株式会社Plan・Do・See (本社:東京都千代田区、代表取締役:野田豊加) および、森ビル株式会社 (本社:東京都港区、代表取締 役社長:辻慎吾)は、2023年10月に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上階49階に、森ビルが事業主体の「KEI Collection PARIS(ケイ・コレクション・パリ)」を運営委託という形で本日2024年3月26日(火)にオープンします。「KEI Collection PARIS」では、パリの3つ星フレンチ「Restaurant KEI」のオーナーシェフ・小林圭のスピリットを受け継いで、素材の力を最大限に引き出すガストロノミックな前菜の数々と、「火入れ」にこだわり抜いた肉や魚、野菜の料理をお愉しみいただけます。
※「辻」のしんにょうの点は1つが正式表記。
小林圭は2011年に自身のお店「Restaurant KEI」をオープン。翌年2012年にフランス版ミシュランガイドで1つ星を獲得、2017年の2つ星を経て2020年にはアジア人で初めて3つ星を獲得するという偉業を成し遂げました。以降、競争の激しいフレンチガストロノミー界において5年連続でその栄誉を守り続けています。類まれな美意識と感受性に支えられた独創的なアイディアをお皿の上に表現した料理が、世界の美食家たちに高く評価されています。
小林圭が新たな挑戦の場として選んだのは、2023年10月に開業した東京の新しいランドマーク「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上階に位置するTOKYO NODEの一角。ルーフトップテラスを併設した、都会の夜景を見下ろす摩天楼の頂上で、“大人の遊び場”をコンセプトにしたおもてなしが繰り広げられます。
小林圭のレストランとしては初めて「アラカルト形式」を採用。日によって変わる素材の“お品書き”の中からお客様自身が料理を選び、自分だけのコースを組み立てる感覚でお愉しみいただけます。またアルコールに関してはフランス産を中心とする充実したワインコレクションや世界のスピリッツと共に、ユニークなオリジナルカクテルを多数ご用意。4月19日(金)にはインフィニティプールに隣接するルーフトップバーがオープンし、素晴らしい夜景を堪能しながら、アペリティフやアフターディナー、お酒をじっくり味わうナイトタイムをお過ごしいただけます。
■コンセプトは「グリル」&「ガストロノミー」
「KEI Collection PARIS」が考える「グリル」とは「火入れ」のこと。肉のみならず、野菜、オマール海老やアワビなど魚介も含めた素材の味わいを最大限活かせるよう、火入れの加減に相当なこだわりをもって調理します。フレンチの手法である「グリエ」「ソテー」「ポワレ」「ロティ」などに日本の「炭火焼き」も加え、調理温度を1℃単位まで調整しながら、素材が本来持っているおいしさを引き出します。また、国内外から取り寄せた素晴らしい食材を使ったガストロノミー級の遊び心あふれる前菜、さらにデザートにもご期待ください。
■ガストロノミーの料理を「お好み」で
「KEI Collection PARIS」では、小林圭の世界観を投影したクリエイティブな料理を自由なチョイスで召し上がっていただけるのが特徴です。日々の仕入れに応じた“お品書き”から、お客さまのお好みやお腹のすき具合に合わせてお料理を選んでいただけます。お好きなものをお好きなだけご堪能いただく。それこそが、毎日でも立ち寄りたくなるレストランなのです。
最中 紅富士サーモン サーモンキャビア/ ¥1,500
二年熟成のねっとりと甘みのあるじゃがいもをエシャロッ ピクルスの酸味と合わせて最中に乗せ、その上に、マリネした紅富士サーモンとサーモンキャビアを乗せました。
赤城牛の時雨煮 石焼きロール寿司 1貫/¥1,500
和牛しぐれの手巻き寿司。焼石の上に乗せた佐賀の海苔をパリッと、温かい状態でお召し上がりいただける一品です。和牛の赤身を感じてもらいながら、野菜の食感と一緒にお楽しみください。
サザエの海藻バター焼/¥1,500
アクセントでレモンのコンフィを添えています。あおさや
魚醤を使った濃厚な海藻バターソースで磯の香りを引き立
たせ、旨みたっぷりに仕上げました。
オマールブルー 藁の瞬間燻製/¥11,000
フランス産のオマールブルーを瞬間燻製にて仕上げ、歯応え
と海老の甘みをお楽しみ頂けます。ソースには甜麺醤や豆板醤で中華のニュアンスを加えました。お好みでナッツと柑橘の香りのコンディメントを合わせてご一緒に。
テリーヌ フロマージュ ミキュイ/¥1,200
チーズを召し上がる感覚でお楽しみいただける一品。
季節のフルーツのコンフィチュールや、フランス産フルール
ドセル、サワラクの黒胡椒をつけてお召し上がり頂けます。
■受け継がれるアイデンティティ
「KEI Collection PARIS」を率いるのは、パリで小林圭から直伝の指導を受けた久保雅嗣(くぼ まさつぐ)シェフ。その日手に入る食材を吟味し、調理法を見極め、適正な火加減を探る、そのこまやかな気配りとテクニックと情熱を受け継いでキッチンを取り仕切ります。
■非日常を感じるルーフトップバー
インフィニティープールのある地上250mの屋外テラスを舞台に、都内随一の高さを誇るルーフトップバーが、4月19日(金)オープンします。きらめく東京の夜景を眼下に、風を感じながらお酒やドリンクを楽しんでいただけます。シャンパンベースにレストランで抽出された紫蘇ジュースを加えたシグネチャーカクテル「Eternite(エタニテ)」など、遊び心あふれるオリジナルカクテルの数々を提供します。もちろん一流ドメーヌもラインアップされたワインリストは言わずもがなです。アペリティフに、食後のひとときに、深夜のナイトライフに、非日常の空間と時間をお愉しみいただけます。
Eternite(エタニテ)
Base:Champagne
鮮やかな赤色が印象的なカクテル。
レストランで抽出したシソジュースを使用。
■成熟した大人の遊び場
「KEI Collection PARIS」の空間デザインを担当したのはA.N.D.の小坂竜氏。OMAが設計したシャープで圧倒的なスケールをもつ「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の中に、美しくエモーショナルな空間が誕生しました。サンルイのクリスタル照明が輝く入口のバーカウンターからレストランスペースへ。有機的なカーブのレイヤーが連続する天井や壁は、まるで劇場幕のドレープのように、ドラマティックな空間へといざないます。オープンキッチンを取り囲むカウンター席やテーブルは、お客さまが素材と間近に出逢うステージのような場所であってほしいと願う小林圭の意図を汲んだ内装設計です。現代を切り拓く大人たちが集まり、出会いが生まれ、食事を介した社交から未来に向けた新しい何かが生まれることを誘発するようなデザインを目指しました。
レストラン内のサウンドは、大河内康晴氏が率いるSOUND CoUTURE Inc.のクリエイトチームが「大人の遊び場」「タイムレスラグジュアリー」「コンテンポラリークラシック」をテーマにデザイン。エントランス、バーカウンター、レストラン、VIP Roomと空間ごとに音響が変化し、またVIP RoomやChef’s Roomではこの空間のためだけに特別に作曲されたオリジナルサウンドを使用。さらに、店内には蜷川実花、Studio Sawada Designなどの作品を並べ、空間を彩りました。
■プロフィール
小林圭 Kei Kobayashi
長野県諏訪市の自然豊かな場所で育ち、日本料理の料理人を父に持つことから、幼少期より料理に親しむ。地元・長野の「東急ハーヴェストクラブ蓼科」でフランス料理の基礎を学び、21歳で渡仏。南仏の名店「オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ」で料理人ジル・グジョン氏の下で修業。その後、南仏やアルザス地方のレストランで地方料理を中心に学び、2003年にアラン・デュカスが手がけるパリの3つ星レストラン「プラザ・アテネ」に入社。2011年、世界的な料理人ジェラール・ベッソン氏から店を譲り受け、パリの一等地に自身の名前を冠した「Restaurant KEI(レストラン・ケイ)」を開く。翌年2012年には1つ星、2017年の2つ星を経て2020年のフランス版ミシュランガイドのフレンチジャンルで、アジア人初の3つ星を獲得。2024年3月18日(月)には5年連続で3つ星獲得の栄誉に輝く。類い稀な美意識と感受性、素晴らしいビジョンを繊細に皿の上で表現する料理が高く評価されている。
■店舗情報
名称 :KEI Collection PARIS (ケイ・コレクション・パリ)
所在地 :東京都港区虎ノ門2丁目6番2号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーTOKYO NODE 49F
最寄り駅 :東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」直結、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」B2出口
オープン日 :2024年3月26日(火)
営業時間 :17:30~23:00 ※4月19日(金)からバー営業(~26:00)開始。
定休日 :火曜日・水曜日 ※貸切利用等で変更となる場合がございます。詳細はHPをご確認ください。
ホームページ :https://www.kei-collection.com
公式Instagram:https://www.instagram.com/keicollectionparis/
事業主体 :森ビル株式会社 (本社:東京都港区)
運営会社 :株式会社Plan・Do・See (本社:東京都千代田区)
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