-●まずは御社の概要をお聞かせ下さい。
1927年の創業以来、ろうそく・キャンドルの製造・輸入販売をメインに行っています。国内1位のシェアを持つ神仏系のろうそくに加え、1995年には日本にまだなじみのなかったキャンドルに着目し、「キャンドルハウス事業」を立ち上げました。「キャンドルハウス」では、国内の自社工場および海外の提携工場で製造した商品をはじめ、海外の様々な人気キャンドルブランドと独占契約した商品も販売しています。
-●『Love is...』というイベントについて教えていただけますか。
キャンドルが生み出す癒しの空間を多くの方に体感してほしい、と月に1度「満月の夜にはキャンドルを灯して愛を語ろう」というコンセプトで行っているイベント(ソフト)で、主に商業施設や飲食店、ホテル様に提案しています。
例えば、レストランの場合は、『Love is...』の日には、お店にたくさんのキャンドルを灯して、特別メニューを用意してお客様を迎えたり、大きな施設の場合は、キャンドルで絵を書いたり、ライブをしたりとさらにイベントらしいコンテンツも行われています。
-●実際に参加されている施設や飲食店はどのようなところがありますか。
恵比寿ガーデンプレイスや東京タワー、ザ・プリンスパークタワー東京、恵比寿のMLBカフェ、シェアードテラス様など、多くの施設や飲食店様、さらに商店街様にご賛同いただき、その数はどんどん増えつつあります。
-●飲食店様の反響はいかがでしょうか。
皆さん、大変喜んでいただいています。その大きな理由の1つが「集客」につながるということです。平日はやはり端の席は埋まりにくいというお店が多いと思いますが、『Love is...』を実施する日は満席だとうかがっています。いつもよりカップルが増え、キャンドルの灯りの中で寄り添っているようなシーンをよく目にしますね。思った以上に効果があったため、『Love is...』をきっかけに、普段からたくさんキャンドルを使うようになったというお声もいただいています。
-●イベントを考え出すきっかけはあったのでしょうか?
キャンドルのある風景を身近に体感できる場所を提供したいと考えたときに、一番気軽に人が集まる場所として飲食店さん中心がいいのではないかと考えました。欧米では飲食店でキャンドルが灯っているのは日常的な風景なので。
-●『Love is...』に参加したいお店はどのようにすればいいですか?
『Love is...』のHPから賛同企業のお申し込みを承っています。商品はASP商談システムを通して購入できますので、ぜひそちらもご覧ください。
実際にキャンドルナイトを行っているお店にお話を伺いました!
シェアードテラス 外苑いちょう並木店
お話:アイビー株式会社 業態開発プロジェクト SHARED TERRACE担当 上甲輝様
「当店は『生きるとは、分かち合うこと』をコンセプトに、“非日常”をみなさんで体験して同じ思いを分かちうことを大切にしています。月に1度そういう体験ができる日を持ちたいと考えていたときに『Love is...』を知り、現在は満月の夜にキャンドルナイトを行っています。
当日はテラス席だけで200個以上のキャンドルを使い、店内も照明を落としてキャンドルの灯りをメインにしています。イベントとしてすでに定着し、平日でも満席になります。通りすがりにというよりは、「わざわざ足を運んでいただく」お客様が多いですね。キャンドルの雰囲気が落ち着くからだと思いますが、滞在時間も長くなり、客単価もあがります。ただ、集客や販促はあくまで結果であって、キャンドルは「うちのお店を好きになってもらう、ファンになってもらう」ためのブランディングの1つで、とても効果的なコミュニケーションツールだと思っています。
カメヤマさんとは、ただキャンドルを売り買いするだけはなく、コラボレーションしてイベントを一緒に作っていける関係だと思っています。例えばこちらが「こういうことをしたい」「お客様にこう感じてほしい」と伝え、そのために最適な商品や演出方法をご提案いただけます。安全面での相談にも乗っていただけるのでとても心強いです」
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