【仕事の疲れをペットのワンちゃんが癒してくれる瞬間ランキング】男女448人アンケート調査

掲載日: 2025年02月03日 /提供:エミリス

仕事の疲れを犬が癒してくれる瞬間に関する意識調査

株式会社 エミリス(大阪府東大阪市、代表取締役:馬場 栄和)は、犬を飼っている448人を対象に「仕事の疲れを犬が癒してくれる瞬間に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

あなたは「仕事の疲れをペットのワンちゃんが癒してくれる」と感じたことはありますか?「愛犬家なら当然だよ」と答える飼い主さんも多いかもしれません。

では癒される瞬間とは、具体的にどんなときなのでしょうか。

そこで今回、株式会社エミリス( https://emiris.net/ )は、犬を飼っている448人に「仕事の疲れを犬が癒してくれる瞬間」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、一般社団法人愛玩動物健康管理協会( https://caha.or.jp/ )代表理事の望月紗貴氏よりご考察いただいております。

※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社エミリス」の公式サイトURL( https://emiris.net/ )へのリンク設置をお願い致します。


【調査概要】
調査対象:犬を飼っている方
調査期間:2024年10月21日~11月7日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:448人(女性288人/男性160人)
回答者の年代:10代 0.7%/20代 21.0%/30代 36.7%/40代 22.8%/50代 15.2%/60代以上 3.6%


【調査結果サマリー】
・ペットのワンちゃんで仕事の疲れが癒やされる人は98.4%
・ペットのワンちゃんが仕事の疲れを癒してくれる瞬間1位は「帰宅時の出迎え」
・ペットのワンちゃんに癒やされることで仕事のモチベーションが上がる人は87.1%
・仕事で疲れているときに大変と感じるワンちゃんのお世話は「散歩に行く」


ペットのワンちゃんで仕事の疲れが癒やされる人は98.4%



ワンちゃんを飼っている448人に「仕事の疲れがペットのワンちゃんで癒やされることはありますか」と聞いたところ、「よくある」「たまにある」が合わせて98.4%でした。大多数の飼い主さんが、ワンちゃんに癒されているとわかります。

そもそもワンちゃんを飼っているならワンちゃんや動物が好きなはずなので、癒しにつながるのも納得です。

またワンちゃんと触れ合ったり見つめ合ったりすることで、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンや「安心ホルモン」と言われるセロトニンが分泌されると知られています。ワンちゃんとの触れ合いが癒しの力をもつからこそ、病院や福祉施設などで「ドッグセラピー」が実施されているのですね。


ペットのワンちゃんが仕事の疲れを癒してくれる瞬間1位は「帰宅時の出迎え」



ペットのワンちゃんが仕事の疲れを癒してくれる瞬間の圧倒的1位は「帰宅時の出迎え(53.6%)」でした。2位「そばに寄ってくる(20.5%)」、3位「甘えてくる(8.9%)」が続きます。

「出迎え」「寄ってくる」「甘えられる」など、ワンちゃんから信頼され必要とされていると感じたときに癒される飼い主さんが多いとわかります。ストレートに飼い主への信頼や「飼い主と遊べて嬉しいよ」という感情を見せてくれるワンちゃんは、飼い主さんにとっての癒しですよね。

また寝顔など、ワンちゃんの表情を見て癒されている飼い主さんも多くなっています。

<1位 帰宅時の出迎え>
・仕事から帰って来た際、家族よりも盛大にお出迎えをしてくれる姿を見たとき(20代 女性)
・残業で疲れて帰って来たら、玄関で座って待っていてくれたとき(30代 女性)
・打ち合わせ帰りでイライラしながら帰宅すると、真っ先に迎えに来てくれたとき。玄関先でストレスはなくなる(50代 男性)

ワンちゃんは大好きな飼い主さんの帰宅をお出迎えしてくれることも多いです。

ワンちゃんによっては玄関で帰宅をずっと待っていたり、飼い主さんが帰ってきたことがわかると玄関にダッシュで駆けつけることも。なかには「妻や子どもよりも嬉しそうに迎えてくれる」「犬しか出迎えに来ない」といった声もありました。

自分の姿を見たことでテンションが上がるワンちゃんを見ていると、自然に笑顔になってしまう飼い主さんも多いと想像できます。ワンちゃんの出迎えによって、仕事の疲れやストレスが吹き飛ぶという飼い主さんもいます。

<2位 そばに寄ってくる>
・ソファに座っていて、膝の上に犬が乗ってきたとき(20代 男性)
・疲れてぼーっとしていると、心配そうな顔をして寄り添ってくれる(30代 女性)
・家にいる時は、いつも側に寄り添ってくれるから(40代 男性)

とくに仕事で嫌なことがあったときや疲れているときに、そっと寄り添ってもらうことで癒されるという飼い主さんが多くなりました。

不思議なことにワンちゃんは飼い主の気持ちや体調を理解し、心配そうに顔を覗き込んだり寄り添ってくれたりすることがあります。そのため「疲れているときや落ち込んでいるときは、いつも愛犬がそばにいてくれる」というコメントも複数ありました。

<3位 甘えてくる>
・安心しきって甘えてくる姿を見たとき(30代 女性)
・足元にまとわりついて甘えてくるとき(40代 男性)
・座っていると、近づいてきて頭を下げて「かまって」とか「なでで」と甘えてくる(50代 女性)

人の膝にあごを乗せたり、お腹を見せてきたり、クンクンと鳴いたりする仕草に癒されている飼い主さんも多数。

ワンちゃんが甘えてくるのは、「かまってほしい」といった気持ちの表れです。飼い主の前で安心していることの証でもあるので、飼い主さんとしては「ワンちゃんに信頼されている」という喜びを感じられる瞬間でもあります。

<4位 ワンちゃんが寝ているとき>
・仕事中にペットカメラを確認し、ソファで大の字になって寝ているのを見たとき。ふふっと笑ってしまって癒されます(20代 女性)
・仕事から帰宅して、リビングで犬たちが気持ちよく寝ている様子を見たとき。スイッチがオンからオフに切り替わり、犬たちによって優しい気持ちにさせてもらえる(40代 男性)
・可愛い寝顔を眺めているとき(50代 女性)

ワンちゃんが安心しきった様子で寝ている姿を見ると、可愛くて癒されるという飼い主さんも多数。
ワンちゃんの寝顔を見ながらリラックスし、仕事モードからプライベートモードに切り替えている飼い主さんもいるとわかりました。

似た回答として、「くつろいでいる姿が可愛い」「眠たそうな顔が可愛い」というコメントもありました。SNSなどでも、愛犬が寝ている様子を投稿している人が多いですよね。

<5位 触れ合っているとき>
・帰ってきたあと、ベッドで寝転がって、愛犬を抱きしめたとき(30代 女性)
・ソファで一緒に座って、愛犬を触っているとき(40代 男性)
・スキンシップしてると和む(50代 女性)

セラピードッグが活躍しているように、ワンちゃんとと触れ合うと癒されます。ワンちゃんと触れ合うことで匂いを感じることもあるので、「匂いに癒される」という声もありました。

またスキンシップはワンちゃんと飼い主さんの繋がりを育むものでもあります。


ペットのワンちゃんに癒やされることで仕事のモチベーションが上がる人は87.1%



ワンちゃんに癒されることで仕事のモチベーションが上がるか聞いたところ、「とても上がる」「少し上がる」が合わせて87.1%となりました。

ワンちゃんに癒される飼い主さんは98.4%だったのに対して、仕事のモチベーションにつながる飼い主さんはやや少なくなりました。「仕事は仕事なので、仕事のモチベまでは上がらない」などの回答が寄せられています。

一方「においをかいだりしぐさを見たりすると、愛犬のために頑張ろう!と思います」というコメントもありました。全体的には、愛犬に癒されることで仕事を頑張ろうと思える人が多くなっています。愛犬の笑顔を見るために働くという人もいて、愛犬にいい環境や食べ物を提供するために頑張る人もいるとわかりました。

なお「下がる」という飼い主さんは、リラックスしすぎて仕事へのモチベーションが下がってしまうというパターンです。


仕事で疲れているときに大変と感じるワンちゃんのお世話は「散歩に行く」



仕事で疲れているときに大変と感じるワンちゃんのお世話の圧倒的1位は半数以上からの票を集めた「散歩に行く(51.6%)」でした。2位「トイレの世話(23.0%)」も多くの票を集めています。

以下、3位「食事の世話(8.7%)」、4位「遊びに付き合う(6.9%)」、5位「部屋の掃除(3.6%)」の結果でした。

散歩やワンちゃんとの遊びは体力を使うので、大変と感じる飼い主さんが多くなっています。体力があって散歩の距離が長かったり、なかなか遊びが終わらなかったりするワンちゃんだと、とくに大変そうですね。

またトイレや食事の世話など、早くしなければならないことやワンちゃんに急かされるお世話も、疲れているときには大変です。

一方で「愛犬が大好きなので、大変だと感じることはない」「家で寂しくさせてしまったことへの罪悪感が強く、大変さは感じない」という人も12.1%いました。

<1位 散歩に行く>
・散歩の時間が決まっているので、朝どれだけ眠くても同じ時間に起きる必要があること(20代 男性)
・すごい疲れて帰ってきた日、目をキラキラさせながらリードを持って来られたとき。可愛いんだけど、疲れてるときは「あー」って思う(30代 女性)
・雨でも雪でもお散歩は行くので、大変に感じるときがあります(40代 女性)


散歩は歩いて体力を使うので、仕事で疲れているときには億劫だと感じてしまう飼い主さんも多くなっています。「雨や雪のときは大変」「自分が体調不良だと大変」というコメントも複数あり、日によってしんどく感じる飼い主さんもいました。

朝晩1回ずつ散歩する場合は、仕事前と仕事後に散歩することになり、負担も増えます。ただ外でしか排せつしないワンちゃんもいますし、散歩できないとワンちゃんもストレスが溜まります。そのため「大変でも愛犬の健康を思うと、行く必要がある」という飼い主さんも多数。

また「散歩に出る前は大変だと思うけれど、歩いていると楽しくなってくる」というコメントも複数ありました。飼い主さんにとっても、散歩がいい気分転換になっているとわかります。

<2位 トイレの世話>
・構って欲しさに大小関係なくおトイレで絞り出す子で、目を離した隙に食糞することもあります。そのためどれだけ疲れていても、愛犬のトイレを大だけでも終えてからでないと、お風呂に行けません(30代 女性)
・うまくできなくなった排せつの処理が大変です(40代 男性)
・仕事から帰って少し休みたいのに、立て続けにおしっこやうんちをしたときの後処理(50代 女性)

帰宅後に少しゆっくりしたくても、まずはトイレ処理をする飼い主さんも多数。うんちやおしっこが室内に放置されていると、臭いが残ってしまいますし不衛生だからです。

また「排せつを失敗しているときの処理が大変」という声も複数ありました。例えば老犬は体力の衰えなどから排せつを失敗してしまうこともあり、トイレシート上で排せつできていないときの処理は手間・時間がかかります。またお尻にうんちがついているときは、拭いてあげる必要もありますね。

<3位 食事の世話>
・1日最低1回は手作りご飯をあげるようにしています。作り置きが切れてしまうと、仕事で遅くなったときにも作る必要があります(30代 女性)
・職場の食事会などで帰宅が遅くなるときは、一度帰宅して食事を与えてから、また出かけます(40代 男性)
・自分のご飯は後回しで、餌をあげるとき(50代 女性)

帰宅後すぐや起床後すぐにご飯を催促されて、急いで用意する飼い主さんも多いとわかりました。ご飯の時間をまたいでの留守番を避けるため、苦労しているケースも。

また用意したご飯をなかなか食べてくれないとき、「自分も疲れているのに、食べさせるのに苦労して、さらにしんどい」という飼い主さんもいます。

食事の世話としては、単に餌をあげるだけではなく、お皿を洗ったりする手間もあります。「食事の用意」「片付け」「食べてくれないときの対応」など、ワンちゃんの食事に関してさまざまな苦労があるとわかりました。

<4位 遊びに付き合う>
・ワンちゃんは家でゆっくりしているため、飼い主が仕事で疲れていてもお構いなしで「遊ぼう攻撃」をされるとき(20代 女性)
・飼い主は疲れているが、犬は遊んで構ってほしいという欲求が多く、飼い主と犬のテンションに差があるとき(30代 女性)
・疲れて早く寝たいときに「遊んで!」とおもちゃを持ってきたとき(50代 男性)

仕事で疲れているときや朝出かける前にワンちゃんから「遊んで」とねだられてると、大変と思ってしまう飼い主さんもいます。遊んでもなかなかワンちゃんが満足してくれず、飼い主さんがお風呂に入る時間や寝る時間が遅れてしまう場合も。

ただ「大変だと思うこともあるが、嬉しそうに遊んでいる姿を見るのも癒し」という声もありました。

<5位 部屋の掃除>
・仕事から帰ってきて、部屋が汚れているとき(30代 男性)
・いたずらなどで部屋が汚れてしまい、掃除するとき(30代 女性)
・破壊衝動があり、段ボールなどを破いてあちこちに散らばっていることがあるので、掃除が大変です(30代 女性)

ワンちゃんがお留守番している間に、家の中でいたずらをして室内を汚してしまうことがあります。例えば段ボールを破ったり、ぬいぐるみを噛んで綿をばらまいたりなどですね。また室内犬の毛が抜けて、床に溜まることもあるでしょう。

疲れて帰ってきたときに部屋やケージが予想より汚れていると、しんどいと思ってしまう飼い主さんも多いとわかります。


まとめ
アンケートの結果、仕事から疲れて帰ってきて、愛犬から嬉しそうに出迎えてもらったときに「癒される」と感じる飼い主さんが多いとわかりました。また可愛い寝顔を見るだけで癒されたり、寄り添って触れ合っているだけで癒されるという人も多くなっています。

またワンちゃんの存在が仕事のモチベーションアップに繋がっている飼い主さんも多数。癒しをくれる存在が、仕事にいい影響を与えることがわかります。

また「愛犬を一緒にいる時間が癒しだから、リモートワーク以外考えられない」というコメントもあり、愛犬の存在がワークスタイルの選択にも影響を与えていることもわかりました。


■望月紗貴氏の考察
人における心療内科や老人ホーム等の臨床現場においてもワンちゃんを中心とする癒しの効果が証明されているように、アンケート結果にある飼い主さんに与える犬の癒し効果、モチベーションの向上効果は確かなものだと感じます。

私が運営している非譲渡保護シェルターのワンちゃん含め、愛犬が与えてくれる癒し効果については、個人的にも日々感じており、彼らの喜ぶ顔が仕事の一番のモチベーションになっています。

人が心の癒しを求める現代において、ワンちゃんとの暮らしは非常に重要なものなのではないでしょうか。


▽監修者紹介






望月 紗貴
一般社団法人愛玩動物健康管理協会( https://caha.or.jp/ )代表理事、及び日本UI動物医療リゾート株式会社 取締役副社長を務める。
犬猫行動アナリスト、愛玩動救命士、ペットセラピスト、ペットロスケアマネージャーを中心に13種類以上のペット関連資格を保有。譲渡しない保護シェルター運営のためにペット関連営利事業を行っております。


※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社エミリス」の公式サイトURL( https://emiris.net/ )へのリンク設置をお願い致します。


■株式会社エミリスについて
株式会社エミリスは、飲食事業を主として、大阪・兵庫・和歌山など関西地区を中心にコメダ珈琲を複数店舗運営しています。


■会社概要
社名 : 株式会社 エミリス
所在地 : 〒577-0827 大阪府東大阪市衣摺6丁目1-46 平尾NスタイルB号
代表取締役 : 馬場 栄和
創業 : 2020年10月
資本金 : 100万円
事業内容: 飲食業
URL : https://emiris.net/

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