
インドのアドコック・イングラム・ファルマ・プライベート Ltd.における医薬品製造受託(CMO)事業強化のための生産設備竣工に関するお知らせ
Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小林大吉郎)は、このたび、連結子会社メドライク Ltd.(本社:インド ベンガルール市、Managing Director:パンカジ・ガルグ)傘下のアドコック・イングラム・ファルマ・プライベート Ltd. (Managing Director:Y.A.チャウダリー)において、インド ベンガルール市に医薬品製造受託(CMO)事業の生産能力増強を目的とする製造棟が竣工しましたのでお知らせします。
アドコック・イングラム・ファルマ・プライベート Ltd.は、アドコック・イングラム Ltd.の完全子会社として 2021 年に設立されました。アドコック・イングラム Ltd.はメドライクLtd.と南アフリカのアドコック・イングラム・ホールディングス Ltd.との合弁会社として設立された医薬品製造受託会社(CMO)です。
今回、竣工した製造棟は、地上 3 階建て、延床面積 7,878 ㎡であり、錠剤 7 億 5 千万錠、サシェ剤 7 千 5 百万包 、ボトル 4 百万本の生産能力を有します。同製造棟では南アフリカのアドコック・イングラム・グループからの受託による医薬品製造を行うことに加え、グループ外の他社に向けた製造も行います。
明治グループの医薬品セグメントは、「2023 中期経営計画」の事業戦略の一つとして「CMO/CDMO の強化」を掲げており、メドライク Ltd.およびアドコック・イングラム Ltd.は CMO 事業の中核を担うグループ会社です。今後も日本国内と海外の生産拠点の最適化や生産体制の増強に取り組み、信頼性の高い医薬品を安定的に供給するための体制を確立し、世界の人々の医薬品アクセスの向上に貢献します。
(参考)新製造棟 概要
(1)所在地
41/42 ボマサンドラ・インダストリアルエリア、アネカル・タルク、ベンガルール 560 099、インド
(2)敷地面積
約 8,000 ㎡
(3)延床面積
約 7,878 ㎡
(4)建設費用
約 22.1 億円
(5)生産能力(年間)
錠剤:750 百万錠
サシェ剤:75 百万包
ボトル:4 百万本
(6)商業生産開始
2024 年 1 月
*アドコック・イングラム・ホールディングス Ltd.について
1891 年に設立された南アフリカの大手医薬品メーカーです。幅広いヘルスケア製品の製造・販売・流通を行っており、プライベート医療および公的医療向け医薬品市場のリーディング・カンパニーです。
※詳細は同社ホームページ(URL:www.adcock.com)をご確認ください。









