ニップングループ「経営理念」、「経営方針」に関するお知らせ
株式会社ニップン 代表取締役社長 前鶴俊哉 本店 東京都千代田区 は、 「経営理念」、「経営方針」 を 新たに 策定し、合わせて将来 に向けた長期ビジョン を策定いたしましたので、概要について下記のとおりお知らせいたします。
記
1.経営理念・経営方針・長期ビジョンの骨格
(1)策定の背景
当社グループは 2021 年に創立 125 年を迎え、社名を「株式会社ニップン」へと変更いたしました。創立以来の製粉事業に食品事業を加えて基盤事業とし、冷凍食品や中食など事業の多角化を進めてまいりましたが、今後はヘルスケアや大豆・野菜事業などへも注力し、さらに新規事業も加えて事業領域を拡げ持続的成長を図ってまいります。
この新しい「ニップングループ」の スタートにあわせて、このたび 新 経営理念を定めました。
当社を取り巻く環境は目まぐるしく変化しておりますが、創業以来の技術と新しいデジタルトランスフォーメーション( DX )の融合を図り、イノベーションを起こすことで、変化を先取りした新しい時代の「食」を創造していきたいと考えております。
さまざまな場面で当社製品が愛用され、世の中のすべての人々に幸せ、笑顔、そして心身の健康をお届けする企業を目指します。
社内においては、社員一人ひとりが創業以来のパイオニア精神を忘れず、創造性・多様性を育み、何事にも積極的に取り組めるような職場環境を構築し、新たな事業領域にチャレンジしてまいります。
このような企業活動を通じて、気候変動などの環境問題、食資源の有効活用(生物多様性の保全)、人口問題、健康寿命の延伸などの社会的課題に対して真摯に向き合い、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(2)経営方針
経営理念に基づき、以下の経営方針を策定いたしました。
ニップングループは、人々のウェルビーイング(幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献するために、ステークホルダーとともに、未来につながる価値を創出します。
2.長期ビジョンについて
(1)ニップングループが目指す成長のイメージ
名実ともに総合食品企業としての地位を確立するため、売上高5,000 億円・営業利益250 億円の規模まで成長する事を目指します。
そのためのマイルストーンとして収益基盤を強化しながらオーガニック成長で売上を積み上げるとともに、インオーガニックで成長の底上げを進め、5 年後の2026 年までに売上高4,000 億円・営業利益150億円の達成を目標とします。
(2)長期ビジョンの戦略概要
既存事業の基盤強化や生産能力増強並びに多様なライフスタイルに対応し、当社グループの強みを活かしながら成長分野への積極的な経営資源の投下を今後も継続していくことによって、グローバルな事業の拡大・新たな事業創出を行い、成長を実現させていきます。
3.財務戦略
(1)基本方針
当社グループは以下の基本方針を基に持続的成長をするための財務体質の強化とキャッシュの最適配分を実施します。
① 持続的成長による収益力拡大から創出されたキャッシュを最適配分します
② バランスシートの効率化推進により資本効率の向上並びに財務体質の強化を図ります
③ 安定的な配当を継続するとともに機動的な自己株式の取得も実施します
将来に向けた目標とする指標
売上高 5,000億円 営業利益 250億円
そのマイルストーンとして
2026年度までの目標とする指標(2027年3月期)
売上高 4,000億円 営業利益 150億円
配当性向は30%以上とします
≪お問合せ先≫
株式会社 ニップン 広報部長 福山幸一郎
〒102-0083 東京都千代田区麹町四丁目8 番地
TEL:03-3511-5307 FAX:03-3237-3546