「畑まるごと」シリーズに新商品!約100年続く、有田みかんの畑から「まるごと」お届け

掲載日: 2022年12月07日 /提供:農業総合研究所

SDGsの目標である「食品ロスの削減」にも貢献

「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する株式会社農業総合研究所(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:堀内寛、以下「当社」)は、11月下旬より「畑まるごと」シリーズとして、和歌山の有田みかんを関東のマックスバリュで販売しています。


農作物は形・大きさ・キズの有無など、見た目の違いで「規格品」と「規格外品」に区別されています。「規格外品」は加工用などとして、安い価格しかつかないことも珍しくありません。

しかし、生産者から見ると、どんなカタチでも愛情込めて育てた、同じ畑から生まれたものです。育てる過程で大きいものが出来たり、小さいものが出来たり、様々なカタチのものが出来るのは、とても自然なことです。

「規格外品」であっても、「規格品」に味や品質で必ずしも劣るわけではありません。そもそも「規格品」、あるいは「規格外品」という区分け自体が、従来の常識にとらわれており、必ずしも現在の生活者の需要に応えきれていないのかもしれません。

そこで「規格外品」というネガティブな表現ではなく、もっとポジティブに表現し、「規格品」と同じ売場で、まさに「畑まるごと」として販売しようというのが、今回の試みです。

「畑まるごと」シリーズでは一般的な区分け方法である「規格品」か「規格外品」ではなく、生活者のベネフィットに合わせて、農作物をパッケージングし、販売します。

今回のみかんであれば、「少し贅沢だけれど、とびきり甘いみかん」が食べたいという生活者のための「とびっきりご褒美みかん」。あるいは、「気楽にお腹いっぱい、みかんを食べたい」という生活者のための「気軽に食べたいみかん」などです。

ひとつの畑から採れたみかんを生活者のベネフィットに合わせたパッケージとしてご提供することで、農作物の価値を適切に伝えたい生産者、そして本当に自分の嗜好に合致したものを味わいたい生活者の双方に、メリットのある取り組みとなっています。

SDGsのターゲットのひとつに、「2030年までに世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させること」が盛り込まれています。今回の「畑まるごと」で農作物の適切な価値が認められるようになれば、農作物と生活者のベネフィットのミスマッチが少なくなり、食品ロスの削減につながることも期待されます。

■ 商品概要

・ 生活者のベネフィットに合わせた、4種類のパッケージ







・ 生産者のご紹介(栗山敏宏さん、桑原農園、栗山卓大さん)






いずれの生産者も栽培歴20~30年という、みかん栽培を知り尽くしたベテランです。皆さん、約100年続く、和歌山県有田のみかん農家3代目です。

みかん栽培では「日当たり」は最も重要な要素となります。彼らの畑はいずれも南向きで、日当たり抜群です。加えて、山を切り開いて開拓した段々畑。水はけが良いため、水っぽくない、「濃い味」に出来上がっています。

こだわりの海鮮肥料を用いているため、ミネラルの効果でうまみとコクもアップしています。出来の良さから、私たち農総研の贈答用としても使わせてもらっているほどです。

■ 会社概要
株式会社 農業総合研究所 JPX 証券コード3541

当社は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本及び世界から農業が無くならない仕組みを構築することを目的とした産直流通のリーディングカンパニーです。全国約10,000名の生産者と都市部を中心とした約1,900店舗の小売店をITでダイレクトに繋ぎ、情報・物流・決済のプラットフォームを構築することにより、農産物の産地直送販売を都市部のスーパーで実現した「農家の直売所事業」と生産者から農産物を買い取り、ブランディングしてスーパーに卸す「産直卸事業」を展開しています。

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