クラウド集約型決済サービス『MPAC』9月17日より商用提供開始 対応端末第一弾「S-Pitt Mobile」を同日提供

掲載日: 2026年09月17日 /提供:エム・ピー・ソリューション

~「端末フリー」「決済代行会社・加盟店向け管理画面」「店舗独自カスタマイズ」で洗練された顧客体験と店舗DXを両立~

 “想い”に寄り添い、キャッシュレスで新たな価値を生み出す株式会社エム・ピー・ソリューション(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤栄治)は、2026年2月に発表したクラウド集約型決済サービス『MPAC(エムパック)』の商用提供を、本日2026年9月17日より開始いたします。

 これに伴い、対応端末シリーズの第一弾となるモバイル型決済端末「S-Pitt Mobile(エスピットモバイル)」を、本日より正式に提供いたします。2026年5月~8月に実施したテスト導入で参加店舗から高い評価を得たことを受け、このたびの本格提供に至りました。
 なお、従来の伝票ホルダーで実現していた「Sign on Paper」のような、洗練された所作をデジタルで再現することをコンセプトとした専用端末「S-Pitt Air(エスピットエアー)」については、2026年内の提供開始を予定しています。




<専用端末「S-Pitt Mobile」>

■開発の背景
 2025年4月より、クレジットカード決済時のPIN入力が原則として必須となり、高級レストランで長年親しまれてきた、テーブルで伝票ホルダーにサインをする「Sign on Paper」という洗練された決済スタイル(PINバイパス※1)の維持が困難になるという課題が浮上しました。
 エム・ピー・ソリューションが飲食店向けに実施した実態調査※2では、PIN入力必須化に伴い決済端末の変更や機能追加を行った店舗のうち、57.8%が「端末の見た目や操作性が、お店の雰囲気やサービス水準に合致していない(改善の余地がある)」と回答しました。
 さらに、店舗運営やシステム運用の側面においては、従来の決済端末が抱える「高額な端末コスト」「システムの複雑化」「保守・更新負担」といった、業界共通の課題解決も強く求められています。
 こうした「顧客体験」と「店舗運用」の双方における課題を受け、エム・ピー・ソリューションではスマートな決済体験をデジタル環境下でも再現するクラウド集約型決済サービス『MPAC』を2026年2月に発表しました。その端末シリーズとして、レシートレスの薄型端末「S-Pitt Air」(2026年内提供予定)に先立ち、レシート発行に対応した「S-Pitt Mobile」を正式に提供開始いたします。

※1 クレジットカード決済時に暗証番号(PINコード)の入力を省略し、サインで本人認証を行う仕組み
※2 エム・ピー・ソリューション 飲食店のクレジットカード決済に関する調査(2025年11月)
https://mp-solution.com/news/2025/article-108-3-2-4/

クラウド集約型決済サービス『MPAC』概要 (国際特許出願中)
 『MPAC(MPS Advanced Cloud)』は、従来端末内で行っていた複雑な決済処理や伝票管理をクラウドサーバー側に移行し、決済端末をWebブラウザ機能のみを持つ「シンクライアント(Thin Client)」化するソリューションです。主な特徴は以下のとおりです。

- 「端末フリー」運用:全データをクラウドで一元管理し、「端末Aの決済を端末Bで呼び出してキャンセルする」といった操作が可能。端末を探す・空きを待つ時間を削減します。また、故障時の業務停止リスクを軽減します。
- 全PSP/加盟店向け「WEB管理画面」の提供:決済代行会社(PSP)および導入店舗向けに、個別端末の設定や売上管理などができる管理画面を提供します。煩雑だった売上集計・突合業務や、複数店舗にまたがる端末の保守管理コストを大幅に削減します。また、ダッシュボード機能により、店舗のマーケティングにも貢献します。
- バックアップ通信(クラウドSIM):Wi-Fiが使えない場合も内蔵クラウドSIMでモバイル通信へワンタッチ切替。未使用月は基本料金が発生しません。
- システム最適化による端末の低価格化(決済ネットワーク「SP-NET」採用):決済処理のクラウド移行による端末自体の低価格化・軽量化に加え、三菱UFJ銀行運営の信頼性の高い決済ネットワーク「SP-NET」を採用。飲食業界で主流の「1回払い」に最適化することで、導入しやすいコストパフォーマンスを実現します。


<従来の決済端末の仕組み>



<クラウド集約型決済サービス『MPAC』の仕組み>



※『MPAC』の詳細は、2026年2月発表のプレスリリースをご参照ください。
https://mp-solution.com/news/2026/article-108-3-2-4-2/

■「S-Pitt Mobile」の特長
 「S-Pitt Mobile」は、上記『MPAC』の利便性に加え、飲食店の現場ニーズに応える3つの独自価値を備えています。

- 高速レシート発行: 58mmサーマルプリンターを内蔵し、120mm/秒の高速印字を実現。お客様をお待たせすることなく、その場でスムーズにレシートを発行できます。POS連携やご利用控えのデジタル発行(メール・SMS送信)にも対応し、ペーパーレス化も選択可能です。
- 取り回しやすいモバイル設計: 6.67インチのメインディスプレイと2.5インチのサブディスプレイを備え、片手で操作可能な390gの軽量設計。テーブル会計にも対応し、着席したままの洗練された決済体験を提供します。
- お店のブランドに溶け込む「店舗独自カスタマイズ」対応:端末ディスプレイや、端末から印刷されるレシートにお店のロゴマークや季節のオリジナルメッセージを表示させることができます。これにより、単なる決済機器ではなく、お店のおもてなしとブランディングツールとして活用できます。


 レシートレスの薄型モデル「S-Pitt Air」に対し、「S-Pitt Mobile」はレシート発行を必要とする飲食店・小売店など幅広い業態に対応します。また、あらゆる業態での操作性をさらに高める新UIを開発中で、2026年10月の提供開始を予定しています。
 なお、ハードウェア製造はXC TECH社(上海)、日本への輸入・保守はカードサービス株式会社が行います。

<「S-Pitt Mobile」製品仕様>



※「Android」は、Google LLC の登録商標です。
※料金は都度見積りとなります。
※「S-Pitt Air」は、2026年内に提供開始予定です。

■テスト導入店舗からの声
2026年5月~8月にかけて実施したテスト導入では、以下のような評価をいただきました。

阿吽グループ(株式会社AUN) ご担当者様
これまでは基本的にレジ横の据置型端末でお会計をしていましたが、『MPAC』導入後はテーブル決済をご要望されるお客様が多い状況です。以前は決済が重なるとお客様をお待たせすることが多く、またレジカウンターまでわざわざお越しいただくことも大変心苦しく感じていました。『MPAC』は複数台あるどの端末でも同時にテーブル決済ができるため、お食事後の大切な余韻やお店の雰囲気を損なうことなく、最後までスマートにおもてなしができるようになりました。また、直感的に操作しやすいため、外国人スタッフでもスムーズに利用できています。


■株式会社エム・ピー・ソリューションについて
エム・ピー・ソリューションは、NECグループと各電子マネー会社・クレジットカード会社と協力して提供する、無人機向けキャッシュレス決済サービス『JMMS』や、対面式キャッシュレス決済サービス『KAZAPi(かざっぴ)』などを中心として、決済インフラ導入支援、決済代行業務までを含んだソリューションを提供しています。また、2024年1月からは、自販機を活用したマーケティングサービス『ジハトク(R)』の提供も行っています。今後も、キャッシュレス決済サービスを軸とした取り組みで、安心・便利なユニバーサル社会の実現に貢献します。
※『ジハトク』はTOPPANホールディングス株式会社の登録商標です。

■サービス導入に関する問い合わせ先
お問い合わせフォーム: https://mp-solution.com/contact/

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