FAOの活動は多岐にわたりますが、その中でも現事務局長のもと推進されている、「ハンド・イン・ハンド・イニシアティブ(Hand-in-Hand Initiative)」、「一国一品イニシアティブ(One Country One Product (OCOP) Initiative)」、「デジタル・ヴィレッジ・イニシアティブ(Digital Villages Initiative)」など、主要な取り組みがあります。持続可能な開発目標(SDGs)を達成するため、FAOの持つデータ・知見の活用や、海外からの投資の促進等を通じて、飢餓や貧困に苦しむ地域において、持続可能な形での農業・食料システムの変革を促すものです。そして、FAOのネパール及びブータン事務所の所長を務める清水健は、最前線でこれらの活動を積極的に推進しています。
今回は清水より、ネパール及びブータンにおける、農林水産業や食料事情、政策、国内外の民間企業の投資の在り方等、各国の現状についてご報告するとともに、食料安全保障と栄養の改善に向けたFAOの取り組みについても、現場からお伝えします。さらに、国連でのキャリア形成について、清水自身の経験に基づいてお話しします。
FAOで活躍する職員の仕事や、ネパール・ブータンの農業食料事情、農業や食料分野への投資、国連職員のキャリアについてご興味のある方、ぜひご参加ください。
日時:2025年2月7日(金)16:00~17:00(日本時間)
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
言語:日本語
主催:FAO駐日連絡事務所、農学知的支援ネットワーク (Japan Intellectual Support Network in Agricultural Sciences, JISNAS)
登録:https://fao.zoom.us/webinar/register/WN_prGI3i3JR_uF0Mlj0f2C1g
【プログラム】
司会・進行:日比絵里子 FAO駐日連絡事務所長
16:00 開会挨拶
16:05 「FAOのブータン・ネパールでの活動について」
清水健 FAOネパール事務所長(ブータン兼轄)
16:35 質疑応答
16:55 閉会挨拶
山内章 JISNAS運営委員長/名古屋大学アジアサテライトキャンパス学院長
17:00 閉会