漁師が漁業のリアルを伝える「船上ライブコマース」を開始 デジタル活用で、消費者参加型の「疑似せり体験」や、鮮度のよい魚介類の直送を実現…

掲載日: 2022年02月14日 /提供:ポケットマルシェ

魚価が低迷する中、「魚の価値向上」を目指す秋田の漁師の想いから開催が決定

生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、秋田県の漁師が船上から漁業のリアルを伝えるライブコマース「ポケマルライブ in 日本海」を行います。漁の様子の中継や、視聴者参加型の「疑似せり体験」を通じて、一次産業や生産物の価値向上を目指します。



【背景】
本取り組みは、秋田県の漁師による提案から生まれました。漁業の現場には、漁師に価格決定権がない中で魚価が低迷しているという課題があります。そのような中、消費者に漁業のリアルを伝え、その価値について考えてもらうきっかけを作ろうと、秋田県の漁師が「ポケットマルシェ」の仕組みを活用した「船上ライブコマース」を考案しました。漁師からの提案を受け、漁業者の産直EC活用支援に力を入れている秋田県庁が補助金を支給し、本ライブコマースの開催が決定しました。当社は、漁師による提案内容を実現すべく、本ライブコマースの企画・運営を推進します。

【概要】
秋田県の漁師が、漁の様子を船上からライブ配信し、獲れた魚介類をライブコマース形式にてリアルタイムで紹介・販売します。ライブコマース内では、視聴者が参加できるコンテンツ「疑似せり体験」も用意し、視聴者との直接のコミュニケーションの中で、漁業の現場のリアルを伝えます。
船上の配信イメージ
■ 船上ライブコマースの特徴
・家にいながら、漁のリアルな現場を視聴することができる
・ライブコマースのチャット機能を活用して、視聴者が食材の価格を考える「疑似せり体験」ができる
・ライブ配信中に「ポケットマルシェ」を通じて購入した魚介類は、最速で漁の24時間後に自宅にて受け取れる(※配送先が関東圏の場合)

■ 実施詳細
名称:ポケマルライブ in 日本海
出演生産者:
・山本 太志さん(秋田県山本郡八峰町) https://poke-m.com/producers/83
・佐藤 正勝さん(秋田県にかほ市) https://poke-m.com/producers/59013
実施予定日時:
・山本さん 2022年2月20日(日)13:00~14:00(予備日 2月27日(日))
・佐藤さん 2022年3月6日(日)13:00~14:00(予備日 3月13日(日))
※海の状況により、予定日に実施できない場合があります。その場合、予備日での実施を検討します。
実施方法:
「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信
・Facebook https://www.facebook.com/pocketmarchejp/
・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCcHTWckyqpyD5f8sBvIUItw
・Twitter https://twitter.com/pocket_marche
参加方法: 上記URLのいずれかにアクセス
参加費: 無料
各回の販売数: 限定20セット

【本取り組みを実施する漁師からのコメント】
山本 太志さん(秋田県山本郡八峰町)
https://poke-m.com/producers/83

「ポケットマルシェ」に登録した数年前から、この「船上ライブコマース」ができないかを模索し続けてきました。今回、たくさんの方々のご協力により実現できる運びとなりました。非常に期待していますが、正直なところ、うまく穫れるのかといった不安もあります。ですが、日本海の恵みである秋田のうまい魚を、最高の鮮度で味わっていただけるように、頑張って漁をしたいと思います。どうかたくさんの方に、漁の様子を見て、魚の味を楽しんでいただけたら何よりです。

佐藤 正勝さん(秋田県にかほ市)
https://poke-m.com/producers/59013

全国の方々に「もっと秋田の鮮魚を知って欲しい」「もっと秋田の鮮魚を食べて欲しい」と長年思っていました。東北食べる通信に出会い、ポケットマルシェを知り、その先に目指す場所があるのではないかと考え、この度、船上ライブコマースの実現を試みます。多くの方々にご尽力頂き、やっとここまで来ました。成功した暁には、同じ志を持つ方々へ、事例として広げられたらと思っております。

【当社担当者のコメント】
「船上ライブコマース」は、普段は見ることのできない「漁師さんの船上での仕事」を消費者の方々に楽しみながら知っていただこう、という新たな取り組みです。船の上からライブ配信で販売することで、獲れたての魚介類を鮮度抜群の状態でお届け可能です。何が穫れるのかわからない、という漁の緊張感も含めた「船上のリアル」と「漁業、魚の価値」をお伝えします。

【当社が過去に実施したライブコマース】
当社は、ポケットマルシェ登録生産者と連携し、ライブコマースを継続的に実施しています。離れた場所にいる生産者と消費者が直接つながり、生産におけるこだわりや食べ方などについてリアルタイムでやり取りをしながら食材を売買できる手段として、今後も積極的に導入を進める予定です。

■ 2021年1月31日(日)開催 「ポケマルライブショッピング!」
外出自粛期間中の「おうち時間」や「おうちごはん」の充実を目的に、自宅で楽しめる20個の特別企画の1つとして、実施しました。3名の生産者が出演し、ヤマメの養魚場の様子や、ヒオウギ貝やパクチーを使用したおすすめ料理などを視聴者に紹介しながら販売を行いました。
動画: https://youtu.be/aNiN_8usNPE


■ 2021年3月6日(土)開催 「ポケマルライブ 東北応援編」
東日本大震災から10年のタイミングで今年始動した「東北応援プロジェクト」の一環として、東北の生産者のストーリーと彼らが困難の中で作ってきた食材の魅力を伝え、また生産者と消費者がつながる場を作る目的で実施しました。4名の生産者が出演し、東日本大震災から10年の歩みや、生産におけるこだわりについて、調理の実演などを交えながら語りました。
動画: https://youtu.be/JWEkjXo_iZM


■ 2021年7月28日(水)開催 「ポケマルライブ ~柏原ぶどうナイト~」
当社の「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、大阪府柏原市と連携して実施しました。「現地に行きたくなるライブコマース」をコンセプトに、柏原市の特産品「柏原ぶどう」を栽培する2名の生産者が、食材や地域の魅力、生産へのこだわりを伝えながら、数量限定のセット商品を販売しました。
動画: https://youtu.be/ZpSilx3w0fc
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000046526.html


■ 2021年10月16日(土)開催 「ポケマルライブ『1時間で!和歌山県橋本市の「柿」まるごと堪能ツアー』」
当社の「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、和歌山県橋本市と連携して実施しました。橋本市産の柿の魅力を伝えるべく、橋本市の柿農家3名が園地や選果風景、あんぽ柿の製造行程などを紹介する”オンライン産地ツアー”を行いました。さらに、後半では橋本市産の渋柿を使用した”オンライン料理教室”を開催しました。
動画: https://youtu.be/hb_KnYiHv_w
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000046526.html


■ 2022年1月22日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」
関係人口の創出を目指し、日本航空株式会社と連携し、全3回にわたって実施しています。「JALふるさと応援隊」である客室乗務員が、生産者とともに、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーを伝えます。さらに、現地の観光スポットを紹介し、旅行者の誘客にもつなげます。1月の第1弾では、香川県東かがわ市の生産現場にてオンラインツアーを実施しました。
動画: https://youtu.be/7Pp1Adn-c4Q
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000046526.html


【ポケットマルシェについて】
ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約6,500名(2022年2月時点)の農家・漁師が登録し、約16,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約9.2倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約48万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。

【会社概要】
会社名: 株式会社ポケットマルシェ
代表者名: 高橋博之
所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2
東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F
事業内容:
・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営
・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営
・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営
・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施
・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施
URL:https://www.pocket-marche.com/

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