サステナビリティ・マネジメント講座(https://www.aoyamabs.jp/sustainability/)
?山学院大学大学院国際マネジメント研究科(キャンパス:東京都渋谷区、研究科長: 細田高道、通称:?山ビジネススクール、以下「ABS」)は、サステナビリティを織り込んだ企業戦略や事業計画の立案の策定が可能な実務家の養成を目的とした履修証明プログラム「サステナビリティ ・マネジメント講座」を2023年1月に第1期、第2期を2023年9月に開講し、好評につき第3期を2024年9月に開講します。 ABSのMBAプログラムによるビジネス教育で培ったノウハウを活かし、この研究領域を専門とする専任教員及び外部の専門家が最先端の学びを提供します。
(講座開講期間)2024年9月7日(土)~2025年1月18日(土)
(出願期間)2024年6月15日(土)~2024年7月15日(月)
講座の目的
企業が取り組むべきサステナビリティとは何か、本質的な議論を基に、タクソノミー、ガイドライン、規制や規格等を理解しながら、サステナビリティを織り込んだ企業戦略や事業計画の策定が可能なエキスパートおよびオフィサーの養成を目的としています。
第1期及び第2期講座の参加者
上場企業の管理職、中小企業の役職者、ベンチャー企業の若手社長、公認会計?など様々な方に受講して頂いています。
また、業種も幅広く、IT・サービス業、製造業、金融業からほぼ同じ割合でご受講いただいております。
男女比もほぼ1:1となっております。
第1期及び第2期講座参加者の声
- 講座内容が幅広い(ファイナンスに絞った講座であれば、多くの大学が提供している)
- この講座では、環境、人的資本、ガバナンスを体系的に学ぶことができたほか、実務に直結する話としてESG投資家や欧州の動向などといったテーマにも触れることができた
- 効率よく、かつ体系的な知識を身につけられた
- サステナビリティオフィサーに求められる、包括的なサステナビリティの知識を学ぶことができた
- 先生が実業界のトップレベルの現役の方であったこと、または研究者でいらしたことが良かった
- 最終レポートでは、受講生各自の実業務に基づいた課題感が反映されており、学ぶことが多かった
- レポート作成においては、教授陣からもサポートをいただけただけでなく、受講生間でも情報交換が生まれた
詳細はWEBサイトからご確認ください。
https://www.aoyamabs.jp/sustainability/index_message.html
講座概要
講座の名称:サステナビリティ ・マネジメント講座
開講場所:?山学院大学 ?山キャンパス
開講期間:2024年9月7日~2025年1月18日 全56回 (うちPre-MBA科目6回(選択制)、中間報告2回、最終報告4回)
受講対象者:サステナビリティ(SDGs・ESG 含む)を織り込んだ企業戦略や事業計画が求められる実務者
講師:ABS専任教員及び外部講師
受講方法:書類審査による選抜
出願期間:2024年6月15日(土)~2024年7月15日(月)
講座HP:https://www.aoyamabs.jp/sustainability/
プログラム監修とプログラム・コーディネーターのプロフィール:別紙1
本講座の具体的な内容:別紙2
履修証明書について
本講座は、文部科学省所管の学校教育法に定められた「履修証明プログラム」として実施します。全ての授業を受講し所定の要件を満たした方には、?山学院大学学長名で履修証明書が交付されます。履修証明書は履歴書ならびにジョブカードに学歴として記載することができます。
別紙1.プログラム監修とコーディネーターのプロフィール
プログラム監修
北川 哲雄(きたがわ てつお)
?山学院大学名誉教授、東京都立大学特任教授
早稲田大学商学部卒業、同大学院商学研究科修?課程修了、中央大学大学院商学研究科博?課程修了。博?(経済学)。シンクタンク研究員、運用機関リサーチャーを経て2005年に?山学院大学大学院・国際マネジメント研究科教授に就任(担当科目:『コーポレート・ガバナンス』『コーポレート・コミュニケーション』『ファイナンシャル・レポーティング』等)2019年より現職。一般社団法人『ESG情報開示研究会』代表理事、環境省『ESGファイナンスアワード』審査委員長、経済産業省『?財務情報開示研究会』座長、金融庁『ESG評価・データ提供機関にかかる専門分科会』座長などを現任。
プログラム・コーディネーター
伊藤 晴祥(いとう はるよし)
?山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 教授
青山学院大学国際政治経済学部卒業。ハワイ大学シャイドラー経営大学院で博士号(Ph.D. in International Management)取得。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で博士(政策・メディア)取得。国際大学講師、准教授、青山学院大学准教授を経て、2023年4月より現職。2015年8月よりイトックス株式会社代表取締役。専門分野は、コーポレートファイナンス、リスクマネジメント、リアルオプション。リスクマネジメント分野では、2018年に日本保険学会賞(論文の部)、2022年に生命保険文化センターから優秀論文賞、2023年に青山学院学術賞を受賞している。近年では、サステナブルファイナンスの研究にも従事しており、サステナブルインシュランスの実現可能性に関する研究―Baloise Assurances Luxembourgが販売した100% Sustainable LifeInsuranceを事例として―、生命保険論集、第222号、“On the Correlation between Market Risk Premiums and SDGs: Implications to Corporate Value,” Communications of Japan Association of Real Options and Strategy Vol.12, Issue 1、等を始めとする多数の論文を執筆している。2020年から、ISO/TC207 環境マネジメント及びISO/TC322サステナブルファイナンスのエキスパートを務めており、ISO 14054 Natural Capital Accounting for Organizations等の規格作成に従事している。
別紙2.本講座の具体的な内容
概要
本講座は、企業価値向上や社会的インパクトをもたらすサステナビリティ経営を実践する能力を涵養することを念頭に置いたカリキュラム構成になっています。
具体的には、各分野の専門家が、実務での最新事例や米国、欧州における動向を踏まえ、サステナビリティ経営の実践に必要な知識やスキルに関する講義を行い、実践力を高めるためのディスカッションを行います。
また、本学の専任教員も、最先端の学術研究に基づく講義および、ケースメソッドを利用したディスカッションを行います。
最終発表では、受講者の皆様がサステナビリティ経営の実践において課題に感じている事などを取り上げて頂き、その解決策などについて議論して頂きます。
このように講義によるインプット、ディスカッションや最終発表によるアウトプットを繰り返すことにより、科学的にサステナビリティ経営を実践するための知識及びスキルを身に着けることができるカリキュラムになっています。
したがって、サステナビリティへの対応を求められている部門にお勤めの方、将来サステナビリティオフィサーとしての活躍を希望している方、サステナビリティに対する理解を深め、企業の持続的な成長のために必要な経営戦略立案や新規事業開発を担当されている方あるいは以上のようなキャリアを希望されている方に向けた実践的かつ学術的なプログラムとなっております。
授業内容
https://www.aoyamabs.jp/sustainability/index_schedule.html
参考資料(研究科概要)
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)
ABSは1990年に設立し、社会人が学ぶ専門職大学院のビジネススクールとしては、日本で最も長い歴史を持っています。『社会的責任を果たし、地球市民として活動する創造的リーダーの養成と、時代をリードする研究活動を通して、豊かな未来を切り拓くことに貢献する』というミッションを掲げ、課題の発見・解決に向け、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ力をもつ人材の育成を目指しています。このような歴史と特徴を持つABSは、日本におけるビジネススクールの草分けとして、2,900人以上のMBAホルダーを世に送り出しており、修了生は実業界のさまざまな分野で活躍しています。
国際認証取得
https://www.efmdglobal.org/
2022年2月、ABSのMBAプログラムは、ビジネス教育の国際的認証機関であるEuropean Foundation for Manage ment Development(EFMD、本部:ベルギー)より、世界水準のビジネス教育を提供しているプログラムとしてEF MD Accredited MBAの認証を取得しました。この認証取得後も審査は継続して受けることになり、さらなるプログラムの質の向上や海外ビジネススクールとの交流が期待されます。
MBAプログラム
平日昼間履修の「デイタイムコース」と、企業等組織に勤務する職業人を対象にした平日夜間と土曜日履修の「イブニングコース」により構成されています。カリキュラムは専任教員による専門性の高い専門科目、実務で活躍している?常勤講師による最先端のビジネスを学べる科目、海外ビジネススクールとの共同科目等、ビジネスの実践で活かせる内容になっています。
特徴的な取組
日本の多くのビジネススクールでは修了するために修?論文が求められますが、ABSはグローバルスタンダードに合わせて修?論文をなくし、その代わりに海外ビジネススクールや産業界との連携によって開発した科目『?山アクション・ラーニング』を設置しています。これは2年間の学習の総仕上げとして、学びと知識を定着させて実務に活かすことを目的とした実践的な科目です。
https://www.aoyamabs.jp/programs/globallearning.html
主な学生データ(2024年入学者のデータ)
- 男女比率=イブニングコース学生(男性63%:女性37%)、デイタイムコース学生(男性59%:女性41%)
- 平均年齢=イブニングコース学生38.4 歳、デイタイムコース学生25.5歳
- イブニングコース学生の所属業界=情報・通信、サービス、保険業、電気機器、医薬品など
その他詳細はABSウェブサイトをご覧ください。
https://www.aoyamabs.jp/