ウミトロン、U.S.M.Hグループ企業3社と協同し、おいしさ・安心・サステナブルにこだわった養殖魚「うみとさち」のテスト販売を開始。

掲載日: 2021年07月19日 /提供:ウミトロン

マルエツ・カスミ・マックスバリュ関東の関東圏計 11店舗にて7月22日から販売

ウミトロン株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役:藤原 謙、以下ウミトロン)は、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:藤田元宏、以下U.S.M.H)傘下の株式会社マルエツ計3店舗、株式会社カスミ計5店舗、マックスバリュ関東株式会社計3店舗にて、おいしさ・安心・サステナブルにこだわった養殖魚「うみとさち」の実証販売を、2021年7月22日より順次開始いたします。


本実証販売では、売り場に設置するPOPやリーフレット、商品に添付するQRコードを用いて、魚を育てる生産者の品質や安心へのこだわり、海の持続可能性へ配慮した取り組みなどを消費者にお伝えします。また、QRコードからは、魚を自宅でより美味しく食べられる和洋中等6ジャンルからなる様々な簡単レシピを提供します。レシピは、本企画にご賛同いただいた海の未来を考える料理人集団“Chefs for the Blue”に所属するミシュランシェフをはじめとしたトップシェフに作成いただきました。

海の資源量の減少、及び日本における海の資源や環境に配慮したシーフードの認知の低さ、購入可能な販売チャネルが限られていることが課題となっています。ウミトロンは、今後取扱魚種やパートナーとなる生産者、加工会社、量販店、飲食店を増やしていき、「うみとさち」を通じてサステナブルシーフードの認知向上、及び販路の多様化を進めていきます。

■実証販売詳細
期間:
2021年7月22日(木)~27日(火)
実証販売店舗:
マルエツ
3店舗(マルエツ江戸川橋店、マルエツ四季の森フォレオ店、マルエツ武蔵浦和店)

カスミ
5店舗(フードスクエアカスミ水戸赤塚店、フードスクエアカスミ阿見店、フードスクエアカスミ学園店、フードスクエアカスミ八潮駅前店、フードスクエアカスミイオンタウン守谷店)

マックスバリュ関東
3店舗(マックスバリュおゆみ野店、マックスバリュ新船橋店、マックスバリュエクスプレス船堀駅前店)

■販売商品
ウミトロンのパートナー生産者である株式会社ダイニチ・株式会社内海水産が生育する、ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)認証等のGSSI(FAO(国際連合食糧農業機関)のガイドライン)を満たす認証を取得した真鯛商品。




■うみとさちとは
「うみとさち」とは、おいしさ・安心・サステナブルの3点にこだわったシーフードです。「うみとさち」として、ウミトロンのテクノロジーで育った養殖魚、及び海の持続可能性を守る取り組みを行なっている生産者の養殖魚を取り扱っていきます。



おいしさ:
シーフードを育てる匠がこだわり抜いた、海のごちそうをお届けします。

安心:
対話を重ねることで見えてきた匠の素顔やストーリー、環境情報を公開します。

サステナブル:
匠たちの取り組みや哲学、それを支えるテクノロジー(※1)で海に優しく育てています。

うみとさちWebサイトURL:https://www.umitosachi.umitron.com/

うみとさちオンラインショップ:https://umitosachi.net

(※1)海に優しく効率的な養殖に貢献するテクノロジー

スマート給餌機「UMITRON CELL」を活用した複数真鯛事業者との大規模実証結果として、UMTIRON CELL搭載のAIにより魚の食欲に合わせて餌やりをすることで、従来給餌量より2割削減を達成。また、従来より少ない餌量でも、魚の食欲に応じてスマートフォンなどから遠隔で餌を与えることが可能なため、出荷時のサイズや質を保ちながら生育期間を1年から10ヶ月に短縮させることに成功しました。餌の海洋流出を防ぎながら海に優しく、かつ短期間でも大きく身質の良い魚づくりに貢献します。




■本取り組みの背景
ウミトロンは、これまでAIやIoT、衛星リモートセンシング技術を活用したサービスを養殖魚の生産現場に提供し、生産性向上に加え、環境負荷及び生産者の労働負担の軽減に取り組んできました。その中で、生産現場の課題解決だけではなく、消費者に海の持続可能性について認知を高め、購買チャネルを増やすことの重要性を感じました。そのため、「うみとさち」ブランドを立ち上げ、ウミトロンのテクノロジーで育った養殖魚、及び海の持続可能性を守る取り組みを行なっている生産者の養殖魚を消費者に販売する取り組みを開始しました。

U.S.M.Hは、社会・経済の発展、地域との共生による持続可能な循環型社会を目指し、グループの総力を結集し地球環境保全に努めることを環境基本方針としています。持続可能性に配慮した水産物を中長期的に取り扱っていきたいという意向が、ウミトロンのビジョンと合致したことから、今回の店舗における販売実証実現に至りました。

■今後の展開
ウミトロンは、今後も「うみとさち」取扱魚種や商品形態を増やすことで、消費者へよりサステナブルシーフードを日常生活の購買における身近な選択肢のひとつとなるよう、展開していきます。さらに、量販店、飲食店、百貨店、通販サービスなどのパートナー企業・団体を開拓することで、サステナブルシーフードの認知向上、及び販路の多様化を進めていきます。

海の環境に配慮したこだわりの養殖魚やSDGs・サスティナビリティに関する取り組みにご関心のある企業・団体・個人の皆様は、お気軽に記載のお問い合わせ先、もしくはウミトロンお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

■Chefs for the Blueについて
Chefs for the Blueは、東京を代表する若手トップシェフ30人とフードジャーナリストからなるグループです。減少を続ける日本の水産資源の現状を多くの人に伝え、さまざまな企画や事業を通じて対話、啓発、教育を行っています。日本の水産資源を保全し、魚食文化を次世代に引き継ぐべく、それぞれの店の営業と並行して、日々水産資源の現在とサステナブル・シーフードの学びを重ね、イベントなどさまざまな活動を通じて世の中に発信しています。
Chefs for the Blue Webサイト:https://chefsfortheblue.jp/

■ウミトロンについて
ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。ウミトロンは、持続可能な開発目標「SDGs」14番目のゴール「海の豊かさを守ろう」を支援する活動を行なっていきます。
ウミトロンWebサイト:https://umitron.com/ja/index.html

沿革
2016年4月 UMITRON PTE.LTD. (シンガポール)設立
2016年9月 ウミトロン株式会社(日本法人)設立
2018年6月 アーリーステージとして総額 9.2 億円強の資金調達をUMITRONPTE.LTD.にて実施
2018年9月 追加3億円の資金調達を UMITRON PTE.LTD.にて実施
2018年12月  米州開発銀行と提携し、総額 2.3 億円のペルー・チチカカ湖におけるサーモントラウト養殖向け IoT プロジェクトを開始
2019年1月 水産養殖向けスマート給餌機 「UMITRON CELL(R)」リリース
2019年8月 機械学習による世界初となる海上自律型の魚群食欲解析システム「UMITRON FAI (Fish Appetite Index)」を開発。
2019年11月 世界最大のエビ養殖事業者である CP フーズ(タイ)と次世代型の持続可能なエビ養殖モデルの実装に向けた協業を開始
2020年7月 衛星データを活用した水産養殖向け高解像度海洋データサービス「UMITRON PULSE(ウミトロン パルス)」の提供を開始
2020年12月 スマート魚体測定システム「UMITRON LENS(R)」
2021年2月-3月 東急ストア及びヤオコー小田原店など大手量販店複数店舗にて「うみとさち」テスト販売実施
2021年3月 環境省創設「環境スタートアップ大賞」のファイナリストに選出
2021年6月 「うみとさち」オンラインショップ開始

- お問合せ先 -
広報/取材について Email:pr@umitron.com(担当:佐藤)
うみとさちについて Email:umitosachi@umitron.com
ウミトロンのサービスについて Email:info@umitron.com

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