休暇村乗鞍高原では、9月より冷水サービスで使用した紙コップのリサイクルを開始 日本製紙グループと連携し、お客様とともに循環型社会の実現を目指します。…

掲載日: 2024年08月30日 /提供:一般休暇村協会


休暇村乗鞍高原×日本製紙グループの取り組み

 北アルプスの南端、中部山岳国立公園に位置するリゾートホテル「休暇村乗鞍高原」(所在地:長野県松本市安曇4307 支配人:鈴木隆)と日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹)は、2024年9月1日より休暇村乗鞍高原で使用した紙コップのリサイクルを開始します。

◆導入の背景
 これまで、休暇村乗鞍高原においては、ロビー・男女脱衣所で提供している冷水サービスにパルプの紙コップを使用しており、使い捨てであることが課題でした。
 使用済みの食品用紙容器類は、紙にプラスチックを貼り合わせて複合化し防水加工した材料から紙繊維を取り出す方法や、紙繊維を取り出した後に残るプラスチックの処置などの技術的観点、また、その容器に付着した食品残渣の汚れや臭いなどの衛生上の観点から、公益財団法人 古紙再生促進センターが定める古紙分類においては禁忌品に指定されており、一般ごみとして焼却されているのが現状です。
 日本製紙はこの課題を解決するために、長年培ってきたリサイクル技術で、紙コップの表面に貼り合わされているプラスチックと紙をそれぞれの素材に分離し、再生紙繊維を取り出す技術に磨きをかけ、再資源化を実現しました。
 この度、両社の協力体制のもと、紙コップのサンプル提出、自治体への確認を経て、休暇村乗鞍高原が冷水サービスで使用した紙コップを適切に分別・回収し、日本製紙グループの日本紙通商が構築した、小ロットでも収集可能なシステムを活用することで、リサイクルが可能となりました。
 将来的には、紙コップからエコバッグなどのアップサイクルの取り組みも視野に入れ、資源循環の推進とCO2排出量の削減につなげることを目指します。

◆リサイクルのイメージ



◆休暇村乗鞍高原
 中部山岳国立公園の中にある長野県乗鞍高原の休暇村。標高約1,600mに位置するハイランドリゾートホテル。「上高地」「乗鞍畳平」「乗鞍岳」といった信州の観光拠点としてはもちろん、冬はスキーも楽しめるオールシーズンリゾートです。満天の星を眺める星空観賞、高原トレッキングなどのアクティビティのあとは乗鞍温泉でゆったりとお過ごしください。
 所在地:〒390-1520長野県松本市安曇4307
支配人:鈴木 隆 URL:https://www.qkamura.or.jp/norikura/

休暇村乗鞍高原 外観


ヘルシー・ビューティー・フレッシュがコンセプトの夕食


地下1,300mより湧き出す温泉露天風呂


◆自然にときめくリゾート 休暇村
 日本の景色を代表する国立公園・国定公園など優れた自然環境の中にあるリゾートホテル。35か所ある休暇村は、「自然にときめくリゾート」のコンセプトのもと、地元の食材を活かした料理や、地域の自然、文化、歴史とのふれあいプログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべてのお客様に心が自然にときめくひとときをお届けします。

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