町田インキュベーション・シェアオフィスBUSO AGORAで起業家・事業家支援プロジェクト「AGORA LEVEL UP STAGE 2021」を開催。最終審査会終了。

掲載日: 2021年09月08日 /提供:キープ・ウィルダイニング

ビジネスアイデアのみならず、既に事業化されているビジネスの、更なる成長や発展に繋がるアイデアを募集。コンペティション形式のビジネスコンテストを開催。最終審査会は2021年8月24日(火)に行われた。

株式会社キープ・ウィルダイニング(代表取締役:保志真人)が運営するBUSO AGORAは、革新的ビジネスアイデアを持つ起業家や事業家を支援すべく、BUSO AGORAのインキュベーションの一環として「AGORA LEVEL UP STAGE(通称:アゴステ)」を開催。最終審査会では、ファイナリスト6名によるプレゼンテーションが行われた。審査員による審査と、視聴者投票によってグランプリが決定した。今回はオンライン配信での開催となった。


AGORA LEVEL UP STAGE (通称:アゴステ)とは
「AGORA LEVEL UP STAGE」とは、今年で2回目となるBUSO AGORA主催のビジネスコンテスト。
事業の成長や発展を目指したコンペティション型事業支援プログラムである。
受賞者には、施設利用6か月間無料の他、専門家からコンサルティングを無償で受けることができるなど、一層の事業加速を図る特典を獲得できるチャンスとなっている。今回、多数の応募があった中で、インキュベーションマネージャーによる厳しい審査を通過した6名のファイナリスト達が勝ち残った。
2021年の最終審査会は、YouTube、Facebookにてライブ配信を行い、多くの視聴者に最終プレゼンテーションを視聴いただき、審査員と視聴者投票によってグランプリであるGOLD賞を決定した。審査員は、VC、金融関係、コンサル、中小企業、創業支援施設責任者といった顔ぶれ。


AGORA LEVEL UP STAGE2021 スタート
イベント詳細:https://www.incubation-office-agora.com/agoralevelupstage-2021

▽当日の配信はこちら▽





▽レポートは以下をご覧ください▽

小崎 直利 氏  -株式会社KOAKIKAKU 代表取締役

小崎 直利さん 株式会社KOZAKIKAKU 代表取締役
一人目のプレゼンターは、株式会社KOZAKIKAKUの代表 小崎直利。デザインオフィスを経営している。今回提案したのは「デザインライブコマース」。”ライブコマース”とは配信者と視聴者の双方向でコミュニケーションをとることが可能な販売形式である。現在中国などの海外で流行っている形式であり、市場拡大中のこの手法を活用して、自身のスキルである”デザイン”を掛け合わせたのが今回のビジネスアイデアである。
このコロナ禍に適する「どこにいてもショッピング可能」な状態をつくりあげる仕組を再現する。その場で、デザインしグッズ等を創り上げることで共創体験、興奮体験、感動体験の3つを価値としたサービスを展開する。「デザインで世界を喜ばせ、クリエイターが輝くステージを創り上げていきたい。」とプレゼンテーションした。


鈴木 豪 氏  -合同会社ほんわか 代表社員

鈴木 豪 合同会社ほんわか 代表社員
「共存共栄型のデジタル自動化」としてLINE DX導入プロジェクトを提案。LINE DXとは、ITの浸透で生活を良くするという考え方をもとに、人が働かなくてもLINEが自動的に業務を実施する業務フローを改善するサービスである。アイデアのターゲットとなるのは、膨大な事務作業を抱えながら接客を必要とする業種。
主にチャットボットを使用し、様々な業務改善を行う。
”事務作業はロボへ、人はより良いおもてなしへ”を実現していきたいとプレゼンテーションした。


西岡 貴史  -株式会社たびふぁん

西岡 貴史さん 株式会社たびふぁん
「資本力がない宿は認知がされにくい」という問題の解決策を提案。
予算が少ない、少数人数での運営、ITリテラシーの不足などの問題を抱えている宿の経営者へ、SNSでの認知・流入を掲げるサービスを提案する。そこで活躍するのが、マイクロインフルエンサーである。マイクロインフルエンサーとは、旅行に特化した5000人~5万人のフォロワーを持つ人々のことをいう。宿泊施設をマッチングしてPRするサービスを発表した。
インフルエンサーがこのサービスを使用し、無料もしくは格安で宿へ宿泊。SNSへ宿泊施設の情報を公開。新たな魅力を創出するインフルエンサーと連携し、日本の宿を元気にしていく。コロナ禍で、宿泊施設が倒産するなどの社会問題の対策としても提案可能である。


森田 寛和

森田 寛和さん モノのSNS
「clip」というアプリを提案。このアプリは、モノの愛用者同士で盛り上がり、口コミ検索から購入までをシームレスにその場で購入できるコミュニティアプリである。
「友人と好きなモノの話で盛り上がり、その熱量で商品を買う」という体験をSNS上で再現できないか?という想いからこのアプリを発案。口コミの力を最大限に活用して、モノで広がる無限の世界を実現化させたいとプレゼンテーションした。ITの発達で、人との繋がりが減少していく今後を見据えた今、互いに好きなモノから共有できる空間の提供を図っていきたい。


高橋 優人  -Lio代表
高橋 優人さん Lio代表
現在、社会問題や環境問題を解決するめに「エシカル商品」が開発されている。世界中に比べて、日本ではあまりエシカル商品が浸透しきれていない現状がある。それはなぜなのか?エシカル商品は高価であるために、個人で購入する人が少ない。そこで提案するのは、シェア買いするサービス「share be」である。これは、事業者が出品したエシカル商品と、購入者をつなぐプラットフォームアプリである。購入者が気軽に、そして安価に、エシカル商品を手にすることができるため、まだまだ浸透していない「エシカル」をさらに広めていく仕掛けとなっていく。このビジネスで環境問題、社会問題を解決していきたい。


西海 芽生  -相模女子大学

西海 芽生さん 相模女子大学学芸学部英語文化コミュニケーション学科4年

新たな服を製造することの裏には、劣悪な労働環境がある。この現実を知り、「これ以上新たな服を生産する必要はあるのか?」と疑問を持った。この事態を変えていくため、「古着を利用したマッチングサービス」を提案。コンセプトは「お気に入りをもっとお気に入りに。一着により愛着を」。主に20代女性と服飾学生のマッチングで、双方の需要を満たし、今ある服で満足できるアイデアを学生視点から発表した。


以上、6名の個性豊かなプレゼンの後、審査員による厳正なる審査が行われた。


審査結果は以下となった。
【受賞結果】


GOLD…西岡 貴史さん
SILVER…森田 寛和さん 西海 芽生さん
BRONZE…小崎 直利さん 鈴木 豪さん 高橋 優人さん
AGORA専門家賞…西海 芽生さん


最後に、AGORAのインキュベーション・マネージャである吉井慎人より講評があった。
「昨年から開催されたアゴステ。今年は開催をするか否か、まず決断するところから始まり、紆余曲折あったが、こうしてまた皆さんの夢の加速ができる舞台にできたことに嬉しく思う」。

当日の配信は再生回数400回を越え、多くの方に視聴されながら幕を閉じた。
AGORA LEVEL UP STAGE 2021 アゴステ2021 ファイナリスト達と運営メンバー


◆BUSO AGORA
BUSO AGORAは、飲食事業を中心に事業展開をする株式会社キープ・ウィルダイニング(代表取締役社長:保志真人)が“夢が加速する”というコンセプトのもと、2019年8月1日 東京都町田市原町田6-9-8 アエタ町田4階(町田駅から徒歩3分) にOPENしたコワーキング&シェアオフィスです。カフェのリラックスした空間とオフィスの快適な設備を兼ね備え、約520平米(157坪)の広々とした空間で快適なワークタイムを提供します。東京都認定のインキュベーション施設として、インキュベーション マネージャー(事業アドバイスを行う専門家)が在籍しており、起業する方の相談・サポート、その他スタートアップ向けのイベントや地域の企業や専門との交流イベントも行います。

bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域