持続可能な社会づくりへの取り組みを発信するフラッグシップ店舗
モスバーガー原宿表参道店に分身ロボット「OriHime」を導入
モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービス(代表取締役社長:中村 栄輔、本社:東京都品川区)は、株式会社オリィ研究所(代表取締役所長:吉藤 健太朗、本社:東京都中央区)と協力し、分身ロボット「OriHime」※1(オリヒメ)を、2022 年 7 月 11 日(月)から 9 月末までの期間(平日のみ)※2、「モスバーガー原宿表参道店」に導入します。
※1「OriHime」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
※2 8 月中はお休みとなります。
当社では、時代にあったモスバーガーらしいホスピタリティの形を追求し、テクノロジーを活用しながら、人ならではのあたたかみのある接客について研究を続けています。2020 年 7 月に、オリィ研究所と協力し、「OriHime」を介してパイロット※3と会話しながらゆっくりと商品を注文できる「ゆっくりレジ」等の実証実験を「モスバーガー大崎店」で実施しました。「OriHime」は、子育てや介護、身体障がいなどの社会的ハンディキャップにより外出困難な人の分身として、遠隔地であってもコミュニケーションを可能にする分身ロボットです。また、オリィ研究所は「人類の孤独をリレーションテックで解決する」というビジョンのもと、外出困難な人々の社会参画を目的にサービスを展開しています。
※3 パイロット:OriHime を分身としてリモートで会話や動作を行う人のことです。
今回「OriHime」を導入する「モスバーガー原宿表参道店」は、当社の持続可能な社会づくりへ向けた取り組みを発信するフラッグシップ店舗として、2021 年 12 月にオープンしました。店舗の内装には、障がいのある方々の作品をデザインとして採用し、アートギャラリーのような空間を演出しています。また、当店で働く社員は「ユニバーサルマナー検定※4 3 級」を取得することで、高齢者や障がいのある方、ベビーカー利用者、外国人など多様な方々への接客時に適切なサポートができることを目指しています。今回の導入では、時間限定(平日 14:00~17:00)で「OriHime」を 1 台設置し、お客さまへの商品お渡しのフォローやお声かけを行います。
※4 多様な方々に向き合うためのマインドとアクション(ユニバーサルマナー)を体系的に学び、身につけるための検定で、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会が認定しています。
これまで「OriHime」の実証実験は「モスバーガー大崎店」のみで行っていましたが、今回の「モスバーガー原宿表参道店」でのテスト導入により、今後の複数店舗での導入に向けた検証を行ってまいります。
実施期間中は大崎店で活躍中の 8 名のパイロットにご担当いただく予定です。「OriHime」のそばにパイロットのプロフィールを紹介する案内掲示を設置することで、お客さまとパイロットのスムーズな会話を促します。
<主なパイロットプロフィール>
■酒井麻椰さん(パイロットネーム:まやちゃん)
兵庫県在住で 25 歳の"まや"と申します!好きなことはお笑いを見たり、ジャニーズを見たりすることです。脊髄性筋萎縮症(SMA)という神経性の難病のためひとりで外出することが難しい状態ですが、こんな素敵なお店で働けることにワクワクしています!モスバーガーの”看板娘"になれるよう、精一杯頑張ります!
■高橋 茜さん(パイロットネーム:Akane さん)
秋田県在住です。大学を卒業してすぐ 慢性疲労症候群(ME/CFS)という病気になり、 OriHime パイロットになるまではずっと自宅療養をしていました。仕事を始めてからは毎日が新鮮でとても楽しいです。 最近、家族が後輩として働くようになりました。
当社では「人間貢献・社会貢献」の経営理念のもと、SDGsの取り組みを強化しています。今回の取り組みを通して、17 の目標のうち⑧「働きがいも経済成長も」⑨「産業と技術革新の基盤をつくろう」⑩「人や国の不平等をなくそう」の 3 つの目標を通じて社会貢献を進めます。リモート環境でできる業務を生み出すことで、社会に貢献できるチェーンを目指します。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_220706_1.pdf