熊本県知事記者会見 - 令和5年(2023年)8月2日 知事定例記者会見 ●新型コロナウイルス感染症関係 ●令和4年度県産農林水産物等の輸出実績 ●…

掲載日: 2023年08月02日 /提供:熊本県庁

令和5年(2023年)8月2日 知事定例記者会見

印刷文字を大きくして印刷ページ番号:0180970更新日:2023年8月2日更新

【8月2日】熊本県知事定例記者会見

令和5年8月2日(水曜日)10時~

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:2.17MB)

報道資料

知事コメント全文

新型コロナウイルス感染症関係について

最初のコメントです。
新型コロナウイルス感染症は、5月8日から、5類感染症になりましたが、本県の感染者数は増加傾向が続いています。現在、全数調査ではなく、県内で新型コロナウイルス感染症の診療を行っている80の「定点医療機関」において、毎週の感染者を調査しています。
先週1週間の一定点当たりの感染者数は速報値で24.66人で、第8波のピーク時の半数程度です。これを以前の全数調査に単純に置き換えると、1日当たり約2,100人の感染者数に相当し、感染が拡大していると言えます。
また、これから夏休みやお盆で人と会う機会も増えてきますので、私から県民の皆様に2点お願いがあります。
1点目のお願いです。夏休みやお盆の帰省などで、高齢の方と会う場合や、大人数で集まる場合は、特に感染予防を心がけていただきますようお願いします。
定期的な換気や、こまめな手洗い・手指の消毒は基本的な感染対策として、引き続き有効です。
医療機関を受診する時や、高齢者施設などを訪問する時、混雑した電車やバスに乗車する時は、マスクを着用するなど、お一人お一人が気をつけていただきますようお願いします。
2点目は、救急車の適正な利用のお願いです。
症状が軽く、緊急を要さない場合は、平日の診療時間内に医療機関を受診いただくようお願いします。
夜間などに救急車を呼ぶかどうか迷う場合は、夜間安心医療電話相談#7400や、子ども医療電話相談#8000に御相談ください。
また、自宅療養中に体調が悪化した場合は、受診した医療機関か健康相談専用ダイヤルに御相談ください。
県民お一人お一人が、重症化リスクが高い方など、周りの方に対する思いやりの気持ちを持って、感染対策を行っていただきますようお願いします。

令和4年度県産農林水産物等の輸出実績について

次の発表です。
令和4年度の県産農林水産物等の輸出実績を発表します。
令和4年度の輸出額は、多くの国や地域での経済活動の回復を背景に、初めて100億円を突破し、過去最高となる105億4千万円となりました。
これは、生産者をはじめ、輸出に携わる全ての皆様の日々のご尽力と、県産農林水産物の品質の高さが評価された結果です。関係する全ての方々に、心より敬意を表します。
県では、令和5年度までに、農林水産物の輸出額110億円という目標を掲げています。
この目標達成に向け、今年度は、バイヤー招へい、現地の展示会出展による商談機会の創出、海外でのプロモーションなど、積極的に販路拡大にチャレンジします。
今後も、関係機関と連携して、本県の誇る農林水産業や食品産業の発展のため、これまで以上に県産農林水産物等の輸出拡大に取り組んでまいります。

「阿蘇」の世界文化遺産登録推進に向けた機運醸成について

次の発表です。
県と阿蘇郡市の7市町村では、「阿蘇」の世界文化遺産登録に向け、一日も早い暫定一覧表入りの実現を目指しています。
自然と人々との共生により育まれてきた草原をはじめ、壮大で美しい景観の維持・保全や、機運の醸成などに全力で取り組んでいるところです。
今月20日には、東京都内で「阿蘇世界文化遺産・登録推進・東京シンポジウム」を開催します。「阿蘇」の魅力や価値、そして「阿蘇がなぜ世界文化遺産にふさわしいのか」を県内外に広く発信します。当日は、オンラインでも同時配信いたしますので、県民の皆様も是非、御視聴ください。
また、東京のシンポジウムに先立ち、今月8日、県政記者の皆様を対象に、阿蘇の世界文化遺産としての価値を現地で理解していただくため、「阿蘇現地視察ツアー」を実施します。多くの記者の方に、人々の営みによってつくられた、阿蘇の美しい景観を体感していただき、県民の皆様にはもちろん、全国に向けての発信をお願いしたいと思います。
今後も、このような取組みを通じて、「阿蘇」の世界文化遺産登録に向けた機運を高めて参ります。報道機関の皆様もぜひ御協力をよろしくお願いします。

百間排水口について

最後のコメントです。
百間排水口の件について、私の方から御報告があります。
21日の県・市共同の説明会後も、実務レベルで、これまで団体と協議を続けてきました。
そして昨日、現場保存の今後の進め方については、県・市でしっかり検討し、団体含め市民の皆さんに、説明を尽くしていくことで、樋門の扉の取り外しについて、御了解をいただくことができました。
取り外した樋門の扉は修繕も視野に、県で保管する予定です。
なお、取り外しの時期については、水俣市との調整になりますが、今後の台風等のリスクも考慮して、できる限り早期に実施できればと考えています。

私からは以上です。

bnr_article_asp_eatery_juhachu.png

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域