株式会社万城シーズニングパートナーズ 食べ合わせで栄養価がアップする食事術「フードシナジー」訴求で店頭販促を展開

更新日: 2024年07月27日 /提供:万城食品

~東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部・管理栄養士 赤石定典氏監修協力のもと、フードシナジー効果を定量的に訴求 魚食の喫食機会創出に向け、フードシナジーによる“つけ魚”販促施策を展開~

万城食品グループ企業として生鮮・CVS 販路を管掌し、加工わさび、調味料、食品の仕入れ・販売を行う株式会社万城シーズニングパートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役:三代康雄、以下「BSP」)は、食材の組み合わせによる栄養の相乗効果「フードシナジー」を通じた、魚食の喫食機会創出を推進しております。このたび東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部・管理栄養士 赤石定典氏とともに、フードシナジーの効果検証やレシピ強化を図り、鮮魚と野菜の食べ合わせを軸としたフードシナジーの浸透を目指してまいります。

■フードシナジーとは
フードシナジーとは、「食べ合わせで栄養がパワーアップすること」を指します。例えば、人参に含まれるβカロテンは、油がない場合のβカロテンの吸収率は1割未満ですが、油と一緒に摂取することで10倍ほど吸収率が上がります。このように、食材の組み合わせによる相乗効果をフードシナジーと呼んでいます。

■取り組みの背景
BSPは、日本人の魚離れが進行している状況に対し、魚の喫食機会や需要拡大に向け、魚の“健康”軸に着目し、フードシナジーを推進、提案しております。栄養素が多く含まれる魚介を取り入れたいというニーズはあるものの、魚食調理の手間や価格の高さ、魚の一品料理だけでは子どもの食欲が満たされない等の理由から、家庭における魚料理は敬遠されてしまう傾向があります。こうした社会的課題と生活者ニーズに応えるにあたり、BSPは良質なタンパク質をはじめ、不飽和脂肪酸(特にEPA、DHA)など魚介類から得られる栄養素と野菜の栄養素に着目いたしました。魚介と野菜を掛け合わせて食べることで栄養価が高まり、他の食材と一緒に調理することでボリュームも担保されるため、家庭での魚料理が手軽に取り入れられるようになります。

今回、BSPが魚食機会の拡大に向け、食材から栄養をとることの重要性を打ち出す姿勢を、魚食が健康寿命の延伸に寄与するという考えを提唱する東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部・管理栄養士 赤石定典氏に共感いただき、鮮魚の喫食機会拡大に向けたフードシナジーの浸透・拡大に全面協力いただくことになりました。

■今後の展望
9月から新発売のつけ魚業務用オイルソース3品(バジル、生姜ねぎ塩、バター醤油の3フレーバー:キユーピー協業開発商品)を採用し、加工された「つけ魚」取り扱い鮮魚流通各社店頭販促施策として提案してまいります。

・フードシナジーメニュー3種の効果検証:
赤石氏協力のもと、食材の掛け合わせによる栄養素の変化について数値を算出し、定量的にデータ化します。魚種別の栄養素や赤石氏の栄養学的知見に基づくフードシナジーの効果に関するアドバイス等を、鮮魚売り場の店頭にてデータとともにお伝えし、お客様ならびに生活者の皆様に納得感をもってフードシナジーを体験いただけるように検証してまいります。

・バリエーション豊富なフードシナジーレシピの展開:
現在60種類以上のフードシナジーレシピをストックしており、今後もさまざまな魚種でメニューバリエーションを拡充し、お客様のニーズにお応えします。また、「つけ魚」に野菜を加えてひと手間かけるだけで効果的に栄養摂取が可能なメニュー提案を店頭でも実施いたします。鮮魚売り場のつけ魚コーナーにおいても、食材の掛け合わせによる栄養素の変化をメニューバリエーションの提案と共に展開してまいります。

・販促、店頭訴求:
赤石氏に監修いただいたレシピおよびフードシナジーの効果データを、店頭POP等で活用し、売場における「魚と野菜のフードシナジー」を訴求いたします。鮮魚売り場の滞在時間が短い消費者でも訴求内容が認識しやすいフードシナジーアイコンを開発、店頭POPに掲載し、視認性の高い店頭訴求を行います。また、BSP、赤石氏による鮮魚フードシナジーの有用性を多角的に発信し、購買動機の醸成や鮮魚需要の拡大に取り組んでまいります。

■コメント
▽BSP代表取締役 三代康雄氏
「BSPは、「生鮮食材をもっとおいしく、食卓を楽しく豊かに」という理念を掲げ、魚離れが進む昨今においても、変わらず、鮮魚売り場の活性化・魚食の喫食機会創出に取り組んでまいりました。今回、食材から栄養をとることの重要性や、おいしい食事を食卓で分かち合うことの大切さについて、同じ思いをもつ赤石氏に協力いただくことができ、大変嬉しく思います。今後は赤石氏協力のもと、フードシナジーの効果検証やレシピの強化、ならびに店頭訴求を整備し、フードシナジーの浸透・拡大を通して、変化するお客様のニーズに応えてまいります。」

▽東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部・管理栄養士 赤石定典氏
「現在、完全栄養食をはじめとした「タイパニーズ」が生活者の中で高まっています。時短やタイパにメリットがある一方、やはり、食材から身体に必要な栄養を摂取することは健康な身体づくりにおいて重要です。また、様々な味や食感を感じながら食事をおいしく楽しむことも重要だと考えています。このような背景から、BSPの思いに共感し、ともにフードシナジーの浸透・拡大に向け活動できることを嬉しく思います。20年に渡る、食生活を通した生活習慣病予防や栄養摂取に関する指導経験・知見を活かし、さらなるフードシナジーを支援してまいります。」

■赤石 定典氏プロフィール
東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 管理栄養士
レシピ本「慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ」(東京慈恵会医科大学附属病院栄養部監修)のプロジェクトリーダー。その他、多くの健康本やレシピ本の監修に関わる一方、講演会やテレビ、ラジオの出演の機会もあり、食生活を通して、生活習慣病予防や栄養の摂り方などの指導を行い学内外での活動も多い。






■万城シーズニングパートナーズについて
株式会社万城シーズニングパートナーズは、わさび製品を中心に香辛料・調味料を開発・製造する株式会社万城食品の一部事業を分割し、新たに設立された生鮮、CVS 販路を管掌する万城食品のグループ企業です。“調味、薬味がもつ無限の可能性を拓く。生鮮食材をもっとおいしく、食卓を楽しく豊かに。”を企業理念に掲げ、加工わさび、調味料、食品の仕入れ・販売を行います。






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