三洋貿易、果物・野菜の鮮度を最大2倍に保つシール「StixFresh」の販売開始

更新日: 2025年02月07日 /提供:三洋貿易

~全世界で問題視されているフードロスの減少に貢献~

三洋貿易株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新谷正伸、以下「三洋貿易」)は2025年1月に米国のスタートアップ企業であるRyp Labs(ライプラブス)(本社:米国ワシントン州、代表取締役CEO:Moody Soliman、以下Ryp Labs)と販売代理店契約を締結し、シールを貼るだけで果物・野菜の鮮度保持期間を最大2倍まで保つことができるシールタイプの「StixFresh(TM)(スティックスフレッシュ)」の販売を開始します。

各サンプル、同環境同日数経過。上半はStixFreshを貼付したイチゴ 下半は貼付しなかった通常品

かねてより世界では多くの食料が無駄になっていると言われており、その損失額は2.6兆ドルにのぼり*、農家からの出荷時、卸売や小売、消費者の購入後と、サプライチェーン全体でロスが発生しています。

Ryp Labsは植物のもつ有害な環境条件から自らの身を守るため生成する揮発性化合物を分析し、空気中でカビの病原体と戦ったり、農産物の免疫システムを刺激する成分を突き止め、天然由来成分100%の製品開発に成功しました。その製品を塗布したシールがStixFreshです。果物・野菜を貯蔵する巨大な冷蔵庫などの設備投資やコーティング剤を塗布する必要がなく、果物・野菜やパッケージに貼付あるいは段ボールに同封することで、鮮度保持期間を最大2倍まで延長することができ、農家や卸売業、小売業などあらゆる場面でご利用いただけます。今後は、日本のみならず東南アジアでの販売も視野に入れています。

2015年に国連サミットでSDGs目標12「つくる責任 つかう責任」が採択され、2030年までにフードロスを50%削減することがターゲットとされています。三洋貿易ではRyp Labsの提供するStixFreshなどの製品を通じて、果物の鮮度保持によるフードロス削減に大きく貢献できると確信しており、今後も持続可能な社会の実現に向けて社会の課題を解決してまいります。
■イベント出展のご案内
2025年2月25日(火)~27日(木)にインテックス大阪で開催される「フードテック Week」に出展します。
三洋貿易ブースにぜひお立ち寄りください。(ブース番号3‐11)
https://www.foodtechjapan.jp/ftw/ja-jp.html


| 商品情報



【ご参考】
■イチゴの効果検証
StixFreshを貼付した容器と比較。貼付していない容器と比べ35%長くイチゴのカビの発生を遅らせた。



■製品写真





| Ryp Labsについて
2017年設立。米国発のアグリテック・スタートアップ企業です。同社は、植物が自身を保護するために生成する揮発性化合物に着目し、これを活用した独自のシール「StixFresh(TM)」を開発しました。このシールを果物に貼ることで、果物の周囲に保護層を形成し腐敗を防ぎ、保存期間を最大で2倍に延ばすことができます。
この技術により、農家や生産者、流通業者、小売店、そして消費者に至るまで、サプライチェーン全体での食品廃棄物の削減に貢献し、安心・安全かつ持続可能な方法でフードロス問題に取り組んでいます。
<Ryp Labs社公式HP>
https://www.stixfresh.com/


| 三洋貿易について
1947年設立。ファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で市場ニーズの高い製品とサービスの輸出入および販売を手掛けるニッチトップ専門商社です。「Quest for Next = よりよい未来(最適解)を探求する」をスローガンに、高付加価値商品と技術サービスの提供を通じて、世の中の課題解決に貢献し、人と地球の笑顔をつくることを目指します。
<三洋貿易コーポレートサイト>
https://www.sanyo-trading.co.jp/



以上

出典:井出 留美(2022年6月)「食品ロスの伝道師として」、独立行政法人 農畜産業振興機構

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