日本へのノルウェーシーフードの輸出額は過去最高を更新
ノルウェー水産物審議会（本社：ノルウェー・トロムソ）は、2024年の水産物年間輸出統計の実績を発表いたしました。ノルウェーは2024年に、1754億NOK（2兆469億円）相当の水産物を輸出し、輸出総額において過去最高を記録しました。この結果は年間を通じて、毎日3800万食分ものシーフードが世界中で楽しまれていることを意味します。日本への総輸出量は9.3万トンで2023年から8.8%の減少となりましたが、輸出額は3%増加の52.5億NOK（739億円）となり、過去最高を更新しました。
ノルウェーのマリアンネ・ネス漁業・海洋政策大臣（Marianne Sivertsen Nass, Minister of Fisheries and Ocean Policy）は、ノルウェーの2024年のシーフード輸出について、以下のようにコメントしました。「ノルウェーの水産物輸出は、またしても新記録を樹立しました。ノルウェーのシーフードは、持続可能性と経済的価値の創造が両立できることを体現しています。」
また、ノルウェー大使館 水産部 水産参事官 ヨハン・クアルハイム（Johan Kvalheim）は日本市場について以下のように述べています。「日本へのノルウェーシーフードの輸出額は過去最高を更新し、世界全体でみると輸出先として13番目に大きな市場となりました。今年はノルウェーサーモンの輸出を日本に始めてから40周年にあたる、記念すべき年です。引き続き、二国間での強固な関係を保てるよう、2025年も安全で高品質なノルウェーシーフードを日本の皆様に届けてまいります。」
- サーモンは輸出歴代最高を記録
サーモンはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出額が最も高い魚種です。全体の輸出額の約7割を占めています。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：125万トン 前年比1.7％増
2024年総輸出額：1,228億NOK（1兆729億円）前年比0.3％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：2.4万トン 前年比1％減
2024年輸出額：29.9億NOK（422.1億円）前年比1％増
＜ノルウェー大使館 水産部 水産参事官 ヨハン・クアルハイム（Johan Kvalheim） コメント＞
「日本で長年親しまれてきたサーモン寿司や刺身、ポキボウルなどのように手軽な生サーモンの食べ方が世界中で人気となり、日々楽しまれています。この影響もあり、サーモンは輸出額歴代最高額を記録しました。また、今年は海水温の上昇でサーモンの養殖に影響があったにもかかわらず、安定的に日本に輸出することができました。2025年も安全で旨みたっぷりのサーモンを日本に提供できるよう尽力します。」
- サーモントラウト輸出額が増加
サーモントラウトはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出量と輸出額が5番目に高い魚種です。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：7.5万トン 前年比32％増
2024年総輸出額：67億NOK（950億円）前年比23％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：2,815トン 前年比14％減
2024年輸出額：2.9億NOK（42億円）前年比23％減
- サバ輸出額が増加
日本はノルウェーサバの最大輸出国であり、ノルウェーで漁獲されるサバの約半分が日本に届けられています。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：31万トン 前年比5％増
2024年総輸出額：82億NOK（1,166億円）前年比31％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：5.2万トン 前年比13％減
2024年輸出額：14億NOK（197.5億円）前年比2％増
＊輸出量が多い中国、ベトナム、タイなどへ輸出されたノルウェーサバも日本市場向けに塩サバなどに加工されています。
ヨハン・クアルハイム（Johan Kvalheim）は以下のように述べています。
「日本の品質管理基準のノルウェーサバの需要が世界的に高まり、特にアジア圏への輸出が伸びました。そんな中、昨年に引き続き、日本への輸出量が第1位となりました。引き続き日本が求める高品質なサバを提供できるよう努めます。」
- ニシンは輸出額が増加
ニシンはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出量が3番目に高い魚種です。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：22万トン 前年比4％減
2024年総輸出額：42億NOK（596億円）前年比5％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：3,607トン 前年比4％減
2024年輸出額：8,737万NOK（12.3億円）前年比8％増
*ノルウェークローネ、１NOK＝約14.077円（2024年平均）
「Seafood from Norway」ノルウェー産シーフードについて
ノルウェーは、現在約150カ国にシーフードを輸出している世界第2位の水産物輸出国です。毎日3,800万食ほどのノルウェー産シーフードが世界各地で楽しまれています。ノルウェーは世界で販売されているサーモンやサバの主な原産地のひとつです。ノルウェー産のサーモンはノルウェー政府の認可を得た養殖場にて、海水環境の保全を考え、サステナブルに養殖されています。
北ヨーロッパのスカンジナビア半島の西岸に位置する南北に細長いノルウェーの海岸沿いには1,700以上のフィヨルドがあり、氷河の水が大西洋に流れ込むことから、冷たく透明で塩分の低い海水に満ちて魚にとって最適な環境です。ノルウェーの冷たく澄んだ海でゆっくりと育まれる魚は、身が大きく引き締まり、脂がたっぷり乗ることで引き出される豊かな旨みが特徴です。また、高品質のシーフードを世界中に提供し続けるために、代々伝わる経験を基に、最新技術と専門知識を駆使しつつ、ノルウェーの海と資源に配慮した持続可能な漁法で漁獲・養殖を行っています。「Seafood from Norway」の原産地表示は、ノルウェーが世界で品質の誉れ高い水産物の原産国であるとともに、それを保証することを示すものです。
ノルウェー産シーフードやノルウェーの水産業に関する情報は、seafoodfromnorway.jp をご参照ください。
ノルウェー水産物審議会（本社：ノルウェー・トロムソ）は、2024年の水産物年間輸出統計の実績を発表いたしました。ノルウェーは2024年に、1754億NOK（2兆469億円）相当の水産物を輸出し、輸出総額において過去最高を記録しました。この結果は年間を通じて、毎日3800万食分ものシーフードが世界中で楽しまれていることを意味します。日本への総輸出量は9.3万トンで2023年から8.8%の減少となりましたが、輸出額は3%増加の52.5億NOK（739億円）となり、過去最高を更新しました。
ノルウェーのマリアンネ・ネス漁業・海洋政策大臣（Marianne Sivertsen Nass, Minister of Fisheries and Ocean Policy）は、ノルウェーの2024年のシーフード輸出について、以下のようにコメントしました。「ノルウェーの水産物輸出は、またしても新記録を樹立しました。ノルウェーのシーフードは、持続可能性と経済的価値の創造が両立できることを体現しています。」
また、ノルウェー大使館 水産部 水産参事官 ヨハン・クアルハイム（Johan Kvalheim）は日本市場について以下のように述べています。「日本へのノルウェーシーフードの輸出額は過去最高を更新し、世界全体でみると輸出先として13番目に大きな市場となりました。今年はノルウェーサーモンの輸出を日本に始めてから40周年にあたる、記念すべき年です。引き続き、二国間での強固な関係を保てるよう、2025年も安全で高品質なノルウェーシーフードを日本の皆様に届けてまいります。」
- サーモンは輸出歴代最高を記録
サーモンはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出額が最も高い魚種です。全体の輸出額の約7割を占めています。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：125万トン 前年比1.7％増
2024年総輸出額：1,228億NOK（1兆729億円）前年比0.3％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：2.4万トン 前年比1％減
2024年輸出額：29.9億NOK（422.1億円）前年比1％増
＜ノルウェー大使館 水産部 水産参事官 ヨハン・クアルハイム（Johan Kvalheim） コメント＞
「日本で長年親しまれてきたサーモン寿司や刺身、ポキボウルなどのように手軽な生サーモンの食べ方が世界中で人気となり、日々楽しまれています。この影響もあり、サーモンは輸出額歴代最高額を記録しました。また、今年は海水温の上昇でサーモンの養殖に影響があったにもかかわらず、安定的に日本に輸出することができました。2025年も安全で旨みたっぷりのサーモンを日本に提供できるよう尽力します。」
- サーモントラウト輸出額が増加
サーモントラウトはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出量と輸出額が5番目に高い魚種です。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：7.5万トン 前年比32％増
2024年総輸出額：67億NOK（950億円）前年比23％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：2,815トン 前年比14％減
2024年輸出額：2.9億NOK（42億円）前年比23％減
- サバ輸出額が増加
日本はノルウェーサバの最大輸出国であり、ノルウェーで漁獲されるサバの約半分が日本に届けられています。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：31万トン 前年比5％増
2024年総輸出額：82億NOK（1,166億円）前年比31％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：5.2万トン 前年比13％減
2024年輸出額：14億NOK（197.5億円）前年比2％増
＊輸出量が多い中国、ベトナム、タイなどへ輸出されたノルウェーサバも日本市場向けに塩サバなどに加工されています。
ヨハン・クアルハイム（Johan Kvalheim）は以下のように述べています。
「日本の品質管理基準のノルウェーサバの需要が世界的に高まり、特にアジア圏への輸出が伸びました。そんな中、昨年に引き続き、日本への輸出量が第1位となりました。引き続き日本が求める高品質なサバを提供できるよう努めます。」
- ニシンは輸出額が増加
ニシンはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出量が3番目に高い魚種です。
＜全体の輸出量・額＞
2024年総輸出量：22万トン 前年比4％減
2024年総輸出額：42億NOK（596億円）前年比5％増
＜日本への輸出量・額＞
2024年輸出量：3,607トン 前年比4％減
2024年輸出額：8,737万NOK（12.3億円）前年比8％増
*ノルウェークローネ、１NOK＝約14.077円（2024年平均）
「Seafood from Norway」ノルウェー産シーフードについて
ノルウェーは、現在約150カ国にシーフードを輸出している世界第2位の水産物輸出国です。毎日3,800万食ほどのノルウェー産シーフードが世界各地で楽しまれています。ノルウェーは世界で販売されているサーモンやサバの主な原産地のひとつです。ノルウェー産のサーモンはノルウェー政府の認可を得た養殖場にて、海水環境の保全を考え、サステナブルに養殖されています。
北ヨーロッパのスカンジナビア半島の西岸に位置する南北に細長いノルウェーの海岸沿いには1,700以上のフィヨルドがあり、氷河の水が大西洋に流れ込むことから、冷たく透明で塩分の低い海水に満ちて魚にとって最適な環境です。ノルウェーの冷たく澄んだ海でゆっくりと育まれる魚は、身が大きく引き締まり、脂がたっぷり乗ることで引き出される豊かな旨みが特徴です。また、高品質のシーフードを世界中に提供し続けるために、代々伝わる経験を基に、最新技術と専門知識を駆使しつつ、ノルウェーの海と資源に配慮した持続可能な漁法で漁獲・養殖を行っています。「Seafood from Norway」の原産地表示は、ノルウェーが世界で品質の誉れ高い水産物の原産国であるとともに、それを保証することを示すものです。
ノルウェー産シーフードやノルウェーの水産業に関する情報は、seafoodfromnorway.jp をご参照ください。
