60年超の銘菓が売上3.5倍!博多土産チロリアンが繰り出すファンキー戦略~千鳥屋・原田浩司社長

卸・メーカー2025.09.26

60年超の銘菓が売上3.5倍!博多土産チロリアンが繰り出すファンキー戦略~千鳥屋・原田浩司社長

2025.09.26

【Q】コラボ企画はどのように企画進行しているのでしょうか?

商品例:初音ミクチロリアン (現在は販売終了)
初音ミクチロリアン
(現在は販売終了)

当社から企画をご相談しますが、コラボを見た企業様からご連絡をいただくことが増えました。今では毎週3つくらいコラボをしたいと連絡をいただくようになっています。これまで多くの企業様とコラボをしていますが、大きな失敗はありません。毎回ご好評いただき認知度もイメージも向上することが多く、おおむね成功していると思っています。

コラボを進めるにあたって企業様や商品のイメージ、相乗効果を考えますが、売上に関係なく自分が好きなものはコラボしたいという純粋な気持ちもあります。堂島ロールのメーカーである株式会社モンシェールさんからも、日持ちするお菓子が少ないからコラボしたいとお話をいただきました。堂島ロールチロリアンという名前で、関西で販売いただいています。先方の知名度も高いですし、イメージが良いのでありがたいコラボでした。

企業からコラボ希望の声があがる「チロリアン」の魅力

【Q】チロリアンの魅力とは何でしょうか?

まず、そのユニークなネーミングでしょう。そして60年以上販売し続けられるだけのおいしさも大切な要素です。また、オーストリアのチロルからイメージを膨らませた高原銘菓という世界観があることも大きな強みです。キャラクターそのものも人気がありますし、コラボ先のイメージにキャラクターにいくらでも合わせられます。毎回、弊社のデザイナーがコラボ先のイメージに合わせてキャラクターをデザインし先方へ提示しているのですが、いつもお喜びいただいています。

チロリアンは私の社長就任後、販売数2.5倍、売上3.5倍(チロリアンショート)となりました。チロリアンと千鳥饅頭の売上比率は今のところ6対4ですが、最終的に8対2くらいにしたいと考えています。千鳥饅頭は伝統銘菓なので、コラボなどはせずに地道に売り続ける方針です。一方のチロリアンのターゲットは、10代~50代と設定しています。さまざまな企業とコラボして、もっとファンキーになっていいと思っています。

チロリアンのイメージに合う北海道での生産を実現したい。

【Q】今後、取り組んでいきたいことは何でしょう?

チロリアンの世界観に合うのは、北海道で生産することだと思っています。そうすることで、より一層良いイメージを作り上げることができるでしょう。実際、すでに北海道産の材料も使っています。良い材料が多くありますからね。

また、北海道で生産しているという付加価値は、海外での販売にも有利に働くと思っています。東南アジアはもちろんインドなどでも販売できたらと思っておりますが、まずは国内をメインに進めて、海外はその余力で行う程度に考えています。チロリアンが国内の売上を伸ばす余地はまだまだあります。工場を北海道に置いて、全国に向けて発信していきたいです。

株式会社千鳥饅頭総本舗

本社所在地:福岡県福岡市博多区上川端町9-157
設立:1997年(創業1630年)
代表者:代表取締役社長 原田浩司
企業公式サイト:https://www.chidoriya.co.jp/

 

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