農林中央金庫
食農プライベートエクイティファンドを運用する「Paine Schwartz Partners」との
戦略的パートナーシップの締結について
~食農ファンドとの戦略的パートナーシップ締結を通じた日本企業との事業連携促進・食農バリューチェーン強化の取り組み~
農林中央金庫(代表理事理事長?奥和登、以下「当金庫」)は、このたび、Paine Schwartz Partners, LLC.(本拠地?New York、CEO&Managing Partner?Kevin Schwartz、以下「Paine Schwartz Partners」)と本邦金融機関では初めて戦略的パートナーシップを締結しました。
Paine Schwartz Partners は北米最大級の食農プライベートエクイティファンドを運用しており、1998 年に 1 号ファンドの運用を開始して以降、所謂、川上・川中に位置する食農関連企業への投資を拡充してきました。北米を中心に欧州および OECD 諸国を主な投資対象地域としており、多くの食農関連企業へバイアウト投資を行ってきた長年の運用実績を有しています。また、有力な食農関連のグローバル企業、投資家等との強固なリレーションを確立しており、大型かつ複雑な案件についても、こうした企業、投資家と共同投資を行うことで、高い成果を上げています。
また、Paine Schwartz Partners は、中長期の見通しを含めた食農関連業界にかかる深い知見を活かしつつ、特定の分野に絞った綿密な調査に基づいて戦略的な投資テーマを設定し、そのテーマに沿った案件ソーシングと投資を通じた企業価値の向上を図っています。
当金庫は Paine Schwartz Partners との戦略的パートナーシップの締結を通じて、グローバルな食農関連業界にかかる最先端の動向への知見を深めるとともに、本邦食農関連企業との協業あるいは共同投資機会の創出をより一層促進してまいります。また、海外の先進的なノウハウを日本へ還元することにより我が国の農林水産業や食品産業等の持続的な成長に寄与することを目指します。
また、本件パートナーシップを通じて、農林水産業を取り巻く温室効果ガスの削減をはじめとする気候変動への対応や生産性の向上等環境・社会課題についても Paine Schwartz Partners や投資先企業との継続的な対話・連携を行い、「農林水産業と食と地域のくらしを支えるリーディングバンク」として業界の課題解決に貢献してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
農林中央金庫 企画管理部 広報財務 IR 班(宮澤、水元)TEL?03-6362-7172









