(株)ブルー・スカイ・アソシエイツ(本社:東京都港区)は、当社が関連会社を通じて運営するちくらつなぐホテル(千葉県南房総市千倉町)と、ペナシュール房総が設立を予定するラム酒蒸留所、さとうきび生産と農園運営のきびラボと提携し、新たな事業の創出と観光コンテンツを生み出していきます。
■なぜやるのか
2006年の町村合併により誕生した千葉県南房総市は、全域過疎地域に指定されており、生産年齢人口・老年人口・平均年齢ともに県下ワースト3位内と、数字から見ても高齢化が顕著となっております。
行政はUIターンをはじめ、若い世代の受け入れには積極的ですが、いきなり多くのIターン希望者が来るほど容易なものではありません。そのため、雇用を創出する魅力的な受け皿や、観光コンテンツの創生による関係人口の構築が今後ますます重要になってくると考えています。
当社は2019年、小学校の保養所(上図:左)を再生させることで南房総千倉町に『ちくらつなぐホテル』(上図:右)をオープンし、東京と南房総をつなぐ架け橋となるべく宿泊施設の運営に努めてまいりました。しかし、同年に起こった台風15号19号の被害により、南房総市全域において観光客が減少し、厳しい状況となりました。
当社としても、売上の一部をふるさと納税として寄付するなど、復興活動を続けてまいりましたが、
2020年春以降の新型コロナウィルスの影響により人の動きが止まったことで、観光業界と地域経済全体がさらに大きな打撃を受けることとなりました。
ただ、このような状況下であっても、当社の目指すことに変わりはありません。
私たちはホテルの部屋ではなく、地域を売るというコンセプトに基づいてホテル運営にあたっています。
人と地域をつなぎ、持続性のある地方創生を実現すべく、かねてより協議を重ね、準備をしてきた地域の事業者の方々と連携し、アフターコロナに向け、地域を売るための仕組み作りを進めています。
■南房総の魅力を“点”から “面”へ
地域との深い関わりをもつという意味において、地域の日常に触れ、地域の暮らしを感じられるような観光コンテンツの提供は重要な要素になると考えています。
当社はこれまで、地域の産業との連携を模索してまいりましたが、新型コロナウィルスの影響もあり、当社が掲げる人と地域をつなぐという目標が具現化できておりませんでした。
しかし今後は、宿泊施設という一拠点だけではなく、地元事業者との協業により、新たな事業を創生することで、地域としての魅力を高め、面としての底上げを推進していきます。
さとうきび農園(上図:左)やラム酒蒸留所(上図:右 /予定地)での体験型コンテンツの提供、ラム酒やシロップを使った料理、お菓子の製造販売に乗り出すことで、今後は“点”から “面”で南房総の魅力を伝えていきます。
■持続性のある地方創生の実現へ
2011年東日本大震災を機に、小学校の保養所が閉鎖されてしまったことで、この場所から子供たちの笑い声が聞こえなくなってしまいました。
保養所を再生し、もう一度子供たちの笑い声を呼び戻したい、そんな想いからちくらつなぐホテルは再生されました。
地域の資産足る不動産を再生し、世代を超え、地域を越えて多くの人が集えるハブとなる拠点を創ることで、人と地域をつなぐこと。ホテルという“点”に事業をプラスすることで、地域に人やモノの回遊を促し、“面”として地域の活性化に寄与・貢献していくこと。
これらを地元事業者や行政とも連携しながら、持続性のある地方創生を推進してまいります。
ちくらつなぐホテルとして投じた一石が、波紋となって地域の活性化につながることを信じ、関係者一同、全力で取り組んでまいります。
ちくらつなぐホテル概要
名称:ちくらつなぐホテル
所在地:〒295-0011 千葉県南房総市千倉町北朝夷2967
客室:15室/全3タイプ
収容人数:80名
(個室:4人×8室/大部屋:14人×2室/テント:4人×5室)
食事:宿泊のお客様については、施設内カフェにて朝食・夕食
をご選択いただけます。
※一般の方のカフェ利用については準備出来次第開始予定です。
館内設備:共同浴場/ 共同トイレ/中庭/多目的ルーム/無料Wi-Fi完備
公式ホームページ:https://chikura.tsunaguhotel.jp
Instagram:https://www.instagram.com/chikura_tsunagu_hotel/
Facebook:https://www.facebook.com/chikuratsunaguhotel/
ペナシュール房総(株)概要
社名:ペナシュール房総株式会社
蒸留所名:BOSO大井倉蒸留所(Oigura Distillerie)
ブランド名:Rhum dé la peninsule BOSO
Rhum de la Péninsule BOSOは、「房総半島のラム酒」の意。
南房総でのさとうきび栽培を復活しラム酒製造することを目標に活動中。
CHIBAビジコン2020(ちば起業家支援事業)にて、ちば起業家優秀賞(千葉県知事賞)受賞
公式Facebook:https://www.facebook.com/ruhmboso
<(株)ブルースカイアソシエイツについて>
当社は、ビジネスを通じて東京と地方の架け橋になりたいと考えています。
投資ファンドを中心とした複数の投資家や金融機関とのリレーションを活かし、東京に集中する資金やノウハウ、情報を最大限に活用することで、東京にベースを置きながらも各地のプロジェクトをスピード感持って構築、展開しています。
当社では、ファイナンス力や不動産ノウハウを強みに、地方に画一的な箱モノを展開するのではなく、ストーリーがあるモノ、その地域の資産足り得るモノを宿泊施設として再生させていきたいと考えています。
宿泊施設をハブに、点ではなく、面で地域を底上げできるような仕組み作りを進めていきます。今回の「ちくらつなぐホテル」の取り組みは、当社の地方創生事業に対する試金石となります。
日本の地方には、素晴らしいけれど活用されていない資産がたくさん眠っています。人々の求める質が時代とともに変化する中で、自然豊かでその地域の暮らしを感じるような宿泊は、まさに今の時代が求めるものだと感じます。私たちはそんな体験のできる宿泊施設を提供したいと考えています。
地方に向けて私たちができることは、まだまだあると感じています。地方に灯をともすための取り組みを1つずつ推し進めていきます。
会社概要
会社名:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツ
所在地:東京都港区南青山5-12-4 全菓連ビル3階
代表取締役:金子 岳人
ホームページ:https://bluesky-as.com/
「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を配信する、PR TIMESによるプロジェクトです。