■消費数量※1は40年間で約8倍に。ワインが日常に定着
・2021年のワイン消費数量は対前年104%と増加し、10年前と比較すると約128%と市場が拡大しました。
・赤ワイン人気により、大きな消費を生んだ第6次ワインブーム(1997~98年)や、チリを中心とした新世界ワインおよび日本産ブドウ100%で造る「日本ワイン」への人気が高まった2012年からの第7次ワインブームなどを経て、日本国内のワイン消費数量は40年で約8倍となるなど、着実に伸長しています。
■スパークリングワインの輸入数量※2は前年比約115%で過去最高に。10年間で約160%と拡大
・2022年は飲食店などの需要増により市場が回復し、スパークリングワインの輸入数量は前年比約115%で過去最高となりました。10年前と比較すると、約160%と拡大しています。
日本でも人気がある「シャンパン」の生産国でもあるフランスが全体の約41%を占め、国別輸入数量1位となりました。
■スティルワインの輸入数量※3は、フランスワインが1位に。欧州産ワインの構成比は約60%
・2022年は、2021年に引き続きフランスワインが国別輸入数量1位となりました。
・構成比は輸入量1位のフランスワインが約30%を占め、3位のイタリア、4位のスペインなどを含めた欧州産ワイントータルでは約60%を占めています。
■日本産ブドウ100%で造る「日本ワイン」のワイナリー数は前年比110%と増加。
・国税庁調査※4では2022年1月現在の国内のワイナリー数は453場で、前年より40場増加しました。1位の山梨県、2位の長野県、3位の北海道のほか、5位の岩手県のワイナリー数が増加しています。
※1 国税庁発表の消費数量実績。課税数量とは異なる
※2 財務省関税局調べによる「スパークリングワイン」の数量推移。
※3 財務省関税局調べによる「ぶどう酒(2L未満)」の数量推移。
※4 国税庁「酒類製造業及び酒類卸売業の概況」
<「ワイン参考資料」詳細はホームページを参照ください>
https://www.kirinholdings.com/jp/investors/library/databook/wine/