「2023キャンパスベンチャーグランプリ中国」は、中国地域の大学生等から起業のための事業アイデアやビジネスプランを公募したもので、青木さんは、99組の応募の中から最終10組に選ばれ、奨励賞を受賞しました。
留学生と外国人観光客をつなぐアプリ
青木さんは、広島大学の学生 ティナ・ソンガムさんと一緒にこのコンテストに応募しました。
ふたりは、3年前に青木さんが開いたオンライン日本語教室にティナさんが参加したことで出会い、その後、昨年9月にティナさんが来日、広島大学に入学後も交流が続いていました。
青木さんは、ティナさんが日本でアルバイト先を見つけるのに苦労していたことをきっかけに、「アルバイトをしたい留学生とガイドを探している外国人観光客をマッチングするためのアプリ」のアイデアを思いつきました。現在、外国人観光客は増加傾向にあります。仮に、観光客の5%がアプリを利用すると想定した場合、1か月で約1億円の売り上げが見込まれるというビジネスモデルを構築したことで、今回の受賞となりました。
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