株式会社パンクチュアルが運営を行う「高知かわうそ市場」は中国の禁輸措置で危機を迎えている三洋魚類株式会社のマナガツオをの販売を期間限定で実施します。
■マナガツオとは
マナガツオと聞いて姿や味が思い浮かぶ方はそれほど多くないのではないでしょうか。西日本では古くから食べられている魚ではありますが、あまりスーパーには流通せず、主には高級な和食料理店や贈答用の漬け魚などに利用される魚です。
「マナガツオ」という名前ですが、姿かたちも味も分類もカツオとは全く違う魚です。江戸で珍重されたカツオが瀬戸内海では獲れないため、この魚をカツオに見立て「真似鰹」と言ったことからこの名前があるようです。しかし今ではカツオの10倍近い値がつけられる超高級魚となっています。
■マナガツオのおいしい食べ方
最もポピュラーな食べ方は「西京焼き」。西京味噌などの白味噌に漬け込んでから焼き上げると、甘い白味噌の味とマナガツオの独特の風味、ほぐれるような食感が合わさって最高に美味しいです。醤油、みりん、酒に漬け込んで焼く「幽庵焼き」もおすすめ。こちらは漬け込む時間が1時間くらいで済むので西京焼きより手間がかかりません。
■中国の禁輸処置による影響
香川県にある三洋魚類株式会社では、瀬戸内海でとれる魚の加工をして国内外へ販売しています。特に瀬戸内海産のマナガツオは品質の高さから中国でとても人気があり、毎年たくさん輸出をしていました。しかし今年9月に始まった福島第一原発の処理水放出に伴う中国の海産物禁輸措置により、予定していた輸出がストップ。冷凍庫にはたくさんのマナガツオの在庫が残ってしまいました。未だ輸出再開の目処は立たず、この貴重な高級魚の行き先が無い状態です。そこで今回、このマナガツオを個人のお客様向けにかわうそ市場で販売できないかとの相談があり、高知かわうそ市場での販売に至りました。
三洋魚類株式会社
香川県綾歌郡綾川町陶1500-63
https://sanyo-gyorui.com/
■高知かわうそ市場で取り扱う商品一覧
◎マナガツオ(未調理品)
半身フィーレは最も高値で取引される2kg前後のサイズのマナガツオの半身を、鱗と中骨と腹骨を除去した状態でお届けします。歩留まりがよく調理しやすい商品です。ぶつ切りは1kg前後のサイズのマナガツオを骨ごと筒切りにしています。貴重なマナガツオの真子も販売中。煮付けなどでお召し上がりください
瀬戸内海の超高級魚 マナガツオ 半身フィーレ/7,200円(税込)
瀬戸内海の超高級魚 マナガツオの切身 400~500g/5,780円(税込)
瀬戸内海産・マナガツオの真子 約1kg/1,300円(税込)
◎マナガツオの白味噌漬け
瀬戸内海で獲れた鮮度の良い高級魚マナガツオを「讃岐白味噌」で美味しく仕上げました。マナガツオだけの商品と、マナガツオ・真鯛・サワラの3種類の魚の詰め合わせがあります。
「瀬戸の匠」漬け魚 6パック(マナガツオ6パック)/5,040円(税込)
「瀬戸の匠」漬け魚 6パック(マナガツオ2・さわら2・真鯛2)/3,600円(税込)
■高知かわうそ市場
株式会社パンクチュアルが運営する、地方の生産者・メーカー自慢の産品を直送でお届けする高知最大級の産直モールです。コロナ禍で課題を感じている地方の生産者さんをサポートする取り組みとして2020年4月にスタートしました。過去には高知県内においてヤギミルク、ヤギ肉の販売支援を行なったこともあり、キャンペーンは大成功に終わりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000058823.html
また、高知かわうそ市場では2022年にフードレスを解消する取り組み「かわうそフードレスキュー」を立ち上げ、廃棄予定商品のブランディング・マーケティングを一貫してサポートしています。
運営会社:株式会社パンクチュアル
〒785-0036 高知県須崎市緑町1-12
サイトURL:https://kochi-kawauso.com