パプアの森守るチョコの試食交流 「私たち」が未来つくる 2月9日(金) 〔東京〕

更新日: 2024年01月23日 /提供:パルシステム生活協同組合連合会

バレンタインを前に知るカカオ産地

生活協同組合パルシステム東京(本部:東京都新宿区大久保、理事長:松野玲子)は2月9日(金)18時から19時20分まで、新宿区のKDC新大久保で「ナイトピースカフェ」を開催します。NPO法人APLA(あぷら、本部:新宿区大久保、共同代表:市橋秀夫、疋田美津子)事務局長の野川未央さんからインドネシア・パプア州でのカカオ生産のようすを聞き、カカオを使用した軽食を楽しみながら持続可能な生産と消費のあり方を考えます。


カカオと産地インドネシア・パプアの魅力を知る
イベントでは、パプア州の先住民族である生産者が育てたカカオ加工品を味わいながら、APLAの野川さんから現地の豊かな自然のなかでの生産のようすや現地パートナーであるカカオキタ社の集荷から加工までなど話を聞きます。
カカオは、オランダ植民地時代にパプア州に持ち込まれ、現地の重要な収入源となっています。相場より安い取引を避けるため、パプアの人々が設立した同社による生産指導や品質向上の工夫など良質なチョコレートが作られるまでの工程を紹介します。
「キタ」はインドネシア語であなたと私を意味します。同社社名である「私たちのカカオ」をつくる人、たべる人、生産と消費をつなぐ人、パプアの自然全てを「わかりあう」ことをめざすチョコレート生産の背景を伝えます。

世界のカカオ生産の現実
世界のカカオの約7割を生産する西アフリカ諸国では、大きなナタを使用する危険な下草刈りや収穫、発酵や乾燥の作業に150万人以上の児童労働者が従事していると言われます。作業が多岐に渡るカカオ生産に不可欠な労働力とみなされ、学校にも通えず、なかには家族と引き離され連れてこられる子どももいます。これらの現状を問題視し、持続可能な調達に臨む企業も増えていますが、チョコレートの年間消費の約2割が集中すると言われるバレンタインデーを目前に、改めて「選ぶ」大切さを考えます。
パルシステム東京はこれからも、利用者とともに産地を身近に感じる機会を作り、持続可能な生産と消費をめざしていきます。
▲カカオ生産者のマンゴさん (c)株式会社オルター・トレード・ジャパン
▲講師を務める野川さん
■Night Peace Cafe開催概要
【日時】2024年2月9日(金)18時~19時20分
【会場】KDC新大久保4階(東京都新宿区百人町1-10-5)
【アクセス】JR「新大久保駅」直結
【講師】野川未央さん(NPO法人APLA事務局長)
【参加費】500円
【申込締切】1月26日(金)12時
【定員】40人
【対象者】中学生以上
【イベント詳細】https://www.palsystem-tokyo.coop/event/133062/

【組織概要】
生活協同組合パルシステム東京
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6、理事長:松野玲子
出資金:217.1億円、組合員数:52.6万人、総事業高:864.8億円(2023年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-tokyo.coop/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal.or.jp/

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