この度、株式会社井上寅雄農園(長野県佐久市 代表取締役 井上隆太朗)が運営する農業界初のスキルシェアサービス「アグティー」では農業資材会社と農業者のオンライン指導サービスを開始しましたので、お知らせいたします。
「アグティー」は新規就農者や悩みのある農業者が日頃抱えている栽培から経営まで、農業に関わる全てのお困りごとに対して、プロ農業者などのアドバイザーから直接、ビデオチャットなどでアドバイスが受けられるお悩み相談サイトです。令和3年5月現在、登録者は227人、アドバイザー82名となっており、農業者の技術継承のツールとしても注目されています。
アグティーHP:https://www.agrt.jp/
説明動画:https://youtu.be/_ljWzggfEUg
●困っている農業者を一人でも多く助ける
農業資材メーカーの多くが問屋か販売店に卸すためあまり農家との接点がないと思われています。しかし購入した農業者は資材の利用方法がわからない場合、直接農業資材メーカーに電話し、時には現場に来てもらい無償で指導してもらっています。中にはメールや画像でも解決できる案件もあり、「アグティー」のチャットとビデオ通話を活用することで現場に行かなくても農業者の課題が解決されることが期待されます。
移動時間をなくすことで困っている農業者を一人でも多く助けることができます。
--問い合わせ電話からの脱却による指導の効率化--
ある農業資材メーカーのヒアリングによると農繁期には1日数十件の問い合わせ電話がくると回答しました。農繁期だけの人員の確保や知識のある人材の確保は非常に難しく、各農業資材メーカーは頭を悩ませています。しかし「アグティー」を窓口としチャットとビデオ通話を活用することで指導員のペースで回答することができ、作業の効率化を実現することが可能です。また同じ質問に関しては回答のコピー&ペーストも可能で、質問が増えてきた場合は「よくある質問」としてまとめることも可能です。
●農業資材のプロは栽培指導のプロ
農業資材会社には栽培指導員がいます。企業によっては営業がその役割を果たしている場合もありますが農業者は農業資材会社の指導員から指導を受けることができ、資材の使い方から栽培方法の知識を得ることができます。指導員の中にはその分野のプロもおり、栽培技術も非常に高いと言われています。しかし各社、大勢の指導員がいるわけではないので、少人数で全国を回らなくてはいけません。「アグティー」を使えば多くの農業者にチャットとビデオ通話を使って農業指導することができます。また農業資材会社も農業者の課題によっては自社商品のPRもすることができるため、農業者と農業資
材会社にとってメリットのあるサービスとなっています。
●営業車の利用減少による脱炭素社会への貢献
移動時間の減少=車移動の減少となります。車での移動時間が減ることで、営業車を使う機会が減るため脱炭素への貢献も可能となります。農業資材メーカーの多くは大手企業であり、こういった小さいことから二酸化炭素の排出を抑え脱炭素社会づくりに貢献することを期待します。
●利用イメージ
農業資材会社は、自社製品を購入してくれたユーザーにアグティーに登録していただき製品についての相談などをアグティーのチャットとビデオ通話を使って指導、説明することが可能です。
●利用料金
無料
※詳細はお問合せください
●利用企業様のコメント
株式会社サンホープ 企画課 本多様
かん水は収量や品質、農作業の効率に大きく影響しますが、雨の降る日本ではその必要性や効果についてまだまだ知られていません。創業以来培ってきたかん水の知識で、かん水に少しでも興味を持っている方々のお役に立つ機会を得たくアドバイザー登録しました。
●問い合わせ先
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社井上寅雄農園 担当:井上
TEL:0267-67-4333 FAX:0267-66-1994
e-mail: ryutaro-inoue@pascal.ne.jp
HP:https://r.goope.jp/toraonouen/