屋内サウナの外気浴スペースに「ととのう風」を。HUBHUB御徒町で気流デバイスの実証試験を開始

掲載日： 2024年08月08日／提供：ShareTomorrow

パートナー企業との連携により、都市部でのサウナ文化を推進し、人々のウェルビーイングに貢献

三井不動産グループの株式会社ShareTomorrow（以下、ShareTomorrow）と、パナソニック株式会社空質空調社（以下、パナソニック）とは、2024年8月8日より、都市型サウナ「HUBHUB御徒町」にて、屋内スペースでの最高の「ととのう」体験を実現する気流デバイスの実証試験を開始します。

昨今愛好者が増えているサウナ浴は、サウナ、水風呂、外気浴（休憩）を繰り返すことで「ととのう」と表現される心地よい感覚を得ることが一つの楽しみとされています。しかし都市部のサウナでは、スペースの都合で自然な風に触れる外気浴が難しいという課題がありました。

今回の実証実験では、ShareTomorrowが運営する「HUBHU御徒町」のフィンランド式サウナ（ウーラッコ）に併設された、周囲を青の洞窟のような壁に囲われた休憩スペースに気流デバイスを設置します。一般的な扇風機は羽によって微細なノイズが発生しますが、気流デバイスは誘引気流を用いることで乱れの少ない滑らかな風を実現。「ととのう風」と名付けた気流で、まるで自然の中で休憩をしているような体験を生み出します。

また、人の耳には聞こえない高音域や、繊細な音を再現できるハイレゾサウンドスピーカーを気流デバイスに内蔵。全身が音に包み込まれるようなサウンドで心と体に作用し、瞑想効果や心身のバランス調整に最適な音環境を提供します。

検証内容は以下の３点です。
（1）気流デバイスとハイレゾサウンドによる、ととのい体験の向上
（2）季節ごとの最適な「ととのう風」のあり方
（3）気流デバイスのユーザビリティ

ShareTomorrowとパナソニックは、本実証実験を通じて、屋内での「ととのう」体験の向上とサウナ文化の発展を通じて、人々のウェルビーイングに貢献していきます。

【「ととのう風」について】
等間隔に設置された柱から気流が吹き出すと、柱と柱の間にある空気が誘因されます。それらが一体となって乱れの少ない、滑らかで幅の広い風が吹いてきます。自然の風の強弱のゆらぎを計測し、ゆらぎを再現することで「ととのう風」を生み出しました。

【「HUBHUB御徒町」について】
「HUBHUB」は移動式ユニットを活用した遊休不動産の有効活用事業で、「HUBHUB御徒町」はこれまで活用されていなかったＪＲ山手線の鉄道高架下を新たに利活用した、サウナ×デジタルシアター×カフェの「情報発信空間」です。2種類のサウナは、それぞれ最大4名で貸切利用可能で、セルフロウリュできるフィンランド式サウナ・水風呂・外気浴スペースを備えています。通常時カフェとして営業しているユニットは、貸切パーティー等での使用も可能です。