【調査レポート公開】2024年度 新入社員の傾向と育成のポイントとは?~やりがい・承認を求めるZ世代~

更新日: 2024年06月30日 /提供:シェイク

2024年度新入社員 約1,800名の傾向を分析・考察!

企業研修、人事組織コンサルティング事業を行う株式会社シェイク(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:吉田実)は、2024年度新入社員の傾向を理解し、職場での活躍を後押しするために、・働く目的・どのようなときにモチベーションが高まるか・長く働き続けるための条件・上司に求めることといった設問でアンケート調査を行い、分析・考察のうえで「2024年度入社 新入社員レポート」を発行いたしました。本プレスリリースでは、アンケート結果を抜粋してご紹介いたします。


レポートのダウンロード方法


レポートは下記のページより無料でダウンロードいただけます。
https://shake.co.jp/download/

※同業者の方、ならびに求職者、学生の方からのお申し込みはご遠慮ください。

調査概要


調査対象者:2024年度新入社員 1,806名
調査期間:2024年4月2日~4月24日
調査方法:Webアンケートによる調査

サマリー


新入社員アンケート結果から、2024年度新入社員には以下のような傾向が読み取れました。

・仕事に求めることは、 「やりがい」「自己成長」
・会社・組織に求めることは、 「良好な人間関係」「満足する収入」
・強みと感じているのは、 「対人感受性・信頼関係構築」
・モチベーションが高まるポイントは、「承認」「達成」「成長」
・上司に求めることは、「きめ細かい指示」「社会人基礎の指導」「飲みの誘い」

POINT1. 仕事に求めることは、 「やりがい」「自己成長」


「働く目的」として「やりがい」を選択した新入社員が58.6%、「自己成長」を選択した新入社員が58.1%となりました。

POINT2. 会社・組織に求めることは、 「良好な人間関係」「満足する収入」


「働く目的」として「収入」を選択した新入社員は54.0%で、2022年と比較すると4%近く増加しました。
また、「長く働き続けるための条件」として「良好な人間関係」を選択した新入社員は76.4%となりました。

POINT3. 強みと感じているのは、 「対人感受性・信頼関係構築」


「自身の得意なこと・強み」として、「他者の思いや考えを理解し、信頼関係を築くこと」を選択した新入社員が52.2%で、2位以下と15.6%差がありました。

POINT4. モチベーションが高まるポイントは、「承認」「達成」「成長」


「どのようなときにモチベーションが高まるか」で選択された割合が高い項目の上位3つが、 「誰かから成果や努力を認められたとき」「自分自身の力で目標を達成したり、ものごとをやり遂げたとき」「自分自身の成長を感じたとき」 (2023年と同様の3項目)となりました。

POINT5. 上司に求めることは、「きめ細かい指示」「社会人基礎の指導」「飲みの誘い」


上司に求めることはどちらに近いか選択する設問において、下記のような結果となりました。

●「きめ細かく指示してほしい」が、「ある程度任せてほしい」よりも多い
●「社会人としての基礎をしっかり教えてほしい」が、「自分の個性・長所を活かせるように配慮してほしい」よりも多い
●「飲みの席に誘ってほしい」が、「飲みの席には誘ってほしくない」よりも多い

まとめ


今回は、2024年度新入社員を対象に、
・働く目的
・どのようなときにモチベーションが高まるか
・長く働き続けるための条件
・上司に求めること
といった観点を探るために、調査を実施いたしました。

調査結果から、2024年度新入社員は仕事に対しては「やりがい」「自己成長」、会社・組織に対しては「良好な人間関係」「満足する収入」を求めていることや、意外にも上司との飲みの席には前向きだということなどが分かりました。

このような新入社員の傾向を踏まえ、職場では例えば下記のような育成が効果的であると考えます。

1.こまめで丁寧なコミュニケーション&具体的な承認・アドバイス
新入社員は職場でのコミュニケーション機会を求めているものの、上司や先輩はハラスメントへの懸念などからコミュニケーションを遠慮してしまう可能性があるため、新入社員がさまざまな人と関係構築できるような機会を意図的につくっていく。

また、 スモールステップで目標を設定し、成果のみならず、成長やプロセスに対して、こまめかつ具体的に承認・アドバイスをすることで、新入社員の小さな成功体験を積み重ねていくことが望ましい。

2.キャリア自律に向けた支援
自分にとってやりがいがあることをやりたいと考える人が多い傾向があると考えられるが、職場において現時点でのやりがいや、やりたいこと(Will)の達成に固執しすぎると、自らの可能性や成長の枠を狭めてしまったり、早期の諦め感や見切りによる離職にもつながる可能性もある。

ジョブクラフティングのような仕事への意味づけや創意工夫を行うことで自ら仕事にやりがいを見出していくなど、内発的な動機づけやモチベーションを自ら開発していくための振り返りや1on1面談を取り入れていくのが有効と考えられる。

詳細については、ぜひレポートをダウンロードしてご覧いただけますと幸いです。
※全てのアンケート結果及び、アンケート結果の分析・考察を踏まえた今後の育成のポイントをご覧いただけます

◆レポートのダウンロード
https://shake.co.jp/download/
※同業者の方、ならびに求職者、学生の方からのお申し込みはご遠慮ください。

ウェビナーのご案内


本レポートの発行に加え、2024年度の新入社員のリアルと効果的な育成施策事例について、ウェビナーを開催いたします。

《日時》 第1回 2024年7月3日(水)14:00-14:45
     第2回 2024年7月9日(火)10:00-10:45
     ※同内容で2回開催いたします

《ポイント》
●2024年度新入社員の特徴と傾向(働く目的・強みと弱み・モチベーションポイントなど)
●新入社員の特徴と傾向を踏まえた効果的な育成のポイントと取り組み事例

《会場》 オンライン開催(Zoom)

《詳細・お申し込み》
https://shake.co.jp/seminar/73567/

会社概要


会社名 :株式会社シェイク
設立 :2000年8月
代表取締役 :吉田 実
取締役 :?尾 裕史
顧問 :花田 光世(財団法人SFCフォーラム代表理事 兼 慶應義塾大学名誉教授)
金井 壽宏(神戸大学社会科学系教育研究府長 兼 経営学研究科教授)
所在地 :東京都千代田区麹町5-3-5 麹町中田ビル6階
事業内容 :社員育成事業、人事組織コンサルティング事業
ホームページ :https://shake.co.jp/

bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域