生産・流通・消費の協同で創る持続可能な水産業 シンポジウム「水産未来2025」3月3日(月)

更新日: 2025年02月10日 /提供:パルシステム生活協同組合連合会

未来の水産創る「連携」とは

パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)は3月3日(月)13時から、海運クラブ(千代田区)で開催されるシンポジウム「水産未来2025~未来を創る連携とヒント~」に、産直提携産地の恩納村漁業協同組合(沖縄県国頭郡、金城治樹代表理事組合長)とともに登壇します。2025年国際協同組合年に、生産と消費をつなぐ生協、漁協の両協同組合が、流通の機能発揮により水産業の持続可能性に貢献できることを考えます。

「ウミとヒトとのポジティブな関係性」を考える
株式会社UMITO Partners(東京都千代田区、村上春二代表)と株式会社水産経済新聞社(東京都港区、安成就三代表取締役社長)の共催で開催されるシンポジウムは、今年で3回目を迎えます。
気候変動などによる海洋環境の変化や漁獲量の減少、担い手不足が進むなか、海洋環境の悪化は社会経済に重要な影響を及ぼすとの認識が広がっています。漁場管理により環境保全に貢献してきた漁業のありかたが再評価され、金融機関や企業による対策も進んでいます。
シンポジウムでは、これらの課題や事例を参加者に伝え、登壇者とともに多様な組織の連携による解決のヒントを考えます。
パルシステムと恩納村漁協は、生産と消費の連携による流通の成長をテーマに、パネルディスカッションに登壇します。もずく商品の売り上げの一部を活用した、サンゴの養殖・植え付けなど里海の環境保全により、構築してきた関係性や経済的成長を紹介します。
漁業、経済、地域社会の協同による「ウミとヒトのポジティブな関係性」と、環境回復型漁業の実現による持続可能な成長への道筋を探ります。




「水産未来2025 ~未来を創る連携とヒント~」開催概要
【日時】 2025年3月3日(月)13:30~18:30
第一部:13:30~ ディスカッション(対面+オンライン)※メディア公開
第二部:17:00~ 交流会(対面)※メディア非公開
【場所】 海運クラブ 2Fホール(東京都千代田区平河町2丁目6-4 海運ビル)
【共催】 株式会社UMITO Partners、株式会社水産経済新聞社
【後援】 水産庁、JF全漁連、公益社団法人全国漁港漁場協会、一般社団法人大日本水産会
【協力】 全国漁青連
【参加費】第ー部無料、第二部11,000円(税込、飲食費込)
【企画詳細】 ▼水産未来2025~未来を創る連携とヒント~
https://umitopartners.com/2025/01/suisan-mirai-2025/
漁業者・地域・消費者との協同による「水産産直」
パルシステムは2009年、水産方針を策定し、海の環境保全や国内水産業再生を目的に水産業・漁業者と連携して水産の産直を進めてきました。現在、全国に15カ所ある水産産直提携産地には、利用者が定期的に訪問し、漁業者たちとの交流を図っています。産地の魅力に触れ、地域が抱える課題を目の当たりにすることで、同じ「生活者」として結びつきを深めています。
2024年4月からは、漁業者の減少や魚食離れ、気候変動による海洋環境への影響など、水産業を取り巻く課題に対し、食べて応援する「お魚食べよう」アクションを呼びかけています。漁業者と消費者との協同による魚食推進の貢献が評価され、11月には大日本水産会主催の「令和6年水産功績者」表彰式で「魚食普及貢献者」として表彰を受けました。

パルシステムはこれからも、全国漁業者と利用者との協同の力を発揮して、持続可能な水産業を目指し、魚食文化を大切にしていきます。



▼パルシステム「お魚食べよう」アクション
https://www.pal-system.co.jp/koeteku/sakana/


2024年3月開催の恩納村漁協との交流ツアーは16組40人が参加

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/


2025年は国際協同組合年です


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