。春に採れる地元の山菜、長崎黄金のフリットを付け合わせに。

新鮮な壱岐の苺をふんだんに

苺のショートケーキ、飴細工に閉じ込めて

壱岐の温暖な気候で育つ甘くて美味しい苺。採れたての鮮度良く香り高い「ゆめのか」を飴細工で包み、バラやライチの香りを隠し味に華やかに仕立てました。

【EAT THE ISLAND】 春のコース 概要
期間:2025年3月15日~5月31日
料金:1名様 16,500円(税・サービス料込)
予約:公式サイトにて3日前まで受付
席数:カウンター7席、個室1室(8席)
営業時間:金・土曜日 夜のおまかせコース18時30分開始 
     日・月曜日 昼のおまかせコース13時開始


彼は誰 シェフ 辻 信太郎
プロフィール
1980年 長崎県壱岐市生まれ。
高校卒業後、福岡にて和食を経験、23歳の時に上京、レストランオオハラ、ブルギニヨン、ボンシュマン、カンテサンスにてフランス料理の修業を重ね、名だたる有名シェフから薫陶を受ける。レストランサクラ料理長、都ホテル博多総料理長を経験し、『彼は誰』のシェフを務める。
「都市で働く中で自ずと気づいた壱岐島の資源や食材の上質さ。20年間で培った技術を生かし、壱岐島の食の魅力を広く伝え、このレストランが島の次の世代に希望を与えられるよう努めていきます」


シェフ 辻 信太郎


HOTEL 「彼は誰」_美しい砂浜を一望する客室
レストランに隣接して1組様限定の客室をご用意。まわりを気にせずご家族、ご友人だけのプライベートな時間をお過ごしいただけます。ダブルベッド2台が備わったゆとりのあるベッドルーム。静かなコバルトブルーの海、一面真っ白な波で覆われた海、さまざまな壱岐の海を間近に感じられるリビングルーム。刻一刻と変化する海の表情、潮の香り、繰り返す波の音。ここでは静かに時間が過ぎていきます。

ベッドルーム


リビングルーム 眼下には美しい砂浜が広がる

バスルーム


今日だけの特別な朝
彼は誰時(かわたれどき)とは1日のうち明け方のまだ薄暗くはっきりものの見分けがつかない時間帯を指します。彼は誰時を過ぎると、水平線からはゆっくりと朝日が昇ります。この場所のもっとも美しい瞬間です。「彼は誰」は朝が旅のハイライト。朝食は宿泊の1組様に、シェフが心をこめて島のお米や季節野菜でご用意します。健康な島の朝をお楽しみください。
レストランが休業日の火・水・木曜日にも、ゆったりとくつろげる素泊まりプランをご利用いただけます。部屋から見える美しい海と共にこの島の豊かな時間をお過ごしください。


客室から臨む朝の風景

シェフ特製の和朝食(1泊2食付プラン)

HOTEL 「彼は誰」 概要
料金:1泊2食付プラン 1名様 38,500円(税込)
金・土曜日 夜のおまかせコース/ご朝食
HOTELチェックイン後、18時30分コース開始、翌朝はレストランにて朝食をご提供します
日・月曜日 昼のおまかせコース/ご朝食
13時00分コース開始、お食事のあとHOTELチェックインとなります。翌朝はレストランにて朝食をご提供します

料金:素泊まりプラン 1名様 16,500円(税込)
(営業)火・水・木曜日 ※大人1名様につき、10歳未満のお子様1名の添い寝は無料です

定員:1~4名
(3名様~エキストラベッドを準備可能です)
面積:56m2

??フレンチレストラン「彼は誰」

レストラン個室

レストランから臨む島の海

『彼は誰』の建物は、時代と共に不要となり、長期間廃墟として放置されていた公共施設です。以前は「老人憩いの家」として高齢者の人々のレクリエーションや教養の場として使われていました。『彼は誰』はこの建物をリノベーションし活用しています。時間が経って古くなった部分と、新しく手を入れた部分が均衡し、この場所の風景と等価となる空間を提供します。

所在地:811-5301 長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦648-2
アクセス:博多港から高速船で約1時間
     唐津港からフェリーで約1時間45分
     長崎空港から約30分
お問合せ:Mail  info@kawatare.jp  Tel 070-9328-4466
公式WEBサイト:https://kawatare.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/kawatare.iki/

??運営会社概要
「地方に憧れる時代をつくる」をビジョンに掲げ、建築設計事務所として壱岐島を拠点に様々なプロジェクトを手がける。また、地域固有の文化や歴史を大切にしながら、まちの新しい日常をつくることを目的に、空き家や移住、子どもたちの環境づくりなど幅広く活動している。
社名:LIGHTHOUSE設計株式会社
所在地:811-5301 長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦2-4
代表取締役:篠崎 竜大
WEBサイト:https://lighth.jp/

bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域