
- APACの旅行者の84%が、旅は気持ちのリセットに役立つと回答
- 9割が、予期せぬ事態が起きても、旅行をキャンセルするより旅行計画を調整することを選ぶと回答
- 旅行者の73%が現地ならではの体験を重視するほか、よりお得な選択肢を求めるなど、目的意識を持って旅行を計画する傾向が高まる
【2026年9月15日】
「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に、多種多様な宿泊施設や旅行体験、フライト、レンタカーを提供する世界最大級のデジタルトラベルプラットフォーマー Booking.com は、世界的に不確実性が高まる中、アジア太平洋(以下、APAC)地域の旅行者の旅に影響を与える感情面・経済面・社会面の要因を探る、新たな調査レポート「Travel Happiness Index(トラベル・ハピネス指数)」*を発表しました。APACの10市場、約1万人の旅行者を対象に実施した本調査では、旅行者にとって、何が旅を思い出深く、ストレスが少なく、価値あるものにするのかを明らかにしています。
「Travel Happiness Index」は、「良い旅において重要だと旅行者が考える要素」と、「何かを優先して選択する際に旅行者が最も重視する要素」という2つの側面から、旅行者の行動を分析しています。両者を分析することで、旅の幸福感は、旅行者が求める体験そのものだけでなく、その体験を安心して実現できる環境や気軽さによっても形づくられていることが明らかになりました。
■旅は喜びをもたらし、旅への期待も幸福感を高める
APACの多くの旅行者にとって、旅は今も大切な存在であり、その喜びは出発のずっと前から始まっています。APACの旅行者の実に98%(日本の旅行者(以下、日本):96%)が、旅行にポジティブな感情を結びつけており、旅は精神面や感情面のウェルビーイングにおいても重要な役割を果たしています。旅が気持ちのリフレッシュにつながることに加え、86%(日本:79%)が「楽しみにしている旅の予定があると気分が上がる」と回答。また、73%(日本:62%)が、旅への期待感が日々の生活における負担への対処に役立っていると答えました。旅行の計画そのものが期待感をさらに高める場合もあり、60%(日本:67%)が、旅行を計画するプロセス自体を楽しいと感じています。

一方で、旅行には負担が伴う面もあります。旅によって疲労感を覚える(APAC:29%、日本:40%)、限られた旅行時間を最大限に活用しなければならないというプレッシャーを感じる(APAC:20%、日本:12%)、慣れない環境に戸惑う(APAC:19%、日本:10%)、不安を感じる(APAC:17%、日本:27%)といった声も聞かれました。
こうした感情の傾向は地域によって異なります。旅行に際して不安や気がかりを感じると回答した割合が最も高かったのは韓国(79%)で、次いでインド(71%)、日本(64%)が続きました。対照的に、中国の旅行者は最もポジティブな傾向がみられ、半数以上(59%)が「そうした心配は感じていない」と回答しています。
今日の旅行者は、意味のある体験を求める気持ちと、旅への期待や移動・旅程上の事情、そして現代の旅行を取り巻くさまざまな現実とのバランスを取っています。その結果、体験そのものと同じくらい、よりスムーズでシームレス、かつストレスの少ない旅が重視されるようになっています。
■シンプルな瞬間にこそ「価値ある旅」を見出す旅行者たち
APACの旅行者は、予定を詰め込んだ旅程や「一生に一度は体験したいこと」を追い求めるよりも、旅先でのシンプルで意味のあるひとときに充実感を見出す傾向を強めています。自然の景色を楽しむこと(APAC:35%、日本:46%)、同行者と充実した時間を過ごすこと(APAC:28%、日本:16%)、おいしい食事や飲み物を楽しむこと(APAC:26%、日本:41%)が旅の満足度を高める要素として挙げられ、特に食は、日本、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムにおいて、旅の喜びをもたらす大きな要素となっています。
多くの幸せな旅の中心にあるのは「つながり」です。同行者や家族とのつながり、あるいは旅の途中で出会う人々や場所とのつながりが、旅の幸福感を形づくっています。とりわけ家族旅行は際立っており、APACの旅行者の59%(日本:52%)が「家族旅行が最も楽しい」と回答しています。
こうした「価値ある旅」の捉え方の変化は、旅行者が自分なりの価値基準を持って旅を計画する姿勢にもつながっています。 APACの旅行者の73%(日本:60%)が、地元の料理を味わったり、意味のある体験を旅に取り入れたりすることを重視すると回答し、67%(日本:60%)は、お得な旅行プランをもとに日程や旅先を選ぶと答えました。また、62%(日本:44%)が、休息やリフレッシュのための時間を増やし、旅先を存分に楽しむために滞在期間を延ばすと回答しています。
こうした、より目的意識を持った旅への流れは、宿泊施設選びにも影響を及ぼしています。バケーションホームやアパートメントなどのユニークな宿泊施設は、APAC地域全体で引き続き旅行者から支持されており、35%(日本:18%)が、こうした宿泊施設を選ぶ主な理由として「コストパフォーマンスの良さ」を挙げています。さらに29%(日本:11%)は、こうした宿泊施設に滞在することで、旅先をよりその土地らしい形で体験できると回答しており、訪れる地域のコミュニティや文化に、より深く触れることにもつながっています。
■不確実性は旅のかたちを変えても、旅そのものを止めない
異常気象(APAC:35%、日本:27%)、衛生・健康リスク(APAC:34%、日本:32%)、治安(APAC:34%、日本:31%)、物価上昇(APAC:30%、日本:17%)、政治的不安定さ(APAC:30%、日本:33%)への懸念が続く一方で、こうした要因が旅行を断念する決定的な理由となることは少なく、APACの旅行者は不確実な状況下でも旅への意欲を維持しています。
旅行費用は依然として重要な検討事項であるものの、多くの旅行者は、入念な計画やお得なプラン、自分なりの価値基準に基づいた選択によって、旅をより価値あるものにしようとしています。APACの旅行者の46%(日本:20%)が、以前と比べて旅行にかかる費用を負担できるという自信が高まったと回答しました。
予期せぬ事態が起きた場合でも、APACの旅行者の90%(日本:74%)は旅行を中止するのではなく、計画を調整して対応する姿勢を示しています。予定を変更する場合、最も多く選ばれるのは、似た雰囲気を楽しめる別の旅先への変更(APAC:27%、日本:21%)で、旅行の延期(APAC:18%、日本:14%)や旅行時期・期間の調整(APAC:17%、日本:15%)がこれに続きます。ただし、地域によって傾向には差があり、旅行を中止すると回答した割合が最も高かったのは日本(26%)でした。一方、タイの旅行者は旅への意欲が最も強く、旅行を中止すると回答した割合はわずか3%にとどまりました。
■信頼・テクノロジー・柔軟性が、安心して旅を計画・予約するための後押し
デジタルツールは、現代の旅行に欠かせない存在となっています。APACの旅行者の84%(日本:74%)が、デジタルツールによって旅の計画や予約がしやすくなったと回答しています。また、旅行者は、より多くの情報をもとに旅の選択をするために、テクノロジーを活用する傾向を強めています。72%(日本:55%)が、検索エンジンや予約プラットフォーム、AIを活用したツールなどによって旅の選択肢を探したり比較したりしやすくなったと回答し、68%(日本:48%)は、こうしたツールが新たな旅先や体験を発見するきっかけになっていると答えています。予約にあたっては、信頼が何よりも重視されています。予約プラットフォームは、旅行者が安心して旅を計画・予約するための重要な基盤となっており、9割近く(APAC:88%、日本:82%)の旅行者が、信頼できるプラットフォームを通じて予約することで、より安心して旅行を計画できると回答しています。旅行者が旅の計画や予約に伴う手間を減らし、旅の価値を最大限に高めるためにテクノロジーを活用する中、インスピレーションや新たな発見、安心感、シームレスな予約体験を提供するプラットフォームは、旅行者の計画を思い出に残る旅へとつなげるうえで、今後ますます重要な役割を果たすと考えられます。
ブッキング・ドットコムのアジア太平洋地域 マネージング・ディレクターであるローラ・ホールズワースは、次のように述べています。
「今回の調査から、APACの多くの人々にとって、旅は単に『日常から離れること』以上の意味を持つことが明らかになりました。旅によって気分をリフレッシュしたり、先の楽しみができたり、人とのつながりを取り戻したりすることができます。また、世界情勢の先行きが見通しにくい中でも、安心して新たな場所や体験を探し続けることにもつながっています。すべての人が世界をより身近に体験できるようにするという私たちの使命のもと、旅行者が安心して旅を計画・予約できるよう支援し、旅に伴う手間を減らしながら、本当に価値ある体験をより楽しめるよう取り組んでまいります」
* 本調査は、ブッキング・ドットコムの委託により、APAC10か国・地域の10,136名(内訳:オーストラリア1,011名、中国1,016名、インド1,015名、日本1,011名、ニュージーランド1,017名、シンガポール1,013名、韓国1,010名、台湾1,011名、タイ1,019名、ベトナム1,013名)を対象に、第三者調査機関が実施したものです。調査対象者は21歳以上で、2026年5月にオンラインで実施されました。
###
Booking.comについて
1996年にアムステルダムにて設立され、Booking Holdings Inc.(NASDAQ:BKNG)の一員として、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げています。多種多様な宿泊施設と移動手段を簡単かつワンストップで予約ができるプラットフォームを通して、世界中のお客様に思い出に残る体験を提供しています。また、ブッキング・ドットコムでは、ロイヤルティプログラム「Genius」に登録することで、世界中の数十万軒もの対象施設や対象のレンタカーで割引や旅行特典を利用することができます。詳細については、ブッキング・ドットコムの公式SNSアカウント (@bookingcom_jp)、もしくは https://news.booking.com/ja をご覧ください。









