生活協同組合パルシステム神奈川(本部:横浜市港北区新横浜、理事長:藤田順子)とパルシステム生活協同組合連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)、有限会社ジョイファーム小田原(本部:小田原市曽我岸、鳥居啓宣取締役)が参加する「小田原食と緑の交流推進協議会」は6月30日(日)、梅の里センター(小田原市曽我別所)で第23回通常総会を開催しました。2024年度計画など提案された5議案すべてが全会一致で可決、承認されました。
ものづくりが続く小田原へ
2023年度は、生産者と消費者、行政などが小田原地域の課題をともに考えて解決し、本音で語れる交流をめざし活動したことが報告されました。
12月には、小田原市の後援で開催した「小田原オーガニックフェスタ」に2万5千人が来場しました。(小田原市発表)本協議会が主催する「オニオン祭」や「柑謝祭」「根府川みかん山再生」の企画は雨天などで中止になりましたが、ジョイファーム小田原の交流企画に272人が参加し、収穫体験などを通じ、交流を深めました。ほか、白梅干しの製造工程の副産物を商品化した調味料「梅のしずく」を発売しました。2024年度は、2030年に「小田原地域の魅力が広まり、ものづくりが続いている」というありたい姿の実現をめざし、地域の連携により課題解決を進めることが確認されました。継続的な発展の土台とするため、若手生産者や新規就農者の活躍の場づくりを推進します。議案承認の後、鳥居啓宣協議会会長は、「2002年の協議会設立当初に比べると、社会や農業を取り巻く環境は大きく変わってきています。立場を超えて支え合うつながりが大切です。ともに持続可能な社会づくりをすすめていきましょう」とあいさつしました。
▲持続可能な社会づくりを呼びかける鳥居啓宣協議会会長
協議会設立の第一人者である山本伸司パルシステム連合会元理事長からは、小田原での交流発展を期待する講演がありました。小田原の里山や海、歴史と人の魅力に触れながら協議会のあゆみを紹介し、「生産の価値を消費者が学ぶ交流が、生産と消費を結び、価値を価格に転換します」と、活動の意義や次の20年に向けたビジョンを語りました。
▲小田原での交流発展への期待を語る山本伸司パルシステム連合会元理事長
パルシステム神奈川はこれからも、協議会に参加する生産者や利用者とともに、小田原の地域づくりを応援していきます。
生活協同組合パルシステム神奈川
所在地:横浜市港北区新横浜3-18-16 新横浜交通ビル、理事長:藤田順子
出資金:117.6億円、組合員数:36万人、総事業高:553.8億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-kanagawa.coop/パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/