株式会社八芳園(代表者取締役:長谷晴義、東京都港区白金台1‐1‐1、以下八芳園)は、2021年3月12日(金)、山梨県山梨市との「包括的連携協定」を締結し、オンラインでの締結式を執り行いました。双方の資源を有効に活用した協働を推進し、山梨県山梨市のより一層のプロモーション強化及び交流人口の拡大を目指します。
2020年より続く、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるイベント・催しの中止により、各自治体の生産者や食のサプライチェーンの皆様は、大変大きな打撃を受けています。
そのような背景を受け、八芳園では、2020年8月よりプラチナ通りにオープンしたポップアップ型ショールーム「MuSuBu」にて、全国各地の自治体の皆様と連携し、食を通して各地の魅力をPRするリアルとオンラインを融合させたポップアップイベントを毎週末開催しています。
2020年9月には、山梨県山梨市の魅力をPRするポップアップショールーム「山梨市ポップアップ横丁」を開催。
湯呑でのワインの飲み比べや山梨市の名産"シャインマスカット"を使用したフードメニューの開発・販売を行い、2日間で約800名以上のお客様がご来店されました。
希少性ある商品の購入や一升瓶でのワイン文化を知る文化交流機会、さらに、ご来店のお客様が生産者の皆様とオンラインで繋がる新しいコミュニケーションの形を創出することで、新たな山梨市のファンを作るPRへと繋がりました。
この繋がりにより、この度の包括的連携協定締結への運びとなりました。
包括的連携協定の目的・フードロス削減への取り組み
この連携協定は、双方の資源を有効に活用した協働を推進し、山梨市のより一層のプロモーション強化及び交流人口の拡大を目的としています。さらに、この連携協定を通した持続可能な社会へ貢献する取り組みとして、「フードロス」への課題解決を掲げます。
「継承と創造」を基本とし、人と食を結ぶ持続可能な事業づくりを行っている八芳園は、これまでのプロデュース事業の中で培ってきたフード開発力の強みを活かし、山梨市での未利用の農作物などを活用した、フードロス削減へと繋がる新たな食の商品開発・ふるさと納税返礼品開発など、販路拡大に尽力してまいります。
〈未利用農産物の有効活用〉八芳園オリジナルベーカリーブランド「BLUE TREE」で”いちごパン”を製造
山梨市での未利用農作物の有効活用のひとつとして、山梨市万力「まるせい農園」の中沢様より、粒を揃えることを行っていない、出荷にいたらない苺をいただき、八芳園オリジナルベーカリーブランド「BLUE TREE」にて、山梨市∞八芳園オリジナルいちごパンを製造いたしました。
今後も、山梨県山梨市∞八芳園の双方の強みを生かした連携により、未利用農産物などの有効活用によるフードロス削減への取り組みに力を入れたSDGsの基本理念に基づく活動、山梨市の魅力をPRする商品開発やイベント実施により、山梨市のより一層のプロモーション強化及び交流人口の拡大を目指してまいります。
山梨県山梨市について
山梨県の国中地方に含まれ、甲府盆地の東部に位置している山梨市は、国内屈指の景勝地である西沢渓谷や日本百名山の甲武信ヶ岳など豊かな自然に恵まれています。甲州ワインの産地として知られ、桃やぶどう、さくらんぼなど、肥沃な大地を活かした多くの名産品で知られています。
八芳園について
八芳園は、昭和18年の創業以来、豊かな自然環境づくりと、食生活への奉仕を通して、社会に貢献する総合イベントプロデュース企業です。「日本のお客様には心のふるさとを。海外のお客様には日本の文化を。」を理念に掲げ、「OMOTENASHIを世界へ」をミッションとして、MICE、結婚式をはじめとした、宴会・レストランなどの企画運営を展開、都心にありながらも江戸時代から続く約1万坪の由緒ある庭園を維持し、お客様へ至福の時を提供しています。
2020東京大会においては、ホストタウンアピール実行委員会に参画し、イベント及びフードプロデュースを担当しています。
八芳園公式ホームページ:http://www.happo-en.com/
八芳園のプレスリリース一覧:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/19559