株式会社KOMAINU(本社:東京都港区、代表取締役:鳥井直哉)が運営する国内最大級の食・料理に関するメディア「ちそう( https://chisou-media.jp )」の『[ちそう]食の実態調査隊』は、世間の食・料理に関する独自調査を行なっています。今回は、2021年(5月時点)における5月病を感じている人の割合と、やる気が出ると感じる食べ物・飲み物を全国の男女(18歳以上)に対してアンケート調査をしたので、ここに報告いたします。
実施にあたる背景
5月といえば「母の日」「こどもの日」など「GW」によって休日が多いですね。長期休暇が全て終わってしまった後の反動や、4月から始まった新しい環境に馴染むことへのストレスなどで「5月病」を感じる人がいるのではないのでしょうか?
特に今年は、都心部はコロナによる緊急事態宣言が発令されており、コロナ禍以前に比べ家で悶々と過ごさざるを得ない人も多かったでしょう。
そこで今回、食の実態調査隊byちそう(https://chisou-media.jp ) では、「2021年のコロナ禍における5月病の影響」と、食系サイト「ちそう」らしく5月病対策となるような「やる気のでる食べ物・飲み物」について調べてました。
調査結果まとめ
調査結果をまとめると以下の通りです。
GW中に旅行できた人はわずか3%
87%の人が基本自宅で過ごしていた
旅行できなかった人のうち、67%の人がコロナを懸念して旅行を避けた
5月病を感じている人は45%
5月病に「旅行できたか否か」はあまり関係ない
世代では10-20代が「55%」と平均より高く、30-40代が「35%」と平均より低かった
やる気を出したい時に食べるものは「焼肉・ステーキ」などガッツリ系や「チョコレート」といった甘い食べ物がランクイン
やる気を出したい時に飲むものは「コーヒー」「エナジードリンク」などカフェインを含む飲み物が4~5割を占める
それでは早速詳細を見ていきましょう。
コロナ禍のGW中の過ごし方について
日頃忙しい社会人はGWといった長期休暇を活用して、旅行する人が多くいるイメージですが、今年はコロナ禍で、時短営業や主要都市で緊急事態宣言が出されたりと、積極的に旅行できるような雰囲気ではなかったありませんでした。
実際に、旅行した人はどれくらいいるのでしょうか?旅行した人、自宅にいた人、などの割合を調査したところ、以下の通りでした。
・基本、自宅で過ごした:87%
・どこかに旅行(1泊以上)した:3%
・日帰りで旅行やレジャー施設にいった:6.5%
・帰省:3.4%
また、1泊以上の旅行をできなかった人たちに、「コロナがなければ旅行したかったか」を聞いたところ、約67%の人が「はい」と答えました。
やはり、コロナ禍で旅行したくてもできなかった人が多かったのですね。となると、基本自宅で過ごすことをコロナのせいで強いられたわけなので、5月病を感じた人がより多いと予想されますが、実際はどうなのでしょうか?
5月病を感じている人の割合は45%
まず、5月病を感じている人の割合を調査したところ、「45%」の人が多少なりとも感じているようでした。
その上で、1泊以上旅行した人と、旅行できなかった人で、5月病の感じ方に違いはあるのか調査したところ、
・1泊以上旅行した人:43%
・旅行できなかった人:45%
予想に反して、とそこまで差はなく、どちらもほぼ平均と同じくらいの割合でした。GW中どのように過ごしたかは、あまり5月病と関係ないようですね。
世代間の5月病の感じ方の違いをみてみると…
世代間で5月病の感じ方に差があるのかについても調べてみたところ、5月病を少しでも感じていると答えた人は世代別に以下の通りでした。
10代-20代:55.7%
30代-40代:35.7%
50代-60代:44.7%
30-40代の方は社会人としての経験があることで、休日後の仕事に対してのストレスがルーティン化しているためか、5月病を感じている人は約35%と平均に比べ10%も低くなっていました。
その一方、10~20代においては、逆に平均より10%ほど高くなっており、半分以上の人が5月病を感じているという結果になりました。
そこで、GW後の仕事・勉強へのやる気がなかなか起きない人のために、食の実態調査体[byちそう]では皆さんがやる気が出ると感じる食べ物・飲み物を調査してみました。その調査結果は以下の通りです。
やる気がでる食べ物は「肉」「カレー」などガッツリ系
やる気が出る食べ物TOP5には、
・焼肉
・ステーキ
・カレー
・餃子
などガッツリ系や、精がつくにんにく料理がランクインしました。選んだ理由についてもアンケートしたところ、
・肉の中でも特に好きだが、毎日は食べられない値段だからこそ、やる気を出したいときには食べる。(ステーキ、30代)
・ニンニクたっぷり&ボリューミーで元気が出るから(にんにく、40代)
・単純に美味しいし、高い肉を食べるとご褒美感があるからです(ステーキ、30代)
などの回答が得られました。
ただ、一つだけ甘味料で
・チョコレート
が2位にランクインしており、こちらを選んだ理由についても調査したところ
・甘いものを食べるとリラックスするから、元気がでます。(50代)
・気分をリセットできるので。(10代)
・食欲がなくても甘くて美味しいのでサっと食べることができ、栄養を摂ることができるから。(20代)
との回答が得られました。
やる気がでる飲み物は「カフェイン」を多く含む傾向があり
やる気が出る飲み物TOP5には、
・コーヒー
・エナジードリンク
などカフェインを多く含む飲み物がTOP2にランクインしました。選んだ理由についてもアンケートしたところ、
・カフェインや炭酸が入り、シャキッとする気分になるから。(30代)
・刺激とカフェインで眠気が飛んでやる気が出る気がするから(20代)
などの回答が得られました。上記の回答のように、カフェインの他にも、炭酸の爽快感でやる気が出ると感じる人が多いようです。コーラ・炭酸飲料がTOP5にランクインしていることも、同じ理由なのでしょう。
また、アルコール類が1つ「ビール」のみランクインしており、その理由として
・毎日の終わりに飲むのが快感だから
など、仕事終わりのご褒美として飲むことを想定して回答した方が複数名見受けられました。
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【調査概要】
調査方法:ネットアンケート
調査対象:日本全国の男女(18歳以上)
調査期間:2021年5月7日(金)~5月12日(水)
回収サンプル数:507
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