コロナ禍からの挑戦!香川県高松市から「瀬戸内の美味しい」が香港へ続々と初上陸!6月1日に「瀬戸内グローカルラボ」へ名称変更し、産学官連携で地域活性化を図る。…

掲載日: 2021年06月02日 /提供:朝日通商

株式会社朝日通商(本社:香川県高松市、代表:後藤耕司/以下朝日通商)は、コロナ禍の中で海外進出を支援するため、学んでつなぐコミュニティ「瀬戸内グローカルラボ」によって地域産業の発展を支援しています。

瀬戸内グローカルラボは、「瀬戸内の豊かな日常をアジアへ」をコンセプトとして、海外への販路拡大を目指す中小企業のためのビジネスコミュニティとして、朝日通商が主催し、2019年11月に「かがわグローカルラボ」として発足しました。コロナ禍を受けて、昨年からオンライン開催を実施し、香川のみならず瀬戸内エリアの一次産業や飲食関係者の力になりたいという想いでサプライヤーを集め、無料で国際ビジネスを学べる場を提供し、人脈や情報の連携を図っています。現在は、食品のみならず、衣類や雑貨、家具、化粧品など扱う中小企業や地元の高校生も参加し、産学官連携で新たな価値を見出すためのオープンイノベーションの場としても、広がりつつあります。


6月1日より、地域産業の発展のため、「瀬戸内グローカルラボ」へ名称を変更しました。
その前身となる、かがわグローカルラボの発足は2019年11月。50周年を迎え、「物を運ぶ会社から豊かさをつなぐ会社へ」として刷新した理念を具現化し、コロナ感染拡大前から問題となっていた日本市場の縮小を打破するために、アジアに新たな販路拡大を支援するビジネスコミュニティとして発足しました。

日本とは異なる文化や商慣習、国際マーケティングなどを正しく学び、サプライヤーと現地パートナーをつなぎ、新たな新商品開発としてのビジネスマッチングという、「Study」「Connect」「Business」という3つの取り組みを継続的に実践しています。



第1回目はロイヤルパークホテル高松でリアル開催を実施しましたが、コロナ禍を受けて約1年間の期間を経て2020年10月にZoom開催で再始動。サプライヤーのエリアも香川から四国4県と岡山という瀬戸内沿岸地域に広げ、コロナ禍で影響を受けた一次産業の県産品や外食関係の中小企業の商品が次々と香港に向けて市場開拓の実績が誕生しています。

▼瀬戸内グローカルラボの紹介はこちらです。
https://asahitsuushou.co.jp/effort/lab/




<地元高校生も参加する産学連携の場>
2021年4月27日に開催された第4回目は、香川県綾歌郡綾川町にある香川県立農業経営高等学校からも参加し、参加した約30名の中小企業経営者の前で、学校紹介のプレゼンテーションを行っていただきました。今後も継続的に次世代育成と共に、若手から大人が気づきを得る「リバースメンタリング」の一環として高校生や大学生の参加促進を実施していく予定です。

▼香川県立農業経営高等学校のHPはこちらからご覧いただけます。
https://www.kagawa-edu.jp/nokeih01/htdocs/





<産学官連携の循環モデルによってSDGsにも貢献>
瀬戸内グローカルラボは、産学官連携によって、コロナ禍を乗り越えるだけではなく、持続可能な地方の循環モデルをつくることを狙いとしています。朝日通商の収益の一部を社会課題解決に充当し、社会から取り残されている地元の子供たちの支援にも取り組み始めています。

<進行中事例紹介1>
事例紹介1例目は、愛媛県宇和島市の株式会社タイチ、代表取締役徳弘多一郎氏。天然でもない養殖でもない、エシカル養殖という新しいカテゴリで、鯛の内臓から元気にする餌の開発に13年を費やし、アニマルウェルフェアや、環境にも配慮した高級養殖鯛が人気となり、昨年5月のクラウドファンディングでも話題になりました。健康を重視する香港市場のテストマーケティングを経て、香港向けに輸出が決定しました。




<進行中事例紹介2>
事例紹介2例目は、岡山県岡山市の株式会社冨士麺ず工房、専務取締役の波夛悠也氏。岡山で旨いと話題のラーメン店のほとんどと取引のある創業74年の老舗製麺業の技術を活かし、2010年からイタリアン向け生パスタにチャレンジしてきました。今では、ミシュランの星付きシェフからの注文が相次ぎ、2021年には三重県にある農業高校とコラボしたクラウドファンディングを通じてSDGsの実践にも取り組んでいます。グローカルラボの学びを生かしてこの度香港への進出が決定しました。




<成功事例紹介>
成功事例として、4月22日に四国から香港に向かった商品はこちらです。
株式会社TKGアグリ様からの輸出は、「さぬきのめざめ」というアスパラガス(写真下)と柑橘2種:南津海(なつみ)、河内晩柑(かわちばんかん)となりました。この極太のアスパラガスは、甘みと旨味が特徴で、国内でもすぐに売り切れてしまう大人気商品です。



柑橘類の南津海(写真左)は、皮が薄く、深い甘さが特徴で高品質な温州ミカンに近い味わいです。
河内晩柑(写真右)は、見た目はグレープフルーツですが、酸味は少なくさっぱりとした甘さが特徴であり、種がなく、和製グレープフルーツと呼ばれています。


そのほか、井上石灰工業株式会社様からは、新品種のミニトマト、松風庵かねすえ様からはお菓子5種類、さぬきの国から和三盆、さんきうい、大禹謨(だいうぼ)、ハニー檸檬、芋くらべが上陸しました。


<今後の展開>
下記の日程で、第5回瀬戸内グローカルラボを開催し、香港上陸後の商品の売れ行きや、四国の隠れた名産品のコラボによる独自ブランドの発表、SDGsの取り組みの紹介などを共有し、志の高いサプライヤーからのエシカルな商品の発掘、開発を引き続き実施する予定となっています。

第5回かがわグローカルラボ(予定) 
名称:第5回かがわグローカルラボ
開催日時:2021年7月6日(火曜日)16:00-19:00
開催場所:Zoomオンライン
参加費:無料
参加方法:事前申し込みが必要です
イベント内容:海外進出に初めて挑戦した企業から、ノウハウや海外マーケティングを学ぶ
お問い合わせ先:株式会社朝日通商 経営企画室 荒井(あらい)・黄(こう)
TEL 087-874-6115

【会社概要】 
社名:株式会社朝日通商
代表:代表取締役社長 後藤 耕司
本社所在地:〒769-0104 香川県高松市国分寺町新名1566-1
URL:https://asahitsuushou.co.jp/
設立年:1970年5月
資本金:3,000万円
従業員数:334名(朝日通商正社員、パート・アルバイト含む)
事業内容:一般貨物自動車運送事業、3PL事業、貨物運送取扱事業、倉庫並びに貸倉庫業、貿易代行事業、販売事業

<報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社朝日通商 経営企画室 荒井(あらい)・黄(こう)
TEL 087-874-6115 / FAX 087-870-6176
labo@asahitsuushou.co.jp

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