ツキノワグマによる被害防止のために~山菜採りの方は特に注意が必要!~
発表日 2022年4月26日(火曜日)
春は、クマが冬眠から覚め、食べ物を求めて活発に活動します。
県内の山はクマの生息地であり、どこの山でもクマと出遭う可能性があります。
特に、ゴールデンウイーク前後は、山菜採りのため山に入る機会が多く、子育て中の親グマに人が襲われる事故も発生しています。
山菜採りの方は、道のない見通しの悪いやぶの中を山菜を求めて歩くため偶発的にクマに出会う可能性があります。
このため、人がクマに対す準備をする必要があり、鈴やラジオなど音の出るものを鳴らすことはもちろん、クマ撃退スプレーの携行や頭部や顔面を守るためのヘルメットの着用、非常用にナタなどを携行するようお願いします。
山では、クマに出遭わない対策をしましょう!!
1.朝夕は山中に入らない
クマは朝夕に活発に動きます
2.鈴、笛、ラジオなど音が出るものを携帯し、クマに自分の存在を知らせる
クマは聴覚や嗅覚が人より優れているため、人の接近をいち早く察知し、人を避けます。
3.グループで行動する
緊急時に対応できるように山中では単独行動を避け、グループで声を掛け合って行動しましょう。
4.山菜採りはほどほどに
山菜はクマも好物です。山菜の多いところにはクマもいることが多いので、足跡や糞などを見つけたら引き返しましょう。
5.子グマを見たらそっと立ち去る
近くには必ず母グマがいます。子グマがかわいいからといって近づくと、母グマは子グマの危険を感じて人を攻撃することがあります。
6.不測の事態に備えて
注意をしていてもクマと近距離で出会う場合があります。
ヘルメットを着用すると頭部の被害を軽減することができます。
接近するクマにはクマ撃退スプレーが効果的です。
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お問い合わせ先
部局・担当名 | 電話番号 | 担当者 |
|---|---|---|
生活環境文化部 自然保護課 野生生物係 | 076-444-3397 | 利田、小塚 |









