【新型コロナウイルス感染症対策本部】「ワクチン・検査パッケージ(VTP)制度」の具体的な内容について(VTPの活用を希望する飲食店等の「県への登録」の申請を受け付けています) 2021年12月20日
令和3年11月19日に政府対策本部において決定された「ワクチン・検査パッケージ(VTP)制度」は、新型コロナウイルスの感染が再拡大し、緊急事態宣言等が発出される状況でも、感染リスクを低減させ、経済活動を維持するため、飲食、イベント、移動の「3分野」において、この制度を活用することにより、「緊急事態措置」や「まん延防止等重点措置」等による「飲食やイベント時の人数制限」や「県をまたぐ移動の自粛要請」を「緩和」するものです(具体的な行動制限と緩和の内容については下記の一覧表をご覧ください。そのほか、緊急事態宣言に伴うカラオケ店への休業要請も、VTP活用で緩和(収容率上限50%でカラオケ提供可)できます)。
なお、この制度は、大学の部活動等を除いて「学校活動」には適用されないほか、感染急拡大に伴う「医療逼迫の場合」等には、政府や県の判断で「適用が停止」されることもあります。
また、飲食については、まん延防止等重点措置の適用前でも、感染拡大傾向にある場合には、県が人数制限を要請でき、VTP制度はその場合にも適用されます。
この制度を活用するにあたって、飲食店やイベント主催者等の「事業者」の皆様に求められる項目は次のとおりです。
(1)「ワクチン・検査パッケージ(VTP)制度」を適用する旨の県への「登録」(現在、飲食店及びカラオケ店の登録申請を受け付けております(申請はこちらのサイトから)。登録店舗には県が配布する「登録店ステッカー」を提示していただくとともに、県HPに店舗名を掲載させていただきます。なお、県をまたぐ移動を伴うツアーや宿泊サービスを提供する旅行業者や宿泊業者の皆様は観光庁への登録が、部活動等を実施する大学等の皆様は文部科学省等への報告が必要です)、
(2)利用者に対する「ワクチン接種歴」又は「陰性の検査結果」(PCR検査等(LAMP法等の核酸増幅法、抗原定量検査を含む)及び抗原定性検査)の確認のほか、
(3)「飲食店」等の場合には、「第三者認証制度」の適用、すなわち本県では「感染拡大防止ガイドライン実践店ステッカー」の掲示、
(4)「イベント主催者」(参加人数5,000人超かつ収容率50%超のイベントのみ)の場合には、イベント開催の2週間前を目途に「感染防止安全計画」を策定して県に提出し、確認を受けること(これにより(1)の登録を行ったことになります)。
一方、「利用者」の皆様に求められる項目は、次のとおりです。
(1)「ワクチン接種証」又はその写し(スマホの画像やアプリ(デジタル庁のワクチン接種証明書アプリはこちらのサイトから取得できます)でも可)と、「身分証」(運転免許証、マイナンバーカードなど)の事業者への提示、
(2)あるいは、イベント等に際し、事業者が自らその場で実施する検査を受ける場合を除き、PCR検査や抗原定性検査等の「陰性の結果通知書」と、身分証の提示
なお、「ワクチン接種歴」については、2回目の接種から「14日以上」が経過していることが必要で、「陰性の検査結果」についても、PCR検査では「検体採取日から3日以内」、抗原定性検査では「検査日から1日以内」が有効期間とされており、また、「概ね6歳未満の未就学児」は、親等が同伴すれば「検査は不要」であるほか、「県をまたぐ移動」に際しても、旅行業者や宿泊業者のサービスを受けない場合には、事業者による確認は不要です。
県内でPCR検査等の「自費検査」を提供している機関は、厚生労働省のHPで紹介されています。また、抗原検査キットは薬局で購入可能です(ただし、この制度で活用できるのは薬機法の承認を受けている医療用キットに限られます)。
現在、県内ではVTPを活用するような行動制限は実施されておりませんが、現時点でも、政府や県の実施する行動制限とは関係なく、民間事業者の皆さんが、様々なサービス等において、VTP制度に準じて、利用者のワクチン接種歴等を活用すること(例えば、ワクチン接種者への割引サービスなどの実施)は、原則として自由です(県への登録等も不要です)ので、ぜひ積極的な活用をご検討ください。
また、県では、「ワクチン・検査パッケージ制度」および民間事業者等が自主的に実施するワクチン接種歴または検査陰性の確認のために必要な検査を無料とする事業の準備を進めており、この無料検査を受けられる薬局等の検査実施事業者(VTPを活用する飲食店・カラオケ店やイベント主催者等が自ら検査を実施する場合にも、この事業に応募することができます)については、 12月下旬から順次、県ホームページ等で公表する予定です。
内閣官房の「国民の仕事や生活の安定・安心を支える日常生活の回復」特設サイトにVTP制度が詳しく紹介されておりますので、こちらもご参照ください。
- ワクチン・検査パッケージ制度要綱(令和3年11月19日新型コロナウイルス感染症対策本部) (PDF:359 KB)
- ワクチン・検査パッケージ制度の実施に係る留意事項について(令和3年11月19日内閣官房事務連絡) (PDF:2 MB)
- 飲食店における感染防止対策を徹底するための第三者認証制度の導入について(改定その2)(令和3年11月19日内閣官房事務連絡) (PDF:2 MB)
- イベント開催等における感染防止安全計画等について(令和3年11月19日内閣官房事務連絡) (PDF:5 MB)
- 旅行業・宿泊業におけるワクチン・検査パッケージ運用ガイドライン(令和3年11月19日観光庁) (PDF:779 KB)
- 緊急事態措置区域及び重点措置区域での大学等の部活動・課外活動における感染リスクの高い活動の制限又は自粛の緩和について(11月22日文部科学省等事務連絡) (PDF:183 KB)
- 基本的対処方針(令和3年11月19日政府対策本部決定) (PDF:2 MB)
- 基本的対処方針の見直しのポイント(行動制限緩和) (PDF:308 KB)
- 基本的対処方針に基づくイベントの開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等について(令和3年11月19日内閣官房事務連絡) (PDF:3 MB)
ワクチン・検査パッケージ等検査促進事業実施事業者の募集について
「とくしまアラート」を、政府分科会「新たなレベル分類の考え方」に対応して改定しました ~ 第70回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催結果について ~
11月21日から本県における飲食、イベント、移動に関する「行動制限」を緩和しております(イベントの制限緩和に係る「感染防止安全計画」の提出を受け付けています)
11月24日の「ドリンクラリー2021 限定解除へ挑戦!!」において「ワクチン・検査パッケージ」に関する技術実証を実施します
令和3年度秋の阿波おどりイベントにて「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証を実施します
政府が実施する「ワクチン・検査パッケージ」に関する「技術実証」について、徳島県から提出した案件4件が選定されました
新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)に係る職域接種について
新型コロナウイルス感染症変異株スクリーニング検査の状況について
【新型コロナウイルス感染症対策本部】「不織布マスク」は布マスクやウレタンマスクよりも効果が高いことが示されています。不織布マスクの着用をお願いします。
【1/31(月)までに徳島県へ帰省される方は、事前のPCR検査を無料で受けていただけます
【1/31(月)までに本県へ帰県される帰省中の大学生等の方は、帰県される前にPCR検査を無料で受けていただけます
飲食店(新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン実践店)向け「抗原定性検査」について(無料で検査キットを配布します)
宿泊施設(新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン実践店)向け「抗原定性検査」について(無料で検査キットを配布します)
飲食店・宿泊施設を利用するなら「コロナ対策三ツ星店☆☆☆」でお願いします。
全国から徳島県内全域、及び京阪神3府県から県内主要観光地等への「人流」の状況