兵庫県丹波市「丹(まごころ)の里」活性化推進協議会(会長:丹波市産業経済部 北野壽彦)は、本日令和6年8月8日より丹波市産農産物を統合するブランド『丹のやさい』とその『丹のやさい』を使った新丹波市名物となる『丹のあんバターサンド』をメディアに初公開致しました。(「丹の里」活性化推進協議会は、丹波ひかみ農業協同組合、丹波市商工会、丹波市観光協会、兵庫県丹波県民局、丹波市が連携する協議会)
左から「丹の里」活性化推進協議会長 北野壽彦、丹波市長 林時彦、3アール部会長 蘆田圭介、道の駅あおがき出品者連絡会長 足立陽明、道の駅丹波おばあちゃんの里生産者部会長 細田泰宏
兵庫県丹波市長による記者発表
兵庫県最大の農地面積を誇る丹波市は、古くより丹波市ブランドとして知られる多種多様で特徴のある農産物を栽培しつつ、有機農業の歴史をもつ「有機の里」としても知られています。この度、丹波市全域の農産物を統合する新たなブランド名『丹のやさい』が誕生し、丹波市長林時彦より発表がありました。
『丹のやさい』は農産物等直売所での販売を始め一般流通や消費者と直接取引している生産者が栽培した農産物を総称したブランド名です。その特徴は、市内各地の直売所や販売店で定める出荷基準を満たしている為、徹底した品質管理がなされたものや、生産者が信頼関係を築いた消費者や実需者と直接取引するものです。さらには、消費者へ「丹(まごころ)」と「思い」を込め、食べられる皆様の豊かな生活に寄与したいとの願いを込めて生産者が栽培した農産物が市場に流通する点であります。
つまり、『丹のやさい』は、安心・安全の規定を満たし、市内の生産者が、消費者の皆さまの顔を浮かべながら、とっておきの愛情を込めて栽培・収穫した農産物の代名詞です。丹波市産農産物ブランドとなる『丹のやさい』の立ち上げは、農産物の振興だけにとどまりません。市内飲食店における需要と供給の拡大、流通事業の拡大、食に関連した観光や体験につなげることで、丹波市全体がワンチームとなって全国へそして世界への活躍を目指した一体的な取り組みです。
『丹のやさい』のブランドコンセプトは、「まごころが通じ合う豊かなおいしさ」です。生産者の「おいしく食べてもらいたい」との“まごころ”と“強い思い”を込められ栽培された丹波市産のやさいを通じて、食べていただく全ての皆さまに感動、喜び、笑顔と楽しさに包まれる食卓を届け、家族や大切な人たちとの一場面を心が豊かになれる時間で満たしたい、という願いを込めて作られました。ブランド名である「丹」の字には、「丹念・丹精」などの言葉のように「まごころ」の意味がある事や、丹波市全体の理念に基づくものです。
『丹のやさい』の一部の農産物を紹介すると、
・丹波市春日町発祥であり400年以上の歴史を持つ「丹波大納言小豆」
・栽培の歴史が江戸時代からあり世界有数の粒の大きさ・色つやが特徴の「丹波黒大豆」
・万葉集にも高品質な産地とされていた歴史をもつ「丹波栗」
・農地面積の半分以上の生産規模を持つもっちりとした甘みが強い「丹波ひかみ米」
・丹波霧が発生する時期に収穫する事から霧芋と呼ばれ、粘りが強く風味が良い「丹波山の芋」
これらの農産物を始め、果樹、野菜、穀物、多種多様な農産物すべてが丹波市の『丹のやさい』です。
このような多様な作物が育まれる丹波市の農産物『丹のやさい』のブランドロゴは、以下の4つの要素から構成しました。
1.生産者のまごころを赤色で現した農産物の栽培に必須となる太陽
2.加古川・由良川の豊かな水資源と、丹波霧等を表した雲
3.長い年月をかけて栄養を蓄えてきた豊かな大地、それを紡いでいく生産者
4.丹波市の総面積のうち75%を占める、源流の森林(もり)
『丹のやさい』ブランドロゴマーク
さらに、『丹のやさい』の誕生と同時に、最高級和菓子に使用されている「丹波大納言小豆」を使った新しい名物『丹のあんバターサンド』の販売を同時にスタートいたします。『丹のあんバターサンド』は、「あんこ」と「バター」を、各事業者の特徴を活かしたパン生地やカステラ生地のみならず、新しく開発したオリジナル生地などで挟み込んだ丹波市の新たな名物となります。このように、各店舗が持つ特徴と豊かなアイデアを自由な商品形態とした全店オリジナルな商品は、全国でも数少ない新しい開発コンセプトです。多様なご当地デザート・お土産が楽しめ、全国に誇れるご当地商品を開発いたしました。兵庫県丹波市へお越しの際は『丹のやさい』のみならず『丹のあんバターサンド』でご当地の味をお楽しみください。
『丹のやさい』と『丹のあんバターサンド』は本日8月8日より順次丹波市から全国に流通をスタートいたします。
更に令和7年開催の「EXPO2025」を契機に大阪市内各所において『丹のやさい』をPRし、日本全国そして世界各国の皆さまに披露いたします。「丹の里」丹波市から全国、全世界へ新たな野菜ブランドが広がり皆様の地域でお会いできる日を楽しみにしております。 「丹の里」活性化推進協議会の今後の取り組みに是非ご期待ください。
◆ 『丹のやさい』 とは ブランドコンセプトは、「まごころが通じ合う豊かなおいしさ」です。生産者の「おいしく食べてもらいたい」との?まごころ?と?強い思い?を込められ栽培された丹波市産のやさいを通じて、食べていただく全ての皆さまに感動、喜び、笑顔と楽しさに包まれる食卓を届け、家族や大切な人たちとの一場面を心が豊かになれる時間で満たしたい、という願いを込めて作られました。
「丹波大納言小豆」「丹波黒大豆」「丹波栗」「丹波ひかみ米」「丹波山の芋」をはじめ、農家さんたちが丹精込めて丁寧に育てた、多種多様な農産物を『丹のやさい』とし、丹波市を代表する統合的なブランドです。
『丹のやさい』の商品
◆『丹のやさい』のブランドロゴに込めた思い 令和6年度より丹波市産農産物を統合した新たなブランド名『丹のやさい』を設定し、丹波市農業全体のブランド向上と、農産物の付加価値を高めることを目指します。そこで、『丹のやさい』のロゴマークを作成し、販促物への使用や農産物に貼付することで、丹波市産農産物の魅力やイメージを広く周知し、生産者の思いを全国に届けます。また、コンセプトである『まごころが通じ合う豊かなおいしさ』をよりイメージさせるため丹波市農業のシンボル「農家の丹(まごころ)・太陽」「水・丹波霧・空気」「大地・田畑・稲穂・農家」「源流の森林(もり)」の4つの要素を抽出し、デザインに反映する事で、完成しました。
★作成:丹波市在住のデザイナー
『丹のやさい』ブランドロゴマーク
◆『丹のあんバターサンド』について 『丹のやさい』の象徴的農産物である“丹波大納言小豆”のご当地ならではの新鮮でおいしい味わいを丹波市全土で体感していただけるよう、各販売店の特徴と強みを活かした名物の開発を行いました。本商品は、丹波市産丹波大納言小豆を用いた「あんこ」と「バター」を市内各々の提供店舗のオリジナルの生地で挟み込んだ商品としてご提供することで、丹波市内各地のお店で、“多様なおいしさ”を楽しんでいただけるとともに、“丹(まごころ)がこもったお土産”としてもお楽しみいただけます。「丹のやさい」のリリース日(8月8日)に併せて、市内の25店舗以上で順次販売スタートし、参画店舗は今後も拡大いたします。
『丹のあんバターサンド』の商品
■「丹のやさい」「丹のあんバターサンド」ホームページ 『丹のやさい』『丹のあんバターサンド』の情報発信をするホームページを丹波市農業ポータルサイト「丹波de農業」に特設ページとして開設します。特設ページには、『丹のやさい』の販売場所、コンセプトや認定者の情報を掲載します。認定者の情報については、認定者のホームページ、SNS、通販サイトなども掲載し、生産者の顔が見える環境を構築することで、生産者の「まごころ」をみなさまへお届けします。また、『丹のあんバターサンド』の販売事業者の情報も公開し、各事業者の商品詳細などを順次アップしてまいります。
HP:https://agri-tambacity.jp/yasai_magokoro/
「丹波de農業 丹のやさい」で検索
丹波de農業ポータルサイトに掲載している『丹のやさい』特設ページ
■林 時彦(はやし ときひこ)市長のコメント 丹波市の多様な自然環境と生産者が作り出す、丹波市産農産物を『丹のやさい』という新たなブランド名称で多方面に発信していくことで、丹波市の生産者の活力が溢れ、消費者に丹波市の魅力や農産物を食べて喜んでいただき、農産物を通じて生産者の思いに触れていただく取組です。
『丹のやさい』のブランドロゴマークについても、市内のデザイナーに丹波市の気候風土をイメージしたロゴマークに手掛けていただき、見る人の心に残るデザインとなりました。
ぜひ、丹波市のまごころが通じ合う豊かな美味しさが詰まった『丹のやさい』をお手に取っていただくとともに、新たな丹波市の特産品として、官民の農業・商業・観光が協力して誕生させた『丹のあんバターサンド』をご賞味ください。
丹波市長 林時彦
■「丹の里」活性化推進協議会北野壽彦(きたの としひこ)会長のコメント 『丹のやさい』は生産者が主役であり、生産者がいなければ丹波市の農業は成り立ちません。この取組みを通じて、兵庫県丹波市産の農産物を食べた時の”おいしさ”やその時の“笑顔”が全国、そして世界に広がり、ひいては丹波市の活性化に繋げていきたいと思っています。
「丹の里」活性化推進協議会 会長 北野壽彦
■「丹の里」活性化推進協議会について 「丹の里」活性化推進協議会は、JA、商工会、観光協会、県、市が一体となって、農林産物等のPR等により生産、販売促進を図り、農林業の活性化を図るとともに、情報発信等による来丹促進などに取り組み、丹波市の地域活性化の実現を目的に活動しています。今回の取り組みは、丹波市の農産物の素晴らしさを全国に広く発信し、より多くの方々が“手に取り”“味わい”“まごころを感じていただく”ことを通じ、丹波市産の農産物が多く流通する事で、農産物を育てている農家さんのやりがいに繋げたいと思います。
全体オフィシャルHP
市役所HP
https://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/norinshinkoka/gyomuannai/6/2/index.html
Youtubeリンク
・https://www.youtube.com/watch?v=iEIEiEiy_rY
SNSリンク
・https://www.instagram.com/eatamba_official?igsh=MTVhMG5pdmtzYTk4bg%3D%3D&utm_source=qr
丹波市長 林時彦記者発表の様子、『丹のやさい』イメージムービー
https://tambacity.jointbox.jp/index.php/s/K35QmKsKrPTPjGT
本件に関するお問合わせ先
「丹(まごころ)の里」活性化推進協議会
『事務局』丹波市 産業経済部 農林振興課
担当:百木 上田 吉積
TEL:(事務所)0795-88-5028 (業務用携帯)080-7038-8988
〒660-4192 兵庫県丹波市春日町黒井811