スチームン株式会社(神奈川県真鶴町、代表取締役:藤田 健/熊澤 誠人)が運営する、真鶴港の魚市場2階のレストラン「真鶴 魚座(さかなざ)」は、2026年9月14日、グランドメニューおよびランチメニューをリニューアルしました。
リニューアルにあたってのテーマは、「真鶴の魚を楽しみ尽くす。」
これまで提供してきた真鶴ブイヤベースやフィッシュ&チップスなどに加え、新たに刺身、焼き魚、フライといった地魚料理を充実させました。
目指したのは、特定の魚種ありきで料理を考えるのではなく、「その日に真鶴港にある魚を、どうすれば一番おいしく食べてもらえるか」から料理を考えるレストランです。
刺身に向く魚は刺身に。焼くことで旨みが引き立つ魚は焼き魚に。揚げておいしい魚はフライやフィッシュ&チップスに。複数の魚介から出る旨みはブイヤベースやパエリアに。
有名な魚も、名前を知られていない魚も、その日の海の恵みとして楽しんでもらう。そんな港町ならではの食体験を提案します。

コースメニューの一例。その日によって使用する魚種が変わるパエリア、カルパッチョ、フィッシュ&チップス。
日本の海が変わる中、真鶴も例外ではありません
日本の水産業を取り巻く環境は、大きく変化しています。
水産庁によると、日本の漁業・養殖業生産量は1984年の1,282万トンをピークに長期的に減少し、2023年には383万トンと40年で約3分の1にまで減っています。(※1)その背景には、水産資源の状況や海洋環境の変化、漁業就業者・漁船の減少など、さまざまな要因があります。
真鶴も例外ではありません。
真鶴町の公表資料によると、町内の漁獲量は2011年度の2,399トンをピークに減少傾向にあり、2021年度には1,220トンとなっています。
こうした変化を、魚座では「漁師や漁港だけの課題」ではなく、魚を仕入れ、料理し、お客様へ届けるレストラン側も向き合うべき変化だと考えています。
海で獲れる魚が変わるのであれば、料理する側も変わっていく。
今回のメニューリニューアルには、そんな考えがあります。
※1: 出典「水産庁 令和6年度 水産白書内 [漁業・養殖業の国内生産の動向]」
※2: 出典「まなづるの統計2022(令和4)年版」

真鶴港の魚市場。真鶴 魚座は魚市場の2Fにある。
「魚種を決める」のではなく、「その日の魚から料理を考える」
「アジフライ」「サバの塩焼き」のように、魚種を固定した料理は、お客様にとって分かりやすい一方、その魚を継続的に確保する必要があります。
魚座が目指しているのは、その逆です。
「今日は何が揚がった?」から、料理を考える。
真鶴港の水揚げや仕入れに合わせて魚を選び、それぞれの特徴に適した料理に仕立てます。
今回のリニューアルでは、これまで魚座で提供してきたブイヤベースやフィッシュ&チップスなどのメニューに加え、刺身、焼き魚、フライを新たに充実させました。料理のジャンルを限定しないことで、使える魚の幅も広がります。
和食か洋食かではなく、「この魚をどう食べたら一番おいしいか」を出発点にメニューを考えることが、魚座のスタイルです。

真鶴 魚座の新メニューの一部
「今日の魚」を黒板で。魚が変わることも、港の楽しみに
魚座では、その日に使用している魚種を、店内に吊り下げた大きな黒板で料理ごとに紹介しています。
刺身定食には、今日は何の魚が入っているのか。
ブイヤベースには、どんな魚が使われているのか。
フィッシュバーガーやフィッシュ&チップスには、今日は何の魚を使っているのか。
水揚げや仕入れによって、黒板に書かれる魚の名前も変わります。
いつ訪れても同じ食材、同じ料理があることだけを価値とするのではなく、魚座が大切にしたいのは、
「今日は何の魚だろう?」という偶然性そのものを楽しむこと。
知らなかった魚の名前を知る。
初めての魚を食べてみる。
そして、その魚が刺身になったり、焼き魚になったり、ブイヤベースやフィッシュ&チップスになったりする。
そんな体験も含めて、「港で魚を食べる楽しさ」だと考えています。

その日に使用している魚種を料理ごとに紹介する店内の黒板。水揚げや仕入れに合わせて内容も変わります。
刺身からブイヤベースまで。料理の選択肢が、魚の選択肢を広げる
魚座ではこれまでも、真鶴の魚介を使った真鶴ブイヤベースやフィッシュ&チップスなど、さまざまな魚料理を提供してきました。
今回のリニューアルでは、そこに刺身、焼き魚、フライなど、日本人に馴染み深い魚料理を加えました。
さらに、港のパエリア、港のポキ丼、アクアパッツァ、フィッシュバーガーなどもラインナップ。
魚そのものを味わう料理から、煮込む、揚げる、スパイスを合わせる料理まで、さまざまな調理法を持つことで、魚種やサイズなどに応じて、その魚のおいしさを生かせる料理を選択できるようにしています。
料理の選択肢を増やすことは、魚の選択肢を増やすことでもあります。

お刺身定食

ブイヤベース

フィッシュバーガー

エスカペッシュ
低利用魚も、「今日のおいしい魚」のひとつに
こうした考え方は、低・未利用魚の活用にもつながります。
知名度が低い、サイズが不揃い、まとまった量が確保しにくいなど、さまざまな理由から十分に利用されていない魚であっても、「食材としておいしくない」とは限りません。
刺身には向かなくても、揚げるとおいしい魚。
単体ではメニューにしにくくても、ブイヤベースの中で旨みを発揮する魚。
その魚に合った料理を選ぶことで、活躍の場を広げることができます。
魚座では、低利用魚を「環境のために食べてもらう特別な魚」として扱うのではなく、その日に真鶴港にある、おいしい魚のひとつとして自然に料理へ取り入れていくことを目指します。
水産庁でも2026年7月、海洋環境の変化などにより水揚げされる魚種や漁獲時期が変化する中、低・未利用魚を含めた魚の価値向上や消費拡大を目指す「魅了ギョ・プロジェクト」を開始しています。

真鶴漁港で水揚げされたシイラ。低利用魚の代表格。

シイラが好適なフィッシュ&チップス
ランチの看板は、刺身・焼き魚・フライを一度に味わう「魚座定食」
今回新たにスタートしたランチの看板メニューが、「魚座定食」(3,000円・税込)です。
新鮮な刺身、香ばしい焼き魚、サクサクのフライを一つの定食に。
真鶴の魚を三つの異なる調理法で楽しめる、魚座自慢の“よくばり定食”です。
そのほか、お刺身定食(2,200円)、焼き魚定食(1,200円)、フライ定食(1,200円)も用意。使用する魚種や付け合わせは、時期や当日の仕入れによって変わります。
洋食系のランチには、真鶴ブイヤベース(2,200円)、魚介スープカレー(1,980円)、港のポキ丼(1,880円)などを用意しています。

魚座定食
海を眺めながら、ランチからカフェ、昼飲みまで
魚座は、真鶴港の魚市場2階に位置します。
大きな窓やテラスから真鶴港を眺めながら食事ができるのも、魚座ならではの楽しみ方です。
食事だけでなく、ソフトクリームやコーヒーなどのカフェメニュー、生ビールなどのアルコール類も用意し、ドリンクのみでの利用も可能です。
「しっかり地魚を食べたい」「港を眺めながらコーヒーを飲みたい」「昼から海を見ながら一杯飲みたい」。
真鶴を訪れた人が、それぞれの過ごし方で気軽に立ち寄れる場所を目指します。

港の見えるカウンター席
最大100名までの団体利用にも対応
今回のメニューリニューアルに合わせて、グループや団体で利用しやすい体制も整えました。
最大40名までの団体利用に対応し、コース料理や飲み放題メニューも用意。
企業・団体の懇親会、グループ旅行、旅行会社によるツアーの昼食など、真鶴を訪れる団体のお客様にも利用いただけます。
魚座では、真鶴観光と「食」をつなぐ場所として、個人旅行から団体旅行まで幅広く受け入れていきます。

100名までの団体も受け入れ可能な広々とした店内
魚市場の真上で、「今日の真鶴」を食べる
魚座があるのは、真鶴港の魚市場2階。
その日の海から揚がった魚を見て、料理を考え、お客様に食べてもらう。
そして、お客様には黒板を見ながら「今日はこんな魚があるんだ」と楽しんでもらう。
有名な魚も、まだ名前を知られていない魚も。
刺身でも、焼いても、揚げても、煮込んでも。
魚座は、いつでも同じ魚が並ぶレストランではなく、その日の真鶴の海を楽しめるレストランを目指します。
今日は何の魚だろう?
そんな小さな楽しみをきっかけに、真鶴の魚や漁港そのものにも興味を持ってもらえればと考えています。

魚市場と真鶴 魚座
店舗概要
店舗名:真鶴 魚座(まなづる さかなざ)
所在地: 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1947-2 真鶴魚市場2階
営業時間:月曜日~水曜日 11:00 - 17:00/金曜日~日曜日 11:00 - 22:00
定休日:木曜日
電話番号:0465-46-9268
公式サイト:https://sakanaza.jp
Instagram:@sakanaza_manazuru
スチームン株式会社スチームン株式会社(STeaMN, Inc.)
設立年月:2019年7月
ホームページ:http://steamn.jp
所在地:〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩812-8
事業内容:グランピング施設の企画・開発・運営
ネイチャーアクティビティの企画・開発・運営
代表取締役:熊澤 誠人、藤田 健









