使用するのは、タケノコが伸びて商品価値のなくなった「幼竹」。甘めの九州出汁醤油と山椒を使ったピリ辛メンマの2種類です。

開発の経緯
■ 日本の放置竹林問題
放置竹林とは、管理されず生えるがままになった竹林のこと。
かつては建築・農漁業用資材として需要が高く、広く植栽・定期的に伐採されていた竹林ですが、プラスチックなど代替材の誕生や安価な輸入タケノコが増えるなど、時代の変化に伴い需要が減少。少子高齢化で管理する担い手不足も減り、放置竹林が各地で広がっています。
竹は、一般の樹木に比べて根を張る深さが浅いため、土砂災害や土壌崩壊が起こる危険性が高く、また、成長速度が速いため背の低い多くの植物の成長を阻害するなど動植物への影響も甚大。どう管理するか全国で問題に。鹿児島県出水市でも同様でした。
■ 竹林を生かしたタケノコづくり
「そんな状況を食い止めたい」。地域の里山が荒れないよう、鹿児島県出水市を中心に循環・持続・発展を軸に、竹林環境を守る取り組みを取り組みを行うのが、今回のメンマを製造・販売する事業者「シンタク」です。
小中学校の同級生で結成し、それぞれの名前の一部を取って名付けた「シンタク」。
間伐材した竹林を竹チップや竹炭にして、それらを竹林に返すことで微生物の活性を促した「たけのこ」作りに取り組み、たけのことして収穫が間に合わず大きく育った幼竹を使って商品化したものが今回の返礼品です。
市場に出回るメンマの大半は外国産で国産はわずか。環境だけでなく、安心安全な健康への優しさもお届けします。

「シンタク」

放置竹林(写真はイメージ)
返礼品紹介
■ 出汁醤油 味
九州ならではの甘味のある出汁醤油がしみこんだ旨味たっぷりの味付け。クセが少なく、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。
ラーメンのトッピングはもちろん、炊き込みご飯の具として活用したり、豆腐にのせたり、多彩なアレンジ調理も楽しめます。


■ 四川山椒 味
山椒の風味とピリッとした辛さがクセになる味付け。出汁醤油味と同様、メンマ特有のクセが少なく、シャキシャキ食感を楽しめます。
そのまま食べても、おつまみやもう一品にもぴったり。パスタの具材として活用したり、サラダに混ぜたり、アレンジ自在に様々な料理でお楽しみいただけます。


返礼品概要
出汁醤油味、ピリ辛山椒味の単品に加え、両方が楽しめるセットもご用意。お好みの味をお選びください。
■ 出汁醤油 味(単品)
容量:100g×1袋
寄附金額:3,000円
賞味期限:製造から180日
受付ポータルサイト:https://item.rakuten.co.jp/f462080-izumi/i1064/
■ 四川山椒 味(単品)
容量:100g×1袋
寄附金額:3,000円
賞味期限:製造から180日
受付ポータルサイト:https://item.rakuten.co.jp/f462080-izumi/i1065/
■ 出汁醤油・四川山椒 セット
容量:計200g(各100g×1袋)
寄附金額:6,000円
賞味期限:製造から180日
受付ポータルサイト:https://item.rakuten.co.jp/f462080-izumi/i1066/
出水市について

飛び立つツル

八坂神社
鹿児島県北西部の八代海に面し、広大な平野、海、山と豊かな自然に囲まれた温暖でおだやかな出水市。毎年一万羽を超えるツルが渡来し、渡来地はラムサール条約湿地に登録され、国の特別天然記念物にも指定されています。
江戸時代に要衝の地として薩摩藩最大の外城が置かれた「出水麓武家屋敷群」や日本一大きな鈴がつり下がる「箱崎八幡神社」、高さ4.15mのお地蔵様がある「八坂神社」なども有する、往時の面影が今も残る「ツルと歴史のまち」です。